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タイトルに興味を惹かれて、手にとって見たが9割くらい妄言としか思えないことばかり書いてある。
一つ目小僧やのっぺらぼうが、ユダヤから来ているというから、困ったもの。
その根拠もかなり強引で、聖書に書いてあるワンシーンが、のっぺらぼうを思わせるものだとか、かなりヒドイ。
この本を読んで、ためになった点はは3つ。
㈰ヤタガラスと天狗と山伏とユダヤのレビ(宗教指導者)が共通しているという説。
㈪天皇家の紋章である16弁家紋が、太陽をかたどったものだという説だけ同意。
というのも、古代中東の遺跡には16弁家紋に似たものがあり、不思議に思っていた。しかも中東では太陽神をあがめていたということもあり、かなりつじつまがあう。
日の丸も、太陽をかたどったものだし、天照大神も太陽神であることから、日本人は昔から太陽をあがめていたと考えられる。
㈫フランシスコザビエル・シーボルト・ケンペルスなど、長期に日本に滞在した外国人が、日本人は中東から来たと言っているらしいこと。
彼らは中国や東南アジアと日本を比較して、その独自性になにを思ったのだろうか?
彼らの著作を読んでみようと思った。
以上、かなり変な本ですので、暇つぶしにはオススメです。