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はい,そんなわけで蒼海ガールズ!を読みましたよ.
亡国の皇子が漂流してたのを助けてくれたのが少女しか乗っていない戦艦で
その船の掟では男の乗船は死刑以外の刑罰が無い,
なのでばれない様に女装して過ごすお話と,そういうわけです.
少女だらけの海軍の話なんて,「蒼海の皇女たち」ってゲームでもあったのぅ.
まぁ,それは帆船じゃなくて潜水艦だったけども.
海軍の船での話なのでやっぱり海戦します.
帆船の専門用語が結構な頻度で出てくるけども
カタカナのルビで理解できなくても漢字の字面でなんとなく解るぜ.
それに「海皇紀」とかで帆船はなんとなくわかるぜ.
そんな中途半端な(?)知識で読んだわけですけども
海戦時の船の動きがそれとなく浮んできて良かった.
それが筆者の文章力のおかげなのか,
妄想力の賜物なのかは定かではないけども.
そんなわけで蒼海ガールズ!面白かったよ.
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男の娘もの。乗組員は全員女。ただそれだけを売りにしているのではなく、船や船上での生活、海上戦なども詳しく書かれていてそれも一つの魅力になってる。
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大航海時代を経験した国では帆船モノの海洋冒険小説が腐るほど書かれたけど、鎖国していたが故に帆船というガジェット(と、そこで使われる専門用語)に縁遠く、故にそのジャンルの文芸作品が発達せず、ラノベ界でも手付かずだったところに、少し後に出た「夏海紗音と不思議な世界」とともに、うまく突破したという印象。
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よく出来た作品。ジュブナイル的な、むしろ正統派の青少年向け小説だと思う。
ライトノベルらしいエロが玉に瑕に思えるくらいに楽しめた。
ただ、航海物はおそらく初めてなのだけど、おそろしく用語が多くてその点は流し読み。
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海洋冒険ものというか海戦記もの
前作とはずいぶん違う題材
描写不足はなはだしいはライトノベルとして
それなりに話の引きは悪くないけれど緩急に欠ける
構成がよろしくない