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ビッグデータという言葉がバズワードのように
使われるようになって随分と時間が経ちました。
職業柄、時世に置いて行かれる訳にはいかない
(すでに遅いが…)訳で、本書を読んでみました。
ビッグデータやビジネスアナリティクスというキーワードが
ありますが、本書はビジネスインテリジェンスという言葉を用い、
それらを含め広義の意味で解説がされているように感じました。
事例も多く取り上げられていますが、
例として、レセプトデータを活用して
疾病の重症化モデルを作成し、時間軸に対する医療費
の関係を見出す…といったものがあります。
これにより早期段階での疾病に対応することで、
重病化する前に予防する高額医療費の削減を狙っています。
ビジネスインテリジェンスは医学でも化学でもない訳ですが、
膨大なデータを編集・集約し、可視化し、様々な切り口で
分析することにより、これまでの常識と違った現実を世に示しました。
ビッグデータ、ビジネスアナリティクス、
それらの位置づけを体系的に確認する上でも、
非常に良い書だと思いました。
いずれも新しい言葉が出てきていますが、
考え方は昔よりあったもので、現在に至っては、
技術の飛躍的な進歩からより実現性が増し、
その具体が世に現れ始めたのだと感じています。
第1章 プロローグ
第2章 ビジネスインテリジェンスの概要
第3章 パフォーマンスかんりのためのビジネスインテリジェンス
第4章 変革をもたらすビジネスインテリジェンス
第5章 変革をデザインする分析シナリオ
第6章 変革を成功に導く鍵-BI成熟度
第7章 エピローグ
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意志決定や問題解決にまで踏み込んだBIに興味をもって本書をとったが、様々な問題で日本には根付かなかったという話を聞いた。
装丁や中身の構成はカッコいいが非常に中身が薄い本であったので残念である。
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2009年の本だが、書いてある事は今でも通用する。というより、企業の情報活用の本質は時代を経てもかわらないのではないか?
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段階を追って、データを情報とし、企業の経営に活かしていく。扱えるデータとアウトプットの手法が増えたビッグデータ時代と言われるいまでも本質的は変わらないのでは。
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ビジネスインテリジェンス(BI)の基礎概念と応用事例を網羅した良い本だと思います。2009年発行。
今使われている用語をチェックしようと思って購入したのだけど、予想以上に中身があって嬉しい誤算。
実務で取り組んでいることもあり、データベースのデザインや必要なツール群、運用や期待効果は概ね想定どおりの内容だったのだけど、区分整理されててさらに明確に出来た。普及活動の参考にもなりそう。
多分必要に応じて読み返す。
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BIについての概要が、書いてある本。
必要に応じて、読み直すのが良いのでは。
引用・参考文献が役に立つ。