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「プレイフル」という言葉が個人的にとても気に入った!
特に「紙コップのメッセージ」には感銘を受けた!
まだわからないところが多いが、
ワークショップを学ぶ入り口としては良いと思う!
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改めて見てみるとすごくいい本。今日、ある失敗により深く反省&ネガティブになっていたけど、この本をパラパラ見て、失敗は成功のもとマインドを少し取り戻した。
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あんまり「思考法」と名のつく本は読まないのですが、認知科学や「学習環境デザイン」専門の方の本で、ダンナもすすめるので読んでみた。学習環境デザインといえば、ラーニング・コモンズの環境設定などにも関連します。この本は、そちら向けの本ではなく、その知見を仕事にも応用しようという話。プレゼンの方法など、色んなアイディアがあって、なるほどねえ、と思うことがたくさんあった。しかし私は、けっこう普段から楽しく仕事をしているので(楽な仕事をしている、という意味ではありませんよ!)、ああ、そうだねえ、くらいの感じだったかも。すみません、「こう考えたらこうなりますよ」みたいな話にはどうも違和感があるもので・・・。仕事って、自分のためじゃなくて、仕事の結果を必要とするもの(人や人に限らない受け取り手)のためにやる、っていうのが究極の目的なわけで、自分を成長させようよ、が目的のようになると少し違う気がするんです。よりよいものを提供するためには、絶対自分の成長が必要なわけですけど。意識が内に向いてるか、外に向いてるかの違いでしょうか?どちらがいい、悪いって話でもないのでしょうけれど・・・。立て続けに仕事に関する本を読んで、あれこれ考えているところです。
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著者の上田信行氏はハーバードの大学院で教育学を修め、現在は同
志社大学で教える教育学者。専門は学習環境のデザインとメディア
教育だそうですが、企業や個人向けにワークショップを数多く主催
してきた実践家でもあります。このため、軽めの一冊ながら、適度
なアカデミックさと実用性を兼ね備えた内容に仕上がっています。
本書で言う「プレイフル」とは「物事に対してワクワクドキドキす
る心の状態」のこと。なぜワクワクドキドキが重要かと言うと、そ
ういう状態の時に人は最も深く学ぶから。そして、ワクワクドキド
キできる心の状態は、「どんな状況に置かれても、自分とその場に
いる人やモノを最大限に活かして、新しい意味を創り出そうとする
姿勢」から生まれると著者は言います。
要は、自分の目の前にある状況をどう認識し、そこからどういう意
味を作り出せるかが重要だということです。目の前の状況に押し潰
され、無力感に陥ってしまうのではなく、自分を成長させてくれる
良い機会だとワクワクドキドキしながら前向きに立ち向かっていく。
それがプレイフルに振る舞うということで、誰でもその気になれば
身につけられる振る舞いだと著者は言います。
その時に重要になることの一つが「他者の存在」をどう勘定に入れ
るかということです。自分一人ではできないことでも、「あの人と
だったらできそうだ」と思えるときがあります。というか、たいて
いの物事はそうでしょう。「他者含みの自信」が自己の領域を広げ、
自分の憧れの世界に到達できる可能性を高めるのです。このことを
「憧れの最近接領域」という素敵な言葉で著者は表現します。
他者の力を借りることでできることが増えるだけでなく、自分が潜
在的に持つ成長の可能性までをも伸ばすことができるということを
身をもって実感するのは仕事の場面においてではないでしょうか。
つまり、職場は大人にとっての学びの場であり、働くことは学びそ
のものだと言えるのです。このような労働観が当たり前になれば、
社会はもっとプレイフルでハッピーなものになります。
毎日をワクワクドキドキに満ちたものにするために、是非、読んで
みてください。
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▽ 心に残った文章達(本書からの引用文)
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「世界とはこういうものだ」とあなたが感じている世界は、見方を
変えればいくらでも違った世界に見えてくる。つまり、あなたの認
識によって世界を作り変えることができる。
