会話力増強のためのサプリメントとしては
2012/09/17 17:12
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投稿者:nerimo - この投稿者のレビュー一覧を見る
会話とはそもそもどういうものか。めちゃくちゃ乱暴なモデルにまとめるとこうなる。――あなたが何か言葉を発する。聞き手の脳内でその言葉に関連した記憶情報が活性化され、あるイメージなり感情なりが喚起される。その記憶情報・イメージ・感情に話し手であるあなたが関連付けられる。そうしてあなたは相手の中で「なぜか一緒にいると楽しくなる」「顔を見ると無性に腹が立つ」みたいに記憶されることとなる。
したがって誰かと話をする際には、この効果を意識した上で話題や言葉を選択しなくてはならない。例えば異性を口説くのに、あなたが連続殺人事件にどれだけ興味があるかとか、動物虐待がどうだとかいう話題は不適切だ。恋愛の話をすればロマンチックな気分に、子供の頃の話をすれば懐かしい気分に、親友や家族の話をすれば和んだ気分になるだろう。
本書は体系的に書かれてはいない。雑多なtipsをまとめただけの本だと言ってしまえばそれまで。けれど、当たり前と言えば当たり前の上記のリクツを踏まえて読んでみれば、これは使えると感じるはずだ。どうやって会話を転がすか。直接的に訊いただけでは話してくれないであろうことをどうやって聞き出すか。著者のアイディアにいちいち感心する。
残念なのは説教臭い記述がやたら目につくこと。著者自身の書きたいことを書いてるならそれでもかまわないのだが、ページ数を稼ぐためでは? と邪推したくなるほど割合が高い。内容は良いのだからいっそ100ページくらいまで凝縮して欲しかった。まあ、色々事情もあるのだろうけれど……。
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めっちゃ読みやすい。
けど始めの9割は淡々としてて若干飽きた
あ、こういう感じ?
っていうのが感想。
キラークエスチョンのノウハウが書かれてるのかと思ったら、
具体的な質問がひとつひとつ説明されてる。
でも良いことも書いてある。
今の日本には人を見下してる人が多いけど、おそらく相手のことを
何も知らないで見下しているのだろう。
深く相手を知れば馬鹿にはできない何かが必ずあるはずなのだ。
とか。
めっちゃわかる。
相手のこと何も知らないのに知ったつもりになってる人多い。
自分も含め。
あと
今の時代に生きる人はまず消費者(お客様は神様です)
として育つので、自意識が肥大しやすい。
だからこそ自分を客観的にみることは本当に大事
身近な人間すら救えない人に地球温暖化を止めることはできない。
まずは近くにいる人間に関心を持ち、質問をし、愛そう
今改めてレビュー書いてみると、結構いいこと書いてあった!(笑)
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このとおりに質問されたり接せられりしたらなんか興ざめですね。
マニュアルだけに頼ってほしくないな。
あくまでもキッカケやヒントにしてほしい本。
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内容は全体で150ページぐらいしかなく、他の新書と比べると文字の大きさも大きいため文量は全然ない。20分ぐらいあれば読めてしまう内容だ。
採用で面接をすることが多いので、その時のために参考になるような質問はないかなと手に取ってみたのだが、その目的では正直期待はずれだった。
だが、キラークエスチョン18はとても面白いなと思ったし、ラストクエスチョンは秀逸だった。
ラストクエスチョンを読むだけでも価値はある一冊だと思う。
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amazonでは評価が高いみたいだけど、その理由が自分にはよくわからなかった。「当たり前じゃん」としか思わなかった。
基本的に人は話を聞いて欲しい生き物だから、話し上手な人よりも聞き上手の人のほうが人気がでるんだよーってことが要点。
読んだ後に意識して生活してみたら、確かにそうだなーって思った。
ただ自分は、自分の話だけしかしない人とはとっとと縁を切りたいと思う人なので、聞き上手にはなれないなぁ。
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これいい本だよね。文字が大きくて、言葉も簡単で読みやすいことに好感をもって立ち読みしていた(ページ数が少ないのもいい。新書であんまりむつかしいことを書く人って好きじゃない)。だけど最後になって、なかなか深いメッセージがあることに強く感動。マザー・テレサの言葉を思い出した。
「優しさの反対は無関心である」
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出会って1分、何を聞いたらいい?
「その服、どこで買ったんですか?」
武装解除からはじめよう
「しんどいですよ…そっちはどうですか?」
相手との共通項の見つけ方
「昨夜はちゃんと眠れました?」
会話という遊びを楽しもう
「最強の野球チームを作るなら、いつの時代の誰を選びますか?」
わずかな勇気が人生に大きな差を生む
「これは読んでおけ、と言える本を教えてください」
相手を主人公にする質問
「あなたにとっての映画のベストスリーは?」
恋愛に進む会話と、その場で終わる会話
「あなたのお母さんはどんな人?」
たちまち相手が幸せになれる質問
「今までに言われていちばん嬉しかったひと言は?」
教授もヤクザもおばあちゃんも、恋の話なら盛り上がる
「どんな恋愛がしたいですか?」
「好き」は会話の起爆剤
「人生で出会った、いちばん魅力的な人は誰ですか?」〔ほか〕
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質問力
話す力より聞く力をメインに
わかりやすい事例を踏まえて
書かれています
今すぐ実践できる
実践したくなる
会話が紹介されています
あなたのプライベートそして仕事もこの一冊で変えてみませんか?
