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原題:Wee Gillis 1938
『はなのすきなうし』のコンビで作られた絵本。
「アラステア・ロデリック・クレイゲラキー・ダルハウジー・ガーワン・ダニーブリスル・マックマック」というのがギリスの本当の名前。
ミリー・モリー・マンデーの「ミリセント・マーガレット・アマンダ」より長い!
きっとこの時点で子どもたちは大喜びするんじゃなかろうか?
おかあさんの生まれた谷間の人たちとお父さんの生まれた山の人たち。
生活や着ている物などなど対比が大変面白い。
P21の霧の中で叫ぶギリスの絵に感動!
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少年ギリスの服装といい、スコットランドらしい雰囲気が漂っています。
ギリスは難しい選択を迫られて、どうなるんだろうと心配しました。
バグパイプという楽器、聞いてみたいな。
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『はなのすきなうし』のコンビによる絵本。舞台はスコットランド。主人公の男の子ちびっこギリスはお母さんの親戚がいる谷間の村か、お父さんの親戚がいる山の村、どちらに暮らすか決めなければなりません。それぞれの村のひとは互いに互いの村をけなし、自分の村に住むようギリスに言います。ギリスは一年ずつ2つの村に暮らしてから決めることにしました…はじめはギリスの境遇にかわいそう!と思いながら展開がとても気になりました。白黒の絵ですがとてもひきつけられます。読むと長いのですが、ぜひ中学年くらいからよんであげたい本です。どんどん逞しくなるギリスにおぉ~と声があがりそう。バグパイプの(息をいれて吐く)シーンが好き。
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著者は有名な『はなのすきなうし』を描いたコンビ。あたたかくも力強いその挿絵に魅了されます。
スコットランドの少年ギリスは将来、おかあさんの出身である谷間の村か、おとうさんの出身である山の村、どちらに住むかを決めなければなりません。それぞれの村の生活様式になじもうと、ギリスはがんばります。大声で牛を呼び集める谷間の牛飼いのくらしと、息をこらえてシカをまちぶせする山の狩りのくらしを送るうちに、ギリスの肺はとてつもなく大きく強くなりました。その肺のおかげで、思わぬエンディングが待っています。
おはなしのカギとなる大きな「ピャーッ」という音がとっても気持ちよく、心に鳴り響きました。
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個性を生かすことの素晴らしさ。
迷ってるのはきっと、個性を活かせてないから。
そんなことを伝えてくれるいい絵本。
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谷間の村に生まれ、父の村、母の村、両方の村で交互に過ごすなかでギリスしかできないことが生まれます。
なにかにとらわれない生き方や、それぞれの自分らしさの素晴らしさを伝える絵本。
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昔話らしい作品。
谷村と山村でのくらしの違いが興味深い。
それぞれの暮らしを経験して将来を選ぶ。
そして、培った経験が他の能力に生かされる。
なんでも一生懸命やっていれば、どこかでそれが生かされる。何事も決まったものなどないということかな。
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谷間の村にするか山の村にするか、どちらにするか決めなくてはならない少年の話。これも思わぬ展開となりました。