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2011/7/10読了。
どのような質問をするかでその人間の能力が分かる、という意見も多いが、それは実際のところ能力の部分と同じくらいに"慣れ"が重要なファクターであるように思える。そういう意味で、巷に溢れる、「人に好かれる」的なハウツー本より数段実践的であるように感じられた。
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201107読了 よくある「質問力」的なHOW TO本の要素もあるにはありますが、ラストクエスチョンにある「疑問は愛」に象徴されるように一貫して他者への関心と愛がテーマ。というと若干大げさですが、。著者はあの山田玲司です。
どうも最近空回りする、謙虚になりたい、という人におすすめです。
以下抜粋メモ
200人のインタビュー取材を通じて
「何を話すべきか」
ではなく
「何を聞くべきか」
が重要。
人は基本的に話を聞いて欲しい生き物だからだ。
本当に人とよい関係を築きたいないら、つかむ話よりつかむ質問、相手に気持ちよく話をしてもらう質問、相手の本質を引き出す質問、すなわち「キラークエスチョン」を相手にぶつけるべきだろう。
・「その服、どこで買ったんですか?」
相手のよいところを見る
相手をリスペクトする気持ち
相手を認めて褒めることが自然にできるだけで、その人の人生は恐ろしく楽になる。
・「これは読んでおけ、と言える本を教えてください」
教えてくださいと言えるかどうか
・「10年後は何をしていると思いますか?」今の自分のは10年後の自分を作る。目を覚ますハードクエスチョン
・「今日が人生最後の日だとしたら今日スケジュールしたことをやるだろうか?」スティーブ・ジョブズ
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「話が上手な人」というのが世の中にはいるもので、羨ましくてならない。
そんな思いで手に取った一冊。
(一般的にも)質問をすることは相手への興味を示すことであり、極めて肝要なコミュニケーション上の技術あるいはマナーだったりするのだが、これが案外難しい。
既に人となりが分かっている知人とのやり取りならともかく、どうも呼吸が合わない人や、初対面の人、なんだか共通点が無さそうなときには困ってしまうのが人情だろう(と勝手に思う)。
本書においては―このテの本にしては珍しく―話題の展開方法が体系的に整理してある。「その服、どこで買ったんですか?」、「最強の野球チームを作るなら、いつの時代の誰を選びますか?」、「先輩、今までいちばんの無茶ってなんですか?」等々、いろんな状況が想定されている割に、応用が利く項目が並んでいる。頭に入れておけば困ったときに沈黙が流れる事態は避けられるのではないだろうか。
そんなこんなで内容的には、"Lifehack"と称したWeb上で手に入る情報と大差ないのだが、思いのほか整理された内容なので好感。ただ、仮に同様・同程度の内容のものがWeb上にあったらわざわざ本を買うことはしないよなぁ、という思いを禁じ得ないのが正直なところ。
悪くはないんです。たぶん。
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彼はよく女の子に家族の話を聞く。「お母さんは元気?」「弟はどうしてるの?」「おばあちゃんは最近どう?」など、およそ恋愛とは関係ないような地味な話だ。ところが、この手の話は女の人にとって実に重要なのだという。
女の人にとって、「家族の話を聞ける人」は「自分のことをわかってくれる人」でもあるわけだ。特に母親は、女の人にとって自分の分身であり、友人でありライバルだったりする。ためしてみたらわかるけど、女の人は自分の母親の話をするのが大好きだ。49
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忘れがちなことだけど、会話というのは質問と応答のくり返しで成立するものだ。そして質問は、相手に関心がないとできない。つまり会話とは、他者に興味関心のある者にしか本来できないものなのだ。 143
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その人に興味があれば自然と聞きたいことが溢れてくるものだが、問題はさほど興味のない人と何を話し、どうしたらその人への興味が広がるのか。そんな時に『キラークエスチョン』は一つのツールになる。いきなり単発的にこれらの質問をしても相手に不信感を与えるだけなので、いかに会話の中でスムーズに質問するかは難しいところ。
自ら質問をしなくちゃ、相手を知ることはできないし、結果的に自分を広げることも出来ないことを改めて感じさせられた一冊。
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あえて書くことでもないと思うが、別に読んだだけでコミュニケーションが上達するものではない。けど、自分としては参考にはなった。
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http://kumamoto-pharmacist.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-d0d7.html
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内容はそれほど掘り下げて書いている訳ではないが、関係性構築のためのきっかけとしてのキラークエスチョンを武器にするというのは面白かった.