「実践する」⇄「振り返る」というプロセスを繰り返しながら、人
は学んでいくと考えられる。
「困難」を意味する英語に「ハードシップ(hardship)」という言
葉がある。これに対して、困難を乗り越えるときに感じる楽しさの
ことを「ハードファン(hard fun)」という。ハードシップだけで
は、人生はただつらいものになってしまう。それではつまらない。
人生を楽しく豊かなものにするためにもプレイフル・シンキングで
もってハードシップをハードファンに転換し、プレイフルに成長し
ていけることを読者に伝えていきたいと思う。
楽しさこそが学びのプロセスを深化させていく。楽しいことこそが
本質なのである。
①プレイフルとは、真剣に向き合うこと
②プレイフルとは、柔軟であること
③プレイフルとは、協調のためのエンジン
④プレイフルとは、実現できそうな予感にワクワクすること
変化を怖れる人は、「努力しても自分は変わらないのではないか」
と思い、変化を楽しめる人は、「努力すればいくらでも変われる」
と思う傾向がある。
「よく見せたい」よりも「よくなりたい」と思う気持ちが、あなた
を成長させていくのである。
可能性は状況の中にあると考えてみてはどうだろうか。可能性とは
あなたという「個人」だけに備わっているものではなく、あなたを
取り巻く「状況」に埋め込まれているという考え方だ。(中略)
「あなたひとりでどれだけのことができるか」という視点ではなく、
「あなたはこの状況をどれだけ活用できるか」、そして「他者とど
れだけ恊働できるか」という視点が重要になってくるのである。
こうした他者との恊働によって開拓できる領域のことを、僕は「憧
れの最近接領域」と呼んでいる。自分ひとりで憧れを目指すよりも、
信頼できる仲間と一緒に目指したほうが、より憧れに近づくことが
できる。
心のゲージを自由にコントロールして、環境や状況に対して適応的
に振る舞えることが、プレイフルであるということであり、人とし
て成熟しているということではないかと思う。
教育の現場では、教師が子どものうしろからそっと手を添えて、子
どもの学びを手助けすることがある。これを「足場をかける(足場
つくり:scaffolding)」という。
僕たちが「失敗」と名づけているものは、じつはある時点での「現
象」にすぎないと考えることができる。(中略)本当の失敗とは、
その時点で前に進むのをあきらめてしまうことなのではないだろう
か。
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●[2]編集後記
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東京は梅雨が明け、暑い日々が続いています。が、どうも今年の太
陽には力がありません。富士山の雪もまだ残っています。
実は今年は太陽に黒点が現れていないようです。このような状態は
1913年以来とのことで、今年は100年ぶりの太陽の活動極小期だそ
うです。何か嫌な予感がするのは私だけでしょうか。
昨日は夕焼けが綺麗でしたが、そういう目で見るせいかどうも何と
なく秋っぽい。それでも久方ぶりの夕焼けなので、娘に夕陽を見せ
てやろうと自転車を走らせていたら、東の空に大きな虹が2つも出
ているのに気づきました。虹を見たのは何年ぶりのことでしょう。
大きくてくっきりとした虹がビルの谷間から立ち上がる���に、「あ
あ、虹ってこんなに綺麗だったんだなあ」と素直に感動しました。
やはり虹に気づいた人達が、空を見上げていました。皆、一様に携
帯を構えているところが現代的ですが、皆で空を見上げ、虹を見て
いる姿はなかなか良いものだなと思いました。
いったいあの時間に、何人の人が虹に気づき空を見上げていたのか
はわかりませんが、見ず知らずの人々が、確かに同じ時刻に何かを
共有していた。その事実に心が動かされます。
娘も、初めて見る虹に興奮していました。娘の目に虹がどういうも
のに見えたのかはわかりませんが、寝る前にも虹の話をしていたの
で、きっと忘れ難い体験だったのでしょう。
虹には人の心をワクワクさせる力がありますね。
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仕事に対する考え方が少し変わった。仕事がつまらないから辞めようかとか、うまくいかないとか悩んでいる人は一読の価値あり。
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私のWSの歴史はこの本から始まりました!出会いは上田先生にこの本を渡され3日で読んでねといわれ、しかも大事なところには、線を引いてきてね。といわれました!笑 今思えばなんたるむちゃぶり!