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相手に関心を持って愛のある「問いかけ」をすることから
豊かな人間関係を作ることができる。著者の考えや事例に
満ちた本。
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良著。
初対面の人と会話が弾まない人のための質問集であり、
これを聞けばその人の価値観が見えるという質問集であり、
自分自身答えを見つけるためにじっくり考えたくなる質問集。
本職が漫画家というだけあって内容も理解しやすい。
かつ人間的で共感できる。
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あるときを境に著者は、「何を話すべきか」ではなく「何を聞くべきか」と考えるようになって、すべてがうまくいくようになったという。著者が体得した『キラークエスチョン』の極意とは?
この本はずっと前に読んでいたんですけどね。今回思うところがあって久しぶりに読み返したもんで。ここにこうしてアップしております。やっぱり聞く力っていうのをもっと鍛えなきゃあだめッスねー。そして、相手が話しやすいことを質問するテクニック。目下自分にとって、最も不足していることがかかれてあって、その意味では大変勉強になったな、なんてことを読んでいて思いました。
そして、ここにかかれている『キラークエスチョン』のうち、
『(野球やサッカーなどで)その時代の人間でベストチームを作りますか?』
みたいな質問は僕の場合はあんまりサッカーや野球には興味がないのでおそらく使えないということを除くと。まぁ、結構なところで参考になる内容であると思います。
でも、どうしてもこの人が主張することで自分と合わないところがかなりあるんでたぶん、友達にはなれないんだよなぁ。なんてことを改めて感じつつ。この本に書かれていることを少しづつでもいいから実践してみようなんて思いましたとさ。まる。
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インタビュー漫画を描き続ける筆者が、5年間に及ぶ取材の経験から得た、「いい質問」の集大成。そこから相手の心を開き、話を膨らませるための「25のキラークエスチョン」を丁寧に紹介している。インタビューだけでなく日常でのコミュニケーションの糸口として活用したい。大切なのは「相手への関心の深さ」。なるほど。
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150ページ程度の、単なるハウツー本のつもりで読み始めた。
侮っていた。単なる会話のハウツー、処世術ではなく、人生論であり現代社会論だった。
考えてみれば、学生時代夢中になって読んだ『Bバージン』(今は無きヤングサンデー連載)という漫画の作者である。ほぼ同年代ながら、登場人物の心理描写に感心し、感動した。
そんな著者の書くものが、上っ面だけのハウツー本であるわけはないのであった。そうでなければ、光文社も新書の執筆なんか依頼しなかったであろう。
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[ 内容 ]
人と何を話せばいいかわからない、他人とうまくやれずに損ばかりしている。
この本は、そんな人たちを救う一冊になるはずだ。
あるときを境に著者は、「何を話すべきか」ではなく「何を聞くべきか」と考えるようになって、すべてがうまくいくようになった。
些細なことだけど、そこを意識するだけで、相手と深くコミュニケーションがとれるようになったのだ。
世の中には「しゃべること」が重要だというような風潮があるけれど、それはウソだ。
自分の話ばかりで人の話を聞かない人間は確実に孤立していく。
人は基本的に話を聞いていほしい生き物なのだから、つかむ話よりもつかむ質問、すなわち、相手の本音を引き出す「キラークエスチョン」を相手にぶつけるべきだろう。
質問次第では相手の心にフックがかかり、固く閉じられていた心の扉が開く。
[ 目次 ]
出会って1分、何を聞いたらいい?「その服、どこで買ったんですか?」
武装解除からはじめよう「しんどいですよ…そっちはどうですか?」
相手との共通項の見つけ方「昨夜はちゃんと眠れました?」
会話という遊びを楽しもう「最強の野球チームを作るなら、いつの時代の誰を選びますか?」
わずかな勇気が人生に大きな差を生む「これは読んでおけ、と言える本を教えてください」
相手を主人公にする質問「あなたにとっての映画のベストスリーは?」
恋愛に進む会話と、その場で終わる会話「あなたのお母さんはどんな人?」
たちまち相手が幸せになれる質問「今までに言われていちばん嬉しかったひと言は?」
教授もヤクザもおばあちゃんも、恋の話なら盛り上がる「どんな恋愛がしたいですか?」
「好き」は会話の起爆剤「人生で出会った、いちばん魅力的な人は誰ですか?」〔ほか〕
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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人は誰しも自分の話を聞いてもらいたいものだよね。
この本に書いてある質問は、答えによってその人の人となりが見えてくるものばかりなので普通に参考にしたいと思った。自分だったらどう答えるかな~??
一時間かからずサクッと読めます。