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ブータンのすばらしさを、30分でざーっと読める本です。
書き方もシンプルで読みやすくて、要点を得ていて、良本です。
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「もっともっと」ではなく「じゅうぶん」と思うこと
「幸せにとって大切なことは、人々とつながって生きることです。」
GNHの四つの大きな柱
「持続可能で公平な社会経済開発」
「ヒマラヤの自然環境の保護」
「有形・無形文化財の保護と推進」
「よい統治」
この本は、
ブータンの現状を簡単な文章でわかりやすく伝えてくれる。
仏教国であるブータンは、「足ることを知る」という哲学が浸透している。
さらに、心から信頼できるコミュニティがある。
国の繁栄は、国民の笑顔に現れる。
ブータンの国民は皆笑顔。
今一番行きたい国はときかれたら、ブータンと答えるでしょう。
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若いイケメン国王がいい国政をしている印象。
不便だけど幸せ、昔はみんなどこの国もそうだったのではないかな。
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ものが豊かになることより
心が豊かになることを目指している国、ブータン。
本当に大切なものをわかっている国なのかなと思う。
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「幸せの国」として近年知られるようになったブータン。国民の97%が「幸せ」と感じているなんて、驚きだと思いませんか?ゆっくり近代化する、地下資源は掘り起こさない。教育費も医療費も無料。初雪の日は休日、飾るための花は摘まない・・・。日本に笑顔を増やす智恵が、小さな国から届いています。
岩見沢市立図書館・お勧め本紹介(12月12日更新)より引用。
http://lib.city.iwamizawa.hokkaido.jp/
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@yonda4
GNH(Gross National Happiness 国民総幸福)で注目されているブータンを紹介する本。
国民の97%が「自分は幸せです」と感じているブータン。
日本で「あなたは幸せですか?」と問われたら、どのくらいの人が「幸せです」と答えられるだろうか。
本書はブータンの自慢をかいつまんで教えてくれる。
チベット仏教がブータンという国の根源にあり、
「足るを知る」「近代化を急がない」「伝統を守る」など国の基軸がしっかりしている。
読んでいてブータンをうらやましく思うことは、
「ブータンはこうなんだ!」
とはっきり主張できる点。日本はどうなんだ?
日本は物質的に豊かで、至る所にサービスは行き届いているし、遊ぶところはたくさんあって刺激的だ。
でも、それって日本らしさなのだろうか。モノがなくなったら日本じゃなくなるのだろうか。
ブータンから学べることは何かあるんじゃないかと思う。
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ブータンの『国民総幸福量』という考え方は知りませんでした。
私には合っている気がします。
亡命したいです。
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どうせいつもの中途半端なブータン紹介&幸福論だろと若干引き気味で手に取りつつも、ティンレイ首相、ダショー・カルマ・ウラ、教育省サンゲイ・ザムさん、作家クンザン・チョデンさん(!)へのインタビューは意外と面白かった。
首相が「政府の最重要事項は子どもたちの教育」と断言している40~41頁は読んでいて興奮したし、クンザン・チョデンさんの話は何だか非常に共感できた次第。
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この本を鵜呑みにできるか、自分にとって試練な本。ある意味でのユートビアが書かれている。「日本の進むべき道はこれだ」とも思う。近代化を急ぎすぎず、欲望に歯止めをかけ、穏やかな幸せを国民全体で追求する社会。
ただ、その社会には今ほどの刺激がないのではないか。その社会において、燃えるような充実感を味わうことは出来るのか。「そこにはたくさんの人間がいて、みんな幸せに暮らしました」というのは、本当に充実した生を送っていると言えるのか。それって、幸せか?
「近代化を急ぎすぎた」国に培われた価値観しか持たない今の自分には、まだ答えがわからない。ブータンに住むことに無条件のあこがれを持たなかった、というこの個人的な体験は、自分にとって大事なことに思えるので、決して忘れないようにしたい。
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やはりブータンの国策は、個人の幸福の、ひとつの形であると言える。
日本人も戦後の急激な欧米崇拝により失ってしまった伝統文化。多くの発展途上国で同じ道を辿ろうとしている文化の均一化による自尊心の欠乏。ブータンでは、長い間積み上げられてきた自国の文化に誇りを持ち、まさに「足るを知る」を実感しながら人々が生活しているように思えた。
これが私の思う幸せの最高善とは言えないが、幸せの形の一種であることは確かであると思う。
最高善とは言えない所以には、「他己実現による幸せの形」がブータンではどれほど感じられるのかについての疑問である。
仏教によって守られた人々の思想。この書の中で述べられているように、本当にブータンに売らす人々が、自然の中に生き、大地に生かされていることを実感、感謝しているのであれば、それほど素晴らしいことはないと思う。ブータンとは非常に興味深い国である。
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初雪が降ると休日になるなんて、スゴすぎる!幸せに生きるヒントは国のあり方も人と同じように、周りのみんなと一緒はやめて、ちょっと不思議ちゃんだけど、あまり多くを求めずに、あるものを上手に使って楽しそうに毎日過ごしてる!ってところにありそうです。裏事情も含めてこの国のことをもっとよく知りたくなってきました。
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国民総幸福度(GNH)を国の指標にし、国王自らが民主化を説いて回ったというブータンの「幸せの智恵」。まさにそれは「智恵」と呼ぶにふさわしく、チベット仏教の教えに従って、身の丈にあった暮らしを、思いやりを持ちながら暮らす、というものだった。
近代化はあくまでも幸せになるための手段であり、伝統文化とのバランスをとりながら行く道を決定しているブータンのあり方は、日本をはじめ先進国と言われている国々も見習うべき点が多いと感じた。
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ブータンってこんな国なんだあ・・・と色々と感心。
様々な問題は抱えつつも開発を急がない。
先の先まで考えて、でも臨機応変で・・・。
視野の広さと思慮深さ、仏教徒らしい慈悲深さ。
ただただ尊敬。
チベット仏教を国の宗教とするブータンだけに、ダライ・ラマを思い出させた。
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じゅうぶんを知る、という言葉がとても印象に残りました。
ブータンの人々の幸せは、豊かな生活にあるのではなくて、豊かな心がそうさせてるのかもしれません。
どんなに生活が豊かに便利になっても、もっともっと!という気持ちがある限りいつまでたっても満足は出来なさそうです。
小池龍之介さんの本で仏教についても少し知識があったので、ブータン人に考え方が仏教から来ているのがよく分かって面白かったです。
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初雪は、休日です
えっ?と虚を突かれるけれども
しみじみ考えるとじわっと心が満たされていく
感じがする
「人間が眠るときには完璧な暗闇が必要です。
あるいは耕されていない土地、澄んだ空気も、
精神的に発達するためには必要です。
人々がはっきりした考え方を持つには
静寂も必要です。」
国作りをすすめるためのブータン研究センター所長の
カルマ・ウラさんの言葉
山野の樹木や草花たちが
すくすくと育つ(育ちすぎる)この日本
山の湧水が飲むことのできる日本
四季の移ろいがある日本
早く早くと道路網がいたるところに
整備されてしまっている日本
新幹線の次はリニアモーターカーの日本
新しい携帯電話、新発売のゲームには
行列ができてしまう日本
わたしたちの国(日本)は
どこにいこうとしているのだろう…