以下気に入った質問.
「これは読んでおけ、と言える本を教えて下さい.」
「あなたにとっての映画ベストスリーは?」
「あなたのお母さんはどんな人?」
「今までに言われていちばん嬉しかったひと言は?」
「あなたが思うかっこいい人とは、どんな人ですか?」
「子供に○○の良さを伝えるなら、なんて言いますか?」
「自分の子供には、どんなふうに生きてほしい?」
「10年後は何をしてると思いますか?」
「牛を殺して犬を殺さないのはなぜですか?」
「神様がひとつ願いを叶えてくれるとしたら、どうしますか?」
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会話は「なにを話すか」ではなく「何を聞くか」
これで始まる。
納得のいく内容であった。
「9.11の日に何をしてましたか」
「10年後は何をしてると思いますか」
このように具体的な質問がシンプルに記載されている。
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著者は「Bバージン」,マンガ版「ゼブラーマン」を描いた人。
漫画の取材でインタビューをしなければならなくなった著者が発見した,
いいインタビューができる質問集。
すごい内容が書いてあるわけでもないが,いかにも
人づきあいが苦手そうなイメージのある職業の漫画家が書いた
というところがいい。
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□コミュニケーションは、何を話すかではなく、何を聞くか。
□人は基本的に話を聞いて欲しい生き物。
□人は遊びの会話ができないと魅力がない。
□ベストスリーを聞く。
□家族、特に同性の家族は自分の分身。
□どんな恋愛がしたい?は鉄板。
□共通の話題は健康と恋愛。
□自分の子供にはどんなふうに生きて欲しい?
□リアルな妄想を。
□人間の矛盾を突く哲学的な質問。
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さくっと、読みやすい本。
作者の等身大で書かれた文体が読みやすく、共感しやすかった。
みんなに愛のある質問、したいとおもったし、自分にも問いかけていきたいと思った。
大人についてのところが素敵だった。
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具体的方法は、活用できる人が少ないと思う。(インタビューでしか使えなそうなセリフが多い)
心構え的なものは使えるのでしょうが、ありきたりな印象。
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キラークエスチョンについて知りたくて読書。
コミュニケーションが上手な人、よい人間関係を維持している人は、話し上手ではなく、聞き上手であると述べる。そして、聞き上手になるためには、いい質問をすることが必要。それがキラークエスチョン。
他の人のレビューにもかかれているが、やや日常会話では使用するのが難しいと思われるものも含まれているが、私は取材やインタビューをさせてもらうことも多いので、再現性がありそうだ。
適切で相手の本音をググっと引き出すようなキラークエスチョンを発するための根底は、他人への関心、愛情、相手主義であるという主張は同感。最近、意識が希薄になっていることを反省させられた。本書から使えそうな、キラークエスチョンを活用してみたいと思う。
読書時間:約30分
本書は韓国のブックオフ(新村店)で購入しています。
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「その服、どこで買ったんですか」。何の変哲もないような質問だが、強烈なメッセージが隠されている。一つは貴方に興味があるということ、もう一つはセンスに対してリスペクトしているということ。好意と敬意を表すとともに相手を認め褒める。これがキラークエスチョンである。本書には26ものキラークエスチョンが収められている。いずれも明快簡潔にエッセンスが書かれている。やにわに誰かと話したくさせる一冊。