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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレになってしまうけど、まだデビューもしていないのに小説家気取りの無職男が元女優の子と交際するという展開が現実離れし過ぎでついて行けなかった。妄想好きの輩にはウケるかもですが
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とってもよい!こういうマンガ好きです。
けどそれだけにストーリーのつくりの甘さがもったいなかったです。
もっと良い作品(自分好み)に仕上がったんじゃないかなーと思います。
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モノクロの中に色が付いているような。いやむしろ逆にモノクロだからこそ読み進めていくうちに色が付き、立体的にこの世界観を浮き上がらせているような、そんな感覚。淡々と、かつ劇的に物語は進行していく。現在、過去、未来。夢、妄想、空想。それらは互いに影響しあい、刺激しあい、”自分”と”彼女”を紡ぎだす。果たしてどこまでが現実で、どこからが空想なのか。読者としては”もしかしたらこの終幕すら空想なのではないか?”と思えてしまう絶妙なストーリー構成は好感度高し。
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じれったくなる、そのキャラも話しもだけど、
作者のスタイルに。
だけど久々に自分と重なってしまって
不思議な感情が湧いた。僕も何かを
描きたいのだ、と思った。
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各人が持ちうる各々の歴史というものは、
ある点を起点とした物語が
複雑に折り重なりながら、形を変えながら、
現在進行形で構成されていく。
その中で、過去の自分というものの存在を
生かすにしろ殺すにしろ、
どう対峙して、その意味をどう定義づけていくかは
常に現在の自分がなしていくべきことなのである。
これは、
一人の小説家がこんな感じのことを
一人の女性を軸にして形づくっていくおはなし。
何といっても、情景描写が秀逸。
心の揺れ動きかた。時間の経過。
マンガのいいところを余すことなく出している。
吸い込まれそうになります。
そして、この表紙の子が凄くカワイイんですよ。
もう、どストライク。
僕は彼女に、惚れました。
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「『林真理子が清少納言に影響を与える』ような事態なんです」。よくある(痛々しい)青春と(痛々しい)主人公の話に、虚構世界の投影とメタ構造をくっつけました、みたいな感じ。私はかなり好きですが好き嫌いは分かれるかも。一言で言えば「妄想乙」。
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なんだかよく目にするから人気がありそうで、前から気になっていた
そんなこんなで期待値が高すぎでちょっとがっかり
実際ストーリーも結末に向けてうまくまとまりきらなかったような印象
導入はすごくよかったのに残念
作者はメガネの女が好きなのかな?
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作者がやりたいことがとても明確。
しかしプロットに全力出して終わってしまった感がある。
プロットによくある話を当てはめましたって感じ。
その分読みやすく分かりやすくてそれが良いのかもしれんが
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表紙がかわいいので手に取り、帯を読んで漫画読みたいなーという気持ちにかまかけて購入。浜崎の人柄も面白かったけど、ミカはかわいかった……そっちじゃなくて、私の理解力では作者の伝えたいものが今ひとつ掴み損ねてる気がする。倒錯部分やカットは映画じみてるとは私も思いました、その見せ方はむしろ好きです。美和子も好きです。←
曖昧と言ったら語弊がありそうですが、その滑らかな終わり方は個人的に好みです。すっきりはしないんだけどね。厚さの割にはスマートに読了。
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CONTINUE誌上で連載されていたストロボライト。非常に作者の意図が分かり面白い作品だと思います。こういう話の進め方や、作中の小物の使い方、若さゆえの…みたいなのは共感できるというか、リアルな感じだと思います。
作者の意図が分かる分、出来なかった事や、描ききれなかった事が分かってしまうのが残念のような、共感できるようなそんな感じでした。
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一本の短編映画の様な空気感と読後感が味わえる作品。時間の流れ方や視点の切り替わり方、登場人物たちの台詞ひとつひとつに役割が割り振られている演出が特徴的だった。映像化希望!と思わされた時点で、多くの読者の頭の中で既に素敵映像化されているに違いない。それだけ、作品自体が無駄なく作り込まれており、かつ更に想像を膨らませるのに十分な、深みのある世界観が描かれているということだろう。『CONTINUE』での連載全13話が一冊に収録されている。
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ストロボライト(青山 景)を20代半ばから後半の奴に与えると大抵は激烈な症状を呈して死亡するらしいですね。楽しいですよ。友人に読ませるだけでもおすすめです。(大学院生・25歳)
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久々に読み返したけど素晴らしい。一部鼻につく展開もあるけど切ないけどちょっとハッピーな好きな話。よしもとよしともの銀のエンゼルを思い出す。
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正直話だけなら☆3とかそんなもん。
すごいと思ったのは話の構成かなぁ。キーワードは「間テクスト性」?意味わからなくてぐぐったけど。でも作中の「近代のレンズで古典を誤読し得る」「林真理子が清少納言に影響を与える」て表現がしっくりきた。簡単に言えば大人になった主人公が自分の過去を小説として書き起こす事で過去を見つめ直し向き合う話。随所に挟まれる映画のシーンもなるほど、て感じ。最後は過去と現在が重なり合って夜行列車の旅は終わり。夜行列車を降りて今に至る、と。オチは弱かったかな?まぁオチよりもこの構成重視だったのかもしれないけど。
最後の「電車って、走ってる時にこうやって目をつぶると、どっちに進んでるのかわからなくなるよね」という言葉は、後になって振り返る事で(電車を降りる事で)、何処に行き着いたかがわかる、てことかな?自信無い。
それと最後にこれを読んだ誰もが持つであろう感情、女の子可愛い。これはガチ。カバーの黒い部分が全部斜線で色を付けててその気合に驚いた。おわり。
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まだ1周しかしていないので正直な所完全に理解出来てませんが、大体のテーマというかそういうものはなんとなく感じ取れました。
話は過去と現在が交錯しながら進んでいきます。
現在の夜行列車に乗りながら、過去の恋人との出来事を1本の映画を軸に思い出していきます。
難しい手法とかそういうのはまったく分かりませんが、帯にもある「君が好きになったのはー本当に<私>?」という言葉がそのまま話になっているというかちょっと上手く言えませんが、どこか人間の負の部分であったり、自分の気持ちがわからなくなったりする部分は共感できました。
少し切なくてちょっぴり現実味のあるお話しです。