でもとってもこの本にインスパイアされて、学ぶことの楽しさを知ることができました。
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雑誌の書評か何かで知って購入。結果的には満足する内容だった。
仕事を楽しむ。望ましくもなかなか出来ないその事をメンタル、実践の両面で伝えられ、今の自分の状況も重なり参考になった。
もっと若いうちに読みたかった良書だと思う。
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あーー、この本に書いてること、めっちゃ大事。見に染みすぎて、半笑いで一気に読了。久しぶりの星5つ。ちゃんと実践しないと意味ないね。
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学びの本質はinstractionではなくconstractinn。『実践する』⇄『振り返る』。憧れの人に近づいて自分の領域を広げよう。It's cool!の賛同。
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学問として成り立つ話題を、話の進め方(章立て)・平易な文章・かわいい4こまで、とにかくわかりやすいく書いている。一気に読めました。思考法とか性格について、いろいろなカタカナ語があるけれど(クリティカルとか、アクティブとか)、「プレイフル」という言葉がワクワクを誘って心地よい。仕事だって、プレイフルでよいんだ。
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見方を変えればいくらでも違った世界に見えてくる。認識によって世界は変えられる。
プロとしての存在価値は専門的知識や技術をもつことにあるのではなく、そういった蓄積されたものに安住するのではなく、状況に応じて自分を進化させイノベーションを生み出すこと。
自分の夢を実現させるための仕事から学ぶ
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あっという間に読み終えました。
仕事を楽しくし、前向きに生きていくためのヒントがたくさん詰まった一冊でした。
詳細は→http://manabiai.g.hatena.ne.jp/aoqsk2630/20130305/1362488926
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楽しく仕事は正直できてないが、どうせやるなら楽しみたいです。
本を読んで楽しそうだなと思えているんだから、楽しもうとする余地はあるんじゃないかなと前向きに考えてみる!
いまの仕事だけの話ではなく、将来長い目で働くことを考えて☆
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一般書に多くみられるような、いわゆる自己啓発本とは違います。
キャロル・ドゥエックの認知的動機づけ理論、
ピアジェの構成主義、
アン・ブラウンのメタ認知、
ドナルド・ショーンの省察的実践家論、
分散認知などの状況的学習論、
ヴィゴツキーのZPD論、
ジョン・デューイの教育思想(本書では言及してないが、間違いなく影響を受けている)
・・・etc
など、数多くの近年のトレンディーかつラディカルな教育学や認知科学、発達心理学の知見を著者の独自の視点でかなり噛み砕いて、職場の学びに適用しようと試みた本です。
これらの理論に共通しているのは、これまでの伝統的な理論や思想を問い直そうとしている点にあるのではないだろうか。
(例えば個体主義的な動機づけ論、行動主義的な学習観、従来の実践家像など)
著者も、これまでの仕事やそこに生起する大人の学びに対する見方をプレイフルという概念で問い直そうとしているのだと思う。
私は、モチベーションのような、一般的には個人のやる気の問題に還元されそうな個体主義的な発想ではなく、仕事や考え方の「意味づけ」の問題として捉えている点に共感を覚えました。
そして、個人的には、信念対立の問題をどう克服するか、その上で協働をどう実現するかといった話が抽象論ではなく具体ベースの事例で解説されていたのがとても面白かったです。
さらに、後半は著書の独創的な実践が紹介されているが、その新奇的かつラディカルな実践は、圧巻である。
ただし、硬直化・カプセル化した組織をプレイフルにするには、政策的・制度的条件もクリアしなければいけないという現実的な問題がこれからの課題であろう。(例えば官僚組織がそんなに簡単にプレイフルになれるだろうか笑)
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マイナス思考になった時は幽体離脱をしてみよう。: Meet Up 大阪 @ blog
http://meetuposaka.seesaa.net/article/369348688.html