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同居している女2人の話。
うん確かにどっちも変。
ページ数は少ないんだけど
長編を読んだような疲れが。
【図書館・初読・8/11読了】
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おっぱいだけがアイデンティティの巡谷と、変な日田の2人暮らし。
2人ともあまりにめちゃくちゃでぶっ飛びすぎていて、ぽかーんって感じ。
外れた考えを持ったひとの、誰とも通じ合えない孤独をほんの少しだけ考えてみた。
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あの子の考えることは変。
確かに変だ。電車でも思わず笑ってしまって気持ち悪い
自分になった、どうしてくれる。
けど、あんたも十分に変だよ。
ダイオキシンに犯され(!)ると思い込み、
強い性欲に悩む日田と、
おっぱいと同化したい、いやおっぱいになりたいと思い、
セフレ関係で恋愛にのめり込む巡谷。
変すぎるコンビの同棲生活。
結局は、やっぱ人類愛でしょ、という感じ。
本谷っぽい。いい。
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書籍化すんの、早ッ!
芥川賞候補故でしょうか?
装丁がピンクで可愛いけど、内容はエグい。
臭いが鼻をつきます。最高。
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23歳女子の巡谷と日田は高校時代のクラスメイトで、東京で同居している。胸が大きいことが自慢の巡谷は意中の人に彼女がいて付き合うことができない。自分の匂いにコンプレックスをもつ日田は挙動不審になりがちで、住んでいるアパートの近くの工場のダイオキシンが原因で有り余る性欲が増大していると訴える。ユーモアいっぱいの二人のやりとりと展開によって、あっという間に読み終えられます。迷走しながらも前に進んでいく二人を応援したくなります(2009.9.8)
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高校時代からの友達(?)で共同生活を送る、
日田と巡谷の物語。
「あの子」はおそらく日田、なんだけど、
日田から見ると巡谷も変なんじゃないかと・・
結構ブっとんだ会話が続くんだけど、
根っこは純粋な物語です。
特にラストの日田の台詞切ない!!
横ちんと歯ブラシのシーンが一番引き込まれます。
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相変わらずエキセントリックな内容だが、読んでいくとその世界にどっぷりはまって「変」なことがさほど「変」には思えなくなってくるから不思議だ。
強烈な本谷世界。
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本谷節全快。
おっぱいだけがアイデンティティで同居人を見下す巡谷と、周りとの浮きっぷりを抑制することができない日田。
日田に共感しつつ、巡谷の痛さにも涙しつつ、それでもやっぱり一番は、力強く世間から浮いている日田に仲間意識を覚えずにはいられない。どうやったらそんなに屹立できるんだろう。自分も隠すことのできない世間とのズレっぷりに苦しんでますよ。万歳、日田。
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私のグルーヴはあとちょっとで消える。残念だったけど、しょうがない。きれいな時間だけが続いたら、わたしの中のきれいの価値が下がってしまうだろうしな。きれいはレアなほうがいいんだ、きっと。
(P.136)
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終始にやにやにやにやしてた
有害物質をきにしすぎる有害な同居人。
日田の尋常じゃない一心不乱さがすきだ。
じっさいまわりにいたらいらいらするだろうことは確実なのだけど
ブッ飛んでる人ってブッ飛んでる思考の枠のなかで正しいことを追求しようとしてるからにくめない
モンスター化計画とか日田スメルとか高井戸エックスデーとかフェラチオのメタファーとか愉快なことばたちがぎゅうぎゅうにつまっていてもうやすむひまがない
本谷さんのあたまのなかがみたい
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本谷さん自体が変な人そうです。以前読んだのは、つまんなかったけど、これは作者と主人公の距離が取れてて良かった。
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▼「お前の考えることのがよっぽど変だ!」以上。
▼という話です。
▼いや……そのほかの説明のしかたがないというか……。頭のおかしい女子同士が殴りあいながら慰めあう話で、「臨死!江古田ちゃん」を彷彿とさせる、ダメでハートウォーミングな臭気を醸し出している。読み始めるとノンストップで行くところまで行けてしまう、癖になるにおいがする。面白がって軽く共感してしまった自分に若干「引く」、そういうところが楽しい。(10/1/21 読了)
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自分も暴走女なので痛くて痛くて、でもそれが気持ち良かったりしました。おっぱいで空き缶潰すのは私もTVで見て「おっぱいの破壊力ってすんごい!!」と思いました。偉大です、おっぱい。
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んー。へんてこだった。会話での表現が多すぎると思うんだけど、どうだろう。その分スピード感は出てるけど。
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巨乳が唯一のアイデンティティである巡谷と高井戸症候群の日田は二人暮らしをしていて、彼女らのささいな日常が物語を紡ぐ。
二人とも変で、痛くて、悲しくて、気持ち悪くて。でも題名の「あの子」は日田でもなく、巡谷でもなく、この物語を書いた作者の本谷自身をさすのではないかと思わずにはいられないのです。