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時間は前巻からあまり動かず、クリスマス直後からのお話。
1冊完結であった3巻までと違い、時間を置かない話といい、次巻に続く書き方といい、ちょっと斬新な感じ。
今回の迷い猫は、表紙絵からして2巻にて迷い猫同好会の面々を引っ掻き回した夏帆さんかと思いきや、彼女は次巻にお預け。
相変わらず、彼女の行動、黒いです(笑)
年末お正月の巧のお世話合戦も・バレンタインにちなんだストレイキャッツ3人娘の恋の駆け引き・・・も終盤には影が薄れ。
急展開な、大吾朗と珠緒先輩との最後は2段階ほどすっ飛ばした「結婚」話に発展。
いや、夏帆さんの行動と珠緒先輩が文乃・千世・希の3人をヤキモキさせたのは事実なんですが、なんというか3人とも見事な空回りを演じさせられた訳で。
今巻は次巻とワンセットと考えるべきですね。
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バレンタイン巻。
延ばしすぎてよくわからなくなった感じ。
家族を推さないから今までの巻とはやや毛色が違うかも。
言ってしまえば、ただの「鈍感主人公ハーレムもの」になった感。
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今回はバレンタインのお話。竹馬園夏帆がふたたびの登場。彼女が珠緒先輩を巻き込んで、文乃、千世、希の3人を振り回すストーリーです。
今回は文乃たちの視点から語られる場面が多く、しかも彼女たちが終始珠緒先輩と夏帆さんの動向にやきもきしているので、読んでいてうっとうしさを感じてしまいます。個人的には、千世の唯我独尊的なキャラクターが封じられてしまっているのが残念です。それでも、文乃たちが自分のチョコレートを作ることを断念したときに、協同してチョコレートを作る提案をするところに千世らしさが見られたのはよかったです。
軽快なライトノベルが好きな自分としては、他の巻に比べるとやや見劣りがするように感じてしまいます。
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先に読破した「僕の美しい人だから」の主人公、あるいは「檸檬夫人」で示される団鬼六の生き方のように、どうにかして自分の恋を成就させようとする懸命な努力と意思が、本作主人公に感じられない。
恋に限らず、人任せ、流されまくり。なのに、複数の女の子に好かれるとは、どうにも理解しがたい。性格や行動ではなく、「顔」で選ばれているんじゃないのかと邪推してしまいそうだ。
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病院で騒ぎすぎですね。
あまりにもワイワイしすぎて、周りの人たちは逆に冷めてしまうかもしれない。
周りの人たちの個性が強くなってきた分、希さんが普通の人に見えてきました。