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京都ブックトークの会の方々のブックトーク実践集。
もうね、読んで惚れ惚れしました。こんなすごいこと、私にできるのだろうかと不安にもなりました。口下手話下手なもんで。
でも読み進めていく内に、その場しのぎのアドリブなんかじゃなくて、きちんと原稿があって構成されていることがとてもよく分かりました。そして何より、こんな面白い本皆に教えたい!という気持ち、それが大事なんだと分かりました。
構成のやり方もしっかり記述しているので勉強になります。
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ブックトークの勉強のために読んだ。
ブックトーク経験がないため、どのようなものか、どのように行われるのかすらわからず読んだので参考になった。
子供たちに、いかに楽しく本に興味をもってもらうかがポイントかなと思った。
読みながら、自分自身「この本読んでみたい」と思わされるものもあり、楽しく読めた。
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私は自分の子供達の小学校で読み聞かせボランティアに参加しています。
小学校に読み聞かせ講師の方を招いた短時間講習会に出たことはありますが、基本的に自己流で、選び方とか読み方とかほぼ気にせずやってます。
さらに時間が朝なので、明るく楽しい物を選ぶことが多く、テーマはまるで考えてません。
高学年には読み聞かせが難しく(短いと物足りない、長いと間延びする、短編とかを一方的に読むだけだと伝わっているのか…?)、それならこちらが読むよりも本の紹介がいいかなあなどと思いブックトークの本を借りてみました。
…すみません、私ブックトークというものを全くわかってなくて、漠然とテーマに合った本を紹介するのかと思ってました…。
【ブックトーク】
テーマに沿って何冊かの本を組み合わせて紹介し、聞き手を読書に誘う方法の一つで、本を読むことは楽しい、興味あることだと伝えること
こちらの本では、「テーマに沿った紹介」も大事だけれど、「聞き手に読書の楽しさ・読書で知る喜びを伝えることを大切に」としています。
例えば視覚障害者理解のブックトークの場合。
まず目の錯覚の絵本や、暗闇絵本から「普段自分が見えているものとは違う見え方がある」「あるはずのものが見えない」ということを自分でわかるような本、そして「点字」の本、そして「視覚障害者のお話」「盲導犬の本」など、実際の視覚障害者の本を紹介する。その途中でアイマスクをして物を触ってもらったり、ジュースを飲んでもらったりして、目からの情報がないと実際にどう感じるのかを経験してもらう。ということ。
その他、大人向けのブックトーク、大人と子供のコミュニケーション向けのブックトーク、テーマからつないで広げてゆく方法など、本の楽しさを身を持ってわかってもらう実例が挙げられています。
大人の読書会でのテーマ本紹介形式のもののような感じでしょうかね。
テーマ「ホラー」だとして、怪物などに追いかけられる本、人間心理の恐ろしさが出ているお話、昆虫図鑑を紹介して「私にとってはゴキ○○の写真はホラーです!」と紹介する、というように、どんどん連想広げてゆくような。
まあもし自分がやる場合は、もっとブックトーク本を借りて、最初はそのまま真似してやってみるわ…
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「長年研鑽を積まれてきたボランティアグループが執筆した本です。主催された連続のブックトーク入門講座の記録がきめ細かく報告されていて、とても参考になります。」
(『司書と先生がつくる学校図書館』福岡淳子 著より)