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ロード&ゴー みんなのレビュー

  • 日明 恩 (著)
  • 税込価格:1,76016pt
  • 出版社:双葉社
  • 発行年月:2009.10
  • 発送可能日:購入できません

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みんなのレビュー103件

みんなの評価4.0

評価内訳

102 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

面白かったです。この話、実写化しても面白いかも。

2009/12/14 18:09

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紅葉雪 - この投稿者のレビュー一覧を見る

救急車がジャックされる、という内容紹介に、『ジャックもの』が好きな自分は、これは面白そうと手に取ってみた。
もちろん日明 恩さんが、なかなかに自分の好きな作家さんの一人だということもある。
ただ。
日明さんの本は「それでも、警官は笑う」から「ギフト」まで全て読破してきているが、好き嫌いの激しい自分の中では、話によって好きか嫌いかが見事に分かれるという作者さんでもある。
読んでみるまで好みかどうか判らないところは、まるで福袋のようで、それも楽しみながら読んでいるのだが。
その日明さんが今回描くのは、救急隊の話。

とにかく面白かった。

救急車や救急隊のトリビア的な、『知らなかった』・『そうなんだ』知識も豊富に詰め込まれ、それも読んでいて面白かったし、なにより話が単純に進んでいかない。

そもそも救急車ジャックをした犯人自身が、「家族を人質にとられ」、「救急車ジャックをしている」と言う。そして『真犯人』は、犯人や救急隊に電話を通して指示をしているのだ。
話が進んでいくにつれ変わっていく「犯人」と救急隊の関係も味があった。

もとゾク上がりという「2か月前に異動したばかりの」運転手の機関員・生田を中心とし、「学級委員長のような」救急救命士 森。そして穏やかな隊長の筒井。
彼ら救急隊のメンバーを中心に、救急隊の無線を傍受している真琴や、マスコミの徳居も絡めてある。
こちらの脇役も話を盛り上げていく。

個人的には真琴と生田の妻、さらに救急隊指令センターの「鬼平」こと鬼島が大変に気に入った。

車や人質の元に爆弾を仕掛けられ、車を止めたら即座に爆発と脅され、犯人の指示を受けあちこちを走り回る設定は定番ともいえるが、その車が緊急車両、救急車というだけで新鮮味が加わっている。

さらには。同じ消防署絡みだけに、「埋み火」・「鎮火報」の登場人物もサラリと関わっていた。そんなところも楽しんで読んでしまったのだが。

先に日明さんの本は好き嫌いが大きいと書いたが、この本は文句なく面白いと思えた。
そして。
これは実写化をしてみたら、非常に面白い話になるかもしれないと感じた一冊でもある。

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紙の本

失踪する救急車が訴えるもの

2011/07/05 11:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 消防隊の機関員である生田温志は、救急隊長の筒井圭一や救命救急士の森栄利子と組んで、救急車の機関員も兼務している。どちらも緊急走行する車両ということで同じ様に思えるかもしれないが、運転のコツはぜんぜん違う。なぜなら救急車は、卵よりも振動や衝撃に弱い急病人を安全に、かつ、素早く搬送しなければならないからだ。
 そんな彼らの仕事には困難がいっぱい。例えば、大した症状でもないのに簡単に救急車を呼ぶ。例えば、サイレンを鳴らしても避けてくれない。例えば、搬送先の病院がなかなか決まらない。だが今回、彼らを襲う困難は、それよりも直接的にハードなものだった。

 病人を装って救急車に乗り込んだ悠木という男が、森にナイフを突き付けて救急車をジャック。その悠木が持ち込んだのは爆弾で、彼自身も家族を人質に真犯人に脅されているらしい。
 犯人