投稿元:
レビューを見る
「いつでも会える」の菊田さんの最新作
雪におおはしゃぎする子供と、タメイキをつく大人
大人になって失くしたと思ってたものは、実はなくなってはいなくて、忘れていただけだった
みたいな、なんかじーんといいお話でした。
大人になっても子供のときの純粋さとかなんかよくわからないけど大切なものを、忘れずにいられるよ、みたいな
わたしは年齢は大人なんだけど、雪降ってきたら全力ではしゃぎます^^
投稿元:
レビューを見る
大島弓子「たそがれは逢魔が時」と
榎本ナリコ「振り積む雪」を 思い出した。
話の運びが谷川史子を彷彿とさせるところもあり
マンガちっくでなじみやすい作品。
いい本だと思う。
投稿元:
レビューを見る
『大人になると ということは、もう子どもでは いられない ということ。けれど、あぁ ぼくは-----失ったものなど なにひとつない。わすれていたものが たくさんあるだけだ。』この作品のテーマについウルウルしてしまいました。そうだね、そうだね。って気持ちで心があったかくなります。対象年齢は小学校高学年くらいからです。
投稿元:
レビューを見る
大人になるといろいろなものの見方が変わってくる。子供の頃は楽しかったりしたものでもイライラカリカリしてしまう。そんな風に、忙しさや辛い生活の中で忘れてしまったものを楽しむ気持ちを思い出させてくれるような本。白と青と、黒い線で描かれたシンプルな色バランスと、デフォルメされたキャラクターたちの絵がとても可愛くて癒されます。
投稿元:
レビューを見る
ゆきが降って、ほっこり絵本を読みたくなって、手に取った1冊。
やさしい絵がすき。
いつまでも忘れたくないこと、思い出させてくれる。
心あたたかくなるお話。
投稿元:
レビューを見る
(すごく、いい絵本だったのに…。)
すっかりストーリーを忘れてしまっていた自分に呆れ果て、
もう一度…
(おじゃまします。)
と、そっと本を開いた。
ゆきだ!
しかもたくさん降っている!
主人公はサラリーマン風の男性。
あ~、最悪だ、最悪だ。
車は出せない、
電車は来ない、
歩きづらい、
寒い、
会社に遅れる!
ゆきの日なんか、
ゆきの日なんか…!!
(最低だよね。)
共感しようとした矢先、男性の目に飛び込んできたのは、
無邪気にゆきを楽しむ子供達の姿だった。
「ゆきの日さいこーーーっ!」
「ゆき、食べる?」
「ゆき、滑る?」
「何してあそぶ?何してあそぶ?」
ふん。
子供はいいよね、
じゃれて遊んでいれば、いいだけなんだから。
大人にとって、
大人にとっては雪は交通障害になるしねぇ~
・・・
いろいろ大変なんだから!
いろいろ大変な事があるから、
雪を好き、だなんて・・・
言えない事が、なんだか哀しくなってきた。
すると、そこへひとりのおじいさんが近づいてきて
「仕事を手伝ってくれ。」
と、男性を無理矢理どこかへ連れて行こうとする…。
さて、一体どこへ・・・
雪がずっと降りっぱなしの、さむぅ~い本だった。
でも、このおじいさんが引っ張ってくれたお陰で、
ず~っと以前に読んだ、物語をはっきり思い出せたよ。
雪が好きだった事は忘れても・・・
また
雪を好きだった事を思い出せばいいんだ。
そう、思えた素敵な絵本。
投稿元:
レビューを見る
とても良かった。
気持ちはいつまでも若いつもりだけど、気がつけば昔の自分よりも間違いなく大人になった。
あの頃は何でもできて何にでもなれる気がしてたけど、
いつの間にか分別がついて勝手に限界を決めて冷めて諦めて…。
子供の頃のボクも、あんな目をしていたんだろうか。
毎日忙しくしている大人のための本。
投稿元:
レビューを見る
雪の降った日に、サンタに出会ったぼくが、自分の取り戻すお話。
まず、絵が素敵。
シンプルで暖かい。
「失ったものなど なにひとつない」ってところで、思わず涙しちゃう。
大人になるって切ないね、でも大丈夫、って本。
色々と心が疲れてる時に読みたい。
投稿元:
レビューを見る
大人向けの絵本。
「雪が降って、車も電車も動かないし歩いていても滑って大変、仕事に行かなきゃ行けないのに!雪なんかさいてい!なのに子供達は滑ってはしゃいで雪たべて、『ゆきってさいこー!』って楽しそう。
大人になってもいつも少しみたされない僕は、何かを失ったのかな…?」
そんな主人公がサンタさんと出会って、昔の自分を思い出すお話。失ったんじゃなくて、自分の中にたしかにあるということ。
白いページに黒の輪郭と青の色づけというシンプルさが、とってもきれい!
絵もシンプルで、でも可愛い。菊田まりこさんの絵本は、子供が読んでももちろん良いが、大人になるほど深くメッセージが届く。何かを忘れてる自分を思い出させて、ハッとさせてくれる。
シンプルでかわいくてあったかくて、優しい。
大好きな絵本。
投稿元:
レビューを見る
大人になるって、こういうことならいいな。
ゆきの日って、ちょっとした非現実世界を感じる。
クリスマス、こんなファンタジーが起こるかもって思いたくなる。
投稿元:
レビューを見る
ほんわか優しい雪の朝。
子どもの頃って、雪の日が嬉しかったなー。もっとも、札幌出身なので、本格的に根雪になると、雪があって当たり前だったけど(笑)
今でも、雪の日は好きだな。
ときどき、人気のないとこで『阿寒に果つ』ごっこをしたくなる(笑)
(もちろん、ごっこですよ、「ごっこ」!)
投稿元:
レビューを見る
大人になりたくなくて、いつまでも子供の心を忘れずにいたつもりなのに
忙しい毎日のなかでふと気づくとつまらない大人になっていた。
最後に降る雪を見上げたのはいったいいつだったっけ…
投稿元:
レビューを見る
大人になってしまい、子ども心を失ったわけではない、
ただ、
殺伐とした毎日によってそのたくさんの大切なことが忘れて去られてしまったからだ。
大人の心に染みる1冊。