IT武装したフリーランサーになる
2010/10/28 23:59
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
遊牧民という意味の「ノマド」。著者は本書で「ノマドワーキング」というワークスタイルを提案している。そこではクラウド、スマートフォン、ブロードバンドというITを駆使する。それを使いこなせば文字通りオフィスは必要なくなる、というのが彼の主張だ。そうした働き方をする人としては、「テレワーク的な仕事をこなす独立独歩な人」をイメージしている。それは自由で伸びやかなライフスタイルだ。確かにロマンを掻き立てられる。いわゆるフリーランスというやつだ。著者のようなフリージャーナリスト向きの働き方だ。すべての職業に応用可能というわけではなかろう。向き不向きがある。
さて、ノマドワークスタイルを実現するためには以下の3つをコントロールすることが必要だとしている:
・アテンション(注意力、集中力)
・情報
・コラボレーション(連携、協調)
第2章から第4章まではこれら3つのコントロールの仕方を具体的に解説している。
第5章は著者が実践しているクラウドを駆使した仕事術の紹介。様々な便利なウェブサービスやツールなどを事例を挙げて説明している。ノマドでなくても仕事術として参考になるだろう。
本書で薦めているような働き方を始めるのであれば会社員では厳しい。フリーになる必要がある。しかしフリーランサーになる前に、著者が書いているように、会社から「辞めないでほしい」と言われるような社員になることが先だろう。専門性を身につけて、「いつフリーになっても大丈夫という裏付け」を持たねばならない。
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いい本だった!
追い風が吹いてる感じがする、すごく。
ただ、後半から単なるツール説明になってるのがどんなものか。
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人生の時間は限られていて、全ての書籍を読んで全ての物事に精通し、世界の全ての観光地を自分の目でみて、すべてを学ぶことは不可能なんだと、多くのヒトは気付き、悟るようになります。
そうして、時間こそが唯一の希少価値のあるものだと人々は気づくようになります。
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(2009/7/21読了)ノマド・ワーキングという働き方の指南として、単なる精神論でなくいろんなITツールが紹介されてて半分実用書!ブラウザはfirefoxがいいのか…
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「ノマドワーキング」というキーワードをテーマに、オフィスなしでも仕事ができる方法について、google、iPhone、クラウドを利用することで、提案している1冊。
野口 悠紀雄さんの、超・超整理法で書かれてあったことと、かなりダブるようなところもあるが、新しい技術、技の紹介もふんだんにあり、あっという間に読むことができるので、おすすめできる。
この手の本を読むときにいつも思うことであるが、どうやっても解決できない、輸送を含めた物流や、実際にものやサービスの提供、そして労働して生産することなどは、このような方法で置き換えることはできないだろということである。無駄な部分は削減していくことは大いにやっていくべきであるが、その先に何があるのか、何を求めて無駄を削減しているのかが分かっていないと、何か危険なようにも思えてくる。
単純と思える「労働」、これは絶対必要で、尊いものなのだという認識を持ちつつ、業務改善なりを進めていかなければ、労働は誰にでもできることだと、おごり高ぶった考えを持ちながら物事を考えていくと、とんだ間違った結果にたどり着くのではないだろうか。
私見はここまでとして、今話題になっている、クラウド、ネットストレージなどを利用して、何処にいても同じ情報を取り出す環境ができれば、事務仕事は何処でもできるようになってきている。あとは、労働環境と、会社の労働管理体制というか、会社と個人との契約関係がどのようなところがベターなのかという模索がしばらく続くのであろう。この関係性の調整は、今までも続けてきたわけであるから、これから新たに始まるというわけではないので、それほど危惧すべきことではない、危惧すべきは人の変化に対する対抗心であろうか。
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今の時代、ネット環境さえあれば、ある程度、仕事ができてしまうので、バーチャルノマドになって、オフィスに定住しながらノマドになった気でいるより、サードプレイスを大いに活用しようという趣旨の本。
ノマドになるためには必須のツールも紹介されている。
グーグルカレンダーやGメールもオフラインでも使えるソフトもあり、スマートフォンで使うアプリも含め、実際使いこなせば素晴らしい威力を発揮してくれるに違いない。
テクノロジーで武装したフリーランサーたちって、なんかかっこいい。
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・ノマド 何のために仕事をしているかが明確に
・アテンションコントロール 集中力をコントロール
自分自身で脳の集中する切り替えスイッチ方法を知っている人
・永続的な紐帯
・サードプレイス 安心できる外出先
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これから個人事業主として生きて行く方は必見。それぞれのスキルは好きなスタイルを参考にすればいいけど、底流に流れる変化への対応力は非常に重要そう。面白かった。(2009.09.09読了)
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近頃巷で話題のクラウド関係のお話です。
デカイ企業はオフィスがないと話にならんが、これからのベンチャー企業はオフィス不要になるかも。
どっちしろ企業がクラウド導入は間違いなさそうだ。
それにしても、iphoneすげー!
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デリシャス
Gリーダー
トレンド機能
firefoxアドオン p175
バイライン
オンラインストレージ
Gドキュメント
メディアメーカー
Mind42
iTrail
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どこでも仕事できるための、様々なサービスを知るには良かった。アテンションコントロールとサードプレイスというキーワードが印象に残った。
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オフィスから自由になって働くことは十分に可能であることを、実例に即して解説。
ノウハウにあたる部分にはすぐに手をつけることができるものも多く、参考になる。
「ノマド(遊牧民)」がキーワードだが、この言葉そのものに興味あり。
旅人・バックパッカー・バガボンド・根無し草、、、移動し続ける人を指す言葉は多いけれど、
そこに経済的成功を掛け合わせるとノマドという言葉のニュアンスに近づく。
紙面上で紹介された本は、目を通してみたい。
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よく本出してるよね。感心します。法律家はノマドたり得るのか。知識商売ではあるけれども,同時に紙商売でもあるので,これから僕も試してみようと思います。かっこいいからノマドになろう!ではなくて,労働者がノマド化することが所与の前提という世界観こそが,学ぶべき点なのかもしれない。
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会社や場所に縛られないワークスタイルを実践する、著者の仕事を紹介している。自分の仕事のやり方に向くかどうかはともかく、現状こういうやり方もあるんだという参考にはなる。ネットやパソコンの力に依存しすぎな気もするけど。
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クラウドコンピューティングを駆使した仕事術のご紹介本。
前半は仕事の考え方とクラウドの事例。
後半は実践の具体的ツール紹介。
仕事術、特に情報収集・整理術でしょうか。
今注目が集まっている分野なので、
いまさら聴けない!みたいなことを知れてよかったです。
実際に導入している人の働きっぷりの紹介ものっているので、
分かりづらく概念論になりやすいこの手の本の割に読みやすかった。
あとは結局、どう自分が実践するかなんだけどね・・・