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ハイテンションなコンゲーム。
テンポさくさくでラストまで疾走感キープ。
クライムコメディまで書けちゃうんだから、海堂さんはすごい。
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桜宮とかはどうでもいいんですが、あの人は今的中途半端な昔のミステリのセオリー通りな展開に身に染みついた80年代的ベタさと壊滅的なネーミングセンスと読者を楽しませようとするいらんサービス精神から醸し出される親父ギャグが、もうね…。所々で出てくるバチスタキャラも臭わせ方が鬱陶しく…どうでもいい…。
こないだブログで訴えられてましたが、この人現実と架空のテンプレ役人像の区別ついてないときがある気がする。
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2009/10/29 喜久屋書店富田林店にて購入
2012/1/12〜1/17
著者初の非医学系作品ではあるが、桜宮市を舞台にした作品。故郷創生の一億円で作った黄金の地球儀を盗み出そうとした平沼平介と旧友のガラスのジョーこと久光穣治であったが...
数々のどんでん返しが楽しめるコンゲーム小説。海堂さんの新しい一面を楽しめた。
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文体、言葉の使い方テンポがいい。
ついつい読み進められてしまう。
医療系ではないのははじめてという事で
キャラにぶちゃ振り感はあったけど
相変わらずエンターテインメントな小説でした。
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初めはふざけた話が続く。友人のおバカっぷりが伝わってきた。結末は突拍子すぎて、別の作品かと思った。通勤電車のひまつぶしには最適。
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読了。これまでの専門領域の医学とは違うけど、理屈っぽいとは思いつつ最後まで楽しませてくれる。そして予想外の結末。既刊での登場人物も出てきて少し懐かしい感じもしたり。既刊も読了後がおすすめ。[2009/10/30]
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H21.11
最後にいろんな謎が解明されていくけど、もう少しゆっくり展開して欲しかったような。。。でもとても面白かった。一気読み。
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コンゲーム…策略により騙し騙されたり、ゲームのように二転三転するストーリーのこと。
軽い。
悪を暴くってほどの爽快感はなく、主人公の成長譚ってほどの成長過程も描かれず。片手間に書いたような旨を作者も公言してるけど、本当にそんな感じ。
あ、ナイチンゲールな2人が登場しててびっくり。
びっくりしただけだけどね。ううん…。
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バチスタシリーズが好きなので買ってみたんですが、正直「うーん」という感じです。あのコンビのあくが強すぎるんでしょうか。もう終盤なんですけど物語に引き込まれる感じがほとんどないまま終わりそうです…。
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チームバチスタの栄光で、このミス大賞をとった海堂尊氏の小説。
今回は医療小説ではないものの、舞台が一連の小説に出てくる桜宮市であり、また脇役として別の小説にも出た人間を登場させているところから、桜宮市サーガの一つとして連ねられる小説。
本書の中心となる物体は黄金地球儀なるものだが、1988年に実際にあった”ふるさと創生一億円”という市町村へのばら撒きで政策で手に入れた資金で製造されたものということになっており、虚構の中にも若干のリアリティがある。 今回の小説は、これまでの医療ミステリー、医療ドラマとは一線を画し、桜宮市で起こるドタバタ強奪劇となっているため、少々違和感を感じる。 ただ、登場人物の変人ぶりや、イケてない駄洒落が出てくるところは、海堂氏の小説であることを思い出させてくれる。
この物語は2013年の出来事としているが、一連の小説との関連性を考えるとあまり必然性がないように思う。 (まだ同氏の小説を全て読んだわけではないので、そう言い切ることもできないけれども) 桜宮市伝説を深めるべく、ドタバタエンターテイメント小説を書きたかったのであろうか? 社会を風刺しているところは良いがストーリー展開に意外性も無く何となく消化不良であった。
以後発刊される小説に期待したい。
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風邪で寝込んだ間にざっと読み.
人物造型は海堂氏お得意のパターン.ストーリーは軽快(軽いからこそ風邪をひいていても読めたのだけれど)で,一気に読ませる力がある.通勤の途中等,気楽に小説を読みたい時に向く.
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医療ものではない海堂さん作品。
面白く読めましたがやっぱり医療シリーズが強烈なんで少しパンチが足りないかな。
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病院も厚生省も出てきませんし、ミステリーでもナイお話でした。
ナイチンゲールのその後がちょっと出てくるくらい。
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チームバチスタから描かれてきた町「桜宮市」で起こる、どたばたコメディ…と私は解釈しました。
それまでの作品を読んでいると、人物、建物…同じ町が舞台といういことでちらりちらりと薄~く関係してきたりして、知らなくても大丈夫だけど別作品も読んでいたら追加でちょこっと楽しかったりしました。が…
肝心の本編が微妙。
それまでの医療モノがかなりリアリティというか…緻密な部分があったので(いや、ロジカルな彼もたいがい破天荒ですがね…)今回の作品はあまりの展開にがっかり。
「コメディ」として頭を使わず楽に読めるのは事実ですが…
「ミステリ」としては、それまでのシリーズがおもしろかっただけに、がっくりです。
ところで、私、どうしても理解できなかった部分があるのですが。
(以下はネタバレを含みますので、ご了承の上お読み下さい)
確か黄金地球儀は「直径七十センチ、厚さ25センチのアルミ合金の球体のうち、日本部分のみ(+桜宮市のシンボルマーク)くりぬいて18金を埋め込んで」できているんですよね?
中盤から後半ではこの球体の中を削って削って厚さを薄~く(1センチだ3ミリだというレベルの薄さ)して金をいただいちゃおう計画が進行し、実際あの人やこの人たちが削っているわけですが…
要するに削られている部分の大半はアルミ合金ですよね?
まぁ、日本とシンボルも薄くなっている(=金も削れている)んだからいいと言えばいいのでしょうが…
混ざった中から金だけを取り出すのも手間だなぁとか、工程の大半が無駄だなぁとか、そもそもそんな便利カッターがあるなら切り取って金メッキの日本とシンボル作ってはめ直した方が早くてよほどすっきりするじゃないかとかいろいろ考えてしまって、なんか計画そのものに釈然としない!
あれがほんとに黄金の球体なら、内部を薄く削り取る計画に命が吹き込まれるとは思うんですけどね…(実際はじめはそのつもりで着想したようですし)
どうも2方向から同じ計画を立てるほど合理的な作戦に思えませんでした。
そこに引っかかってちゃ入り込めるわけないですよね。
…………もったいない。
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今回は市役所と市民を舞台にした
黄金地球儀盗んでがっぽり稼ごう大作戦!
けれどもそううまくは行かせてもらえません。
また個性的な野郎が!
しかも厚生労働省というからあの人の部下に間違いない!?
小夜ちゃんや瑞人が思わぬ形で出てきて
その間に何があったのか気になる!
海堂作品は時代バラバラで発表するから
そこがまたずるい。
話の内容的にはそこまで盛り上がったー感もなく。
最後もどんでん返しはあるものの
憎めないキャラばっかにとらわれすぎて
内容をあまり気にしなくなってきたのもあるかも。
君子さんの友達が結局平介にとってどうなるのか
明かされてないから気になるー。