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自分を賭けなきゃ。 みんなのレビュー
- 岡本 敏子 (著), 平野 暁臣 (構成・監修)
- 税込価格:1,540円(14pt)
- 出版社:イースト・プレス
- 発売日:2009/07/03
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紙の本
岡本敏子さんの、とことん熱い想いが、一直線に伝わる
2010/03/16 16:03
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
岡本太郎さんのすぐそばで、彼の生きざまをつぶさに見続けていた岡本敏子さん。彼が亡くなってからも、敏子さんは彼と対話し続けていたのだろうな、とつくづく思った。
敏子さんの想いがつまったコンパクトな一冊。彼女からのメッセージはとことん熱い。そして一直線に伝わってくる。
「迷ったほうがいい。
いったい自分は何なのか、
つきつめた方がいい。
でもそれは立ちどまって、
いまを空しくして先の方に思いをはせるんじゃない。
歩きながら、動きながらやることだ。」
「自分は自分だ。
それがすべての一番根っこ。」
「私はいま、あるがままの、あるだけの私であって、いまやらなければならないことを、やれるだけやる。それしかない、と思っている。」
「彼はいつも『オレには過去もなければ未来もない。この瞬間瞬間に爆発する。それだけだ』といっていた。事実その通りだった。その瞬発力、潔さ、燃焼する生命感はゾクゾクするほど色っぽかった。」
「こんな日本人がいた。この国を生きていた。そのことを、今、なんだか元気がなくて、しょんぼりと行く先を見失った人々に突きつけたい。」
「あんな素晴らしい人が、あれだけの精神力、エネルギーをもった方が、ふっと居なくなってしまうなんて、跡かたもなくかき消えてしまうなんて、そんなこと考えられないじゃありませんか」
「いのち燃えつきるまで
元気に 明朗に
そしてぽろんと倒れたい」
敏子さんが太郎さんの元へ旅立って、早や数年…。
渋谷駅の『明日の神話』はこれからもずっと太郎さんのそして敏子さんからのメッセージを送りつづけてくれるのでしょうね。
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