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産婦人科だけでなく、現在の医療の持つ問題点が医師の視点で、書かれています。
患者からすれば、非日常である医療だが、医療現場の医師や看護師達にとっては、日常であり、その部分の認識の違いがこの問題の根本ではないか
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日テレ 2009年10月期の水曜ドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」(夜10時~放送)の原作本です。
医療物は好きでよく読みますが、この本は現役の医師が書かれていて、小説の中にも読者に訴えたい医療制度の問題点などが伝わってくる作品です。また、作者は、この本をとおして題名である「ノーフォールト(無過失補償制)」についての提案をしています。
現代の医療制度の問題提起として、ヒューマンドラマとして考えさせられる作品です。小説を書くのは初めてということで、少々読みにくい出来ですが、内容はよいと思います。
また、筆者の思いのつまったあとがきもぜひ読んでいただきたいと思います。
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ドラマを先に観ちゃったからなぁーー。
君島先生の性別が違ってたり、上地君の役が出てなかったり。そんな細かいところが気になる。。
内容は、医学に素人の私には難しい。けど、出棺のシーンは映像がリアルに浮かんだ。
下巻も楽しみ。けど、借りるのをわすれたーーー!!!
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この本の存在は、ドラマ化という話がなければきっと気づくことができなかったと思います。
自分の働かせていただいている産婦人科。
それと照らし合わせて読んでしまいます。
ギネで働かせてもらえているということに誇りを持ちたい。
沢山の方に読んでいただきたい、興味を持っていただきたいと感じます。
出産はどうしても正常なものだと考えられがちですけど、実はそうじゃないことももっと多くの方に知っていただきたいです。
結構、医療用語使われてます。
用語の意味が分からない!ってなると少し難しいかもしれません。
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〜私が訴えようとした産婦人科医師不足や若手医師の過重労働の問題は、今やマスコミにも取り上げられています〜
「ギネ」というドラマを見て読んでみたが、産婦人科の先生が書かれた小説でびっくり。現場の葛藤が本当によく伝わってくる。他の業界の方も本業が忙しいと思うが書いてみたらびっくり。。。ということがあるような。
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ドラマで大好きになり、本も手に取った。
変わらず面白い。一気に読了。
奈智の人間ドラマが好きなので、徳本さんの問題だけでなくもっと日々のドラマを見たいという気持ちが、ドラマでも本でもあったのだが、本を読んで、それは著者の「産科医療を変えたい!」という強い思いが表れた結果ということがよく分かった。
元々産科医療には興味が強いのだが、どちらかというと私は自然なお産派。無理な医療介入にも否定的だったが、この本を読んで、改めて「正常なお産がすべてではない」ということを思い知らされた。
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昨年のドラマ「ギネ」の原作。ドラマが終わる前に読み終えた。
3回のお産のうち,2回が異常分娩扱いだった自分にとって,ドラマの中の出来事は他人事ではなかった。
原作の主人公はドラマと違ってとても穏やかな方である。かなり丁寧に専門的に,出産とその周囲について描かれていると思う。
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ドラマは見た事ないですが手術情景がどう描かれているのか気になります。内容としては医療系は好きなので個人的には好きな部類に入るかと。下巻にいってみよー
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以前、ドラマ「ギネ」を見て本を手にとった。全然違う。専門用語が多くて読みにくいところもあるけれど、産婦人科医療の過酷さが伝わってくる。医師の視点、家族の視点。どちらも正しい。難しい問題。下巻に続く。
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タイトルに惹かれて読み始めたら、何となく知っているような
内容と思い調べると、かなり前にやっていたドラマの原作と判明。
(藤原紀香主演の、「ギネ」でした)
ドラマと違い、原作ではクールな女医という感じは全くなく、
温かい人柄でむしろこっちを演じる紀香さまが見たい。
専門用語のオンパレードに戸惑いつつも、術中の緊迫感は
しっかりと伝わってきて、ページをめくる手が止まりません
でした。早く下巻を読みたい!
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この本は、「ギネ」という題名のドラマになったことで知った。
舞台は、大学病院の産婦人科病棟。
私の妻が助産師ということもあり、まずドラマを見て、この本への興味がわき、手にとった。
主人公は産科医師。
判断の難しいケースでの帝王切開で、そのご母体死亡。
遺族から医療過誤として訴えられる。
妻からいろいろ話しを聞き、新聞等でも問題視されている、産科の医師不足。
この本でも大きな問題となっており、月の半分以上が当直(当直明けは普通に日勤)というかなり厳しい状況が描かれており、さらに出産というものが我々が思っている以上に危険もあるということがうったえられている。
もちろん正常に出産できれば問題ないが、思うように赤ちゃんが出てこない、急激に脈が落ちるなどで緊急の帝王切開もある。
帝王切開をすると、いろいろな感染病にかかるケースもある。
今回もそういったケースの一つであるが、母体死亡がすべて病院の責任だといった報道のされ方は危険であろう。
そういったケースが増えたことが医師不足にもつながってるとも書かれている。
もちろん遺族はやるせないが、こういったケースに用いられる制度が、「ノーフォールト(無過失補償制度)」だそうである。
外国では導入されている国もあるそうで、病院の過失の有無に関係なく遺族には補償金が支払われ、病院側の審判は第三者機関が行い、基本的には裁判で遺族と病院が争うことはないということ。
こういう制度の導入が遅れている日本では、これからの話なのは言うまでもないが、病院とはとても大切なものであり、医師とは信頼できるものであるはず。
しっかりとした基盤を作り、有能な医師を増やし、医療に専念できる環境をしっかり作ってほしい。
医師が描いただけあり、リアリティがありながらメッセージも伝わってくる作品であった。
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ドラマを見てから原作を手に取りました。
産科医療での難しい問題について
考えさせられました。
早く下巻を読もうと思います。
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『パルモア病院日記』で、周産期医療を知った。それから10年振りくらいに再び周産期医療モノ。予想よりハイペースで読んでしまった。意外とこの分野が好きなのかも。
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もうすぐ入院するので、病室で暇つぶしが必要と思って大量購入したものなんだけど、何となく、これを入院中に読んでるのもどうかな?という気がして先に読み始め。若干ネタバレになるけれど、内容的には、読んでたからといって医療スタッフの心証を害するとは思えず、むしろ、いい入院患者と思われるかもしれない、というのは言いすぎかな。こう言っては言いすぎかもしれませんが、小説を書くという点においては素人であるひとが書いた小説であるが故の良さがにじみ出している本ではないかな?という期待大。全体の感想は、後編も読み終えてから。
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柊奈智。患者の心に寄り添う心優しい女性産科医。しかし、ある夜の緊急帝王切開手術が彼女の心に影を落とす。著者が医者ということで医療制度の問題点などもかなり深く切り込んでいる。