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マイナスイオン、スカラー波、ダイエット、血液型性格判断、波動、水からの伝言、ゲーム脳、天変地異への不安、あやしいニュービジネス、シンクロニシティ、陰謀論などについて科学っぽいけど実際どうなのというところを対話形式で軽快に論じた本。
知ってる人には物足りないだろうし、信じている人には典拠が示されていないので不満になりそう。
でも、居丈高に否定しにかかってもいないのでなんとな〜く信じてる人には少し考えてみる機会を与えるかもしれない。
4章での分かりやすい二分法に僕らは弱いというのは、信じる信じないに関わらず心に留めておいていいものだろう。
何かとすぐに解答を欲しがってしまうために誰かがまともそうなことを言うと容易に飛びつく現代人、さらにそれが"いい話"だったり"コワい話"だったりするとなおさらのようだ。
そこでほんの少し立ち止まって自分で考えてみるという習慣をつけることがやはり重要で、そういった大切さを言外にこの本は示しているのかなとも思う。
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「おかしな科学」
著者 渋谷研究所X+菊池誠
p264より引用
"今すぐ選ばないと損するみたいに思いがちですけど、
本当に損することなんてめったにない。"
近年一度は耳にした事がある科学的っぽい話を、
掛け合い漫才のような調子で取り上げつつも、
まじめな議論で締めくくる科学読み物。
上記の引用は、
現在の結論を急ぎすぎている感のある状況に対しての一文。
慌てて結論を出そうとするから、
どうしても手軽な方法に流れてしまうのでしょうか。
ダイエットに関しては、
私も色々手を出してしまったことがあります。
1999年が終わって10年が経つけれども、
全く減ることの無いトンでもない話に、
今後対処していく為の足場としての一冊に。
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『科学の振りするからこそ悪質。みんな根拠がありそうだと信じてしまう。』
マイナスイオン、スカラー波、波動、シンクロニシティ、ゲーム脳。現代に蔓延る疑似科学知識を対話形式で面白可笑しく否定している。まあ、どの分野についても、学者によって諸説があるわけだから、エッセイの類に含まれるのかな。本書の趣旨によるなら、この本を読んだまま鵜呑みにする時点で、新たなアセンションを生むことになるだろうし。ただ、一応純粋な自然科学や確率論に立脚して話を進めてる点で、比較的普遍性のある内容に仕上がっていると感じた。読み物としては、普通に中々面白い。
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漫才調の掛け合いでニセ科学、陰謀論などのネタを扱い、なぜだまされるのか、どうすれば良いのかを論じる。面白かった。こりん星人ネタは鉄板だな。「クオリア芸者」って呼び名も超ツボに入ったww。
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詐欺師ハンドブック トランスワールドジャパン
黒柳徹子のユニセフ東京事務所とアグネス・チャンの日本ユニセフ協会は別団体
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ニセ科学に対する知識を得ようと思うには、ちとモノ足りぬ。
脱力系トークバトルってことで、ちと迫力が足りぬ。
テーマは好きなのですが、構成がバチッとはまりませんでした。
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やはり怪しいものは怪しい。科学的なエビデンスに見えて、主観丸出しだったりするとどうとでもなるし。
目に見えないものに対して盲目的になるのは仕方ないのだけど、判断するリテラシーを僕だけではなくせめて家族には身につけさせたいな。
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個人的に好きで何種類も読んでいる、エセ科学本。
採り上げられている話題はオーソドックスだけど、二人の掛け合いで話が進んでいくので、読みやすくて面白い。
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テレビでやってるから
雑誌に載ってるからって
必ずしも事実だと思っちゃいかんよ。
世の中お金儲けしたい人多いし
これも自民党政権が長かったせいかのう。
ニュース番組内の占いコーナーも、もういい加減やめてくんないかなぁ。
朝6~7時台の報道番組で占いをやってるのって、どうかと思うよ。
それにしてもこの本、テイストがずっと同じせいか
飽きる、ダレる。