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書店で目につき手にした一冊。
パラパラと目を通すだけ・・・のはずが、案外面白い。
最後まで立ち読みしようと思ったが、嫁から”まだ?”のTel・・・
結局、買ってしまった。
会社で「この人 数字に強いなあ~」と感じる人がいる。
数字に強いのは、会計知識に長けているってより、この本で語られている”ザックリ力”やな・・・とあらためて理解した気がする。
細かい話は無い。ザックリ読める。
◆3つのザックリ力
• ザックリ把握力
• ザックリイメージ力
• ザックリ仮説力
◆ザックリ把握力
• 3ケタカンマは、千、百万、十億(thousand,million)
• 数字は上2ケタで理解
• 2ケタ掛け算:21*38 → (20+1)*38 , 21*(40-2), 20*40
• %はザックリの必須アイテム
• 身の回りにあるものをモノサシに
• 一人前など割り勘で捉える
• 数字は量と質に分けて考えるクセをつける
◆ザックリイメージ力
⑴全体をさっと眺めてザックリイメージする
⑵目についたポイントをピックアップする
⑶ポイントをより詳細に見ていく
• イメージを膨らませ、色々連想するクセをつける
• 決算書は、まずザックリと売上と利益、絵におきかえて、一人前に落としてみる
• P/Lの構造は、ザックリ「売上ー費用=利益」
• P/Lの数字をよくするのは、
⑴費用を増やさず売上を増やす
⑵売上を減らさず費用を減らす
• B/Sは、
⑴お金を集める
⑵投資する
• B/Sは、右でお金を集めてきて、左でまわすイメージ
• 右の調達は、純資産(自己資本)と負債(他人資本:他人から調達)
• B/Sの場合は、箱に置きかえると分かりやすい
• 資産<負債の状況を「債務超過」
• B/Sは、お金を「集める→投資する」のステップの結果、B/Sの左側の資産を使って「お金を生みだしたす」過程がP/L
• すべての費用を引いた最終利益がB/Sのお金を集めるところに還ってくる。
• フェルミ推定
◆ザックリ仮説力
• 決算書は比較して見る
• 自分なりに仮説を持ってストーリーを組み立てて、を続ける
• 普通じゃない増減に注目
• 仮説はザックリと、色々な視点からたくさん立て、検証することをくりかえすことが大切
◆ザックリ伝達力
• 数字は、相手のTPOに合わせて
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会計や数値が細々として小難しいものだと感じていたが、本書を読むことで視点が大きく変わった。
題名の通り、本当にザックリとした内容であるが、ザックリしているからこそ本質に少し触れることが出来たように思う。
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フェルミ推定の話が印象的。
実際に調査するのがむずかしい問題は仮説を積み重ねて論理的に推定すること。
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20111108
ザックリからポイントを把握した上でそこを詳細に検証する。
言われてみると経理の連中はそんな感じでいろいろ指摘してくるな、と実感。
「会計を学ぶ」という内容ではないが、数字に限らず物事の本質に近づく方法の参考書としてためになった。
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ザックリ会計力―今度こそ苦手な数字を克服できる 本当にザックリと会計の見方について書かれた本。キャッシュフローも書いてほしいところたけど、なんとなく分かった気がする。 http://amzn.to/aXpqKn
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これを読めば決算書が読めるようになるのかなという気持ちで読んだが、ほんとザックリすぎて細かい部分まではよくわからなかった。
説明の仕方はイラストやわかりやすい例えをしてくれるので理解しやすい。
2:8の8も大切
P/l損益計算書は流しそうめん
B/S貸借対照表は集める→投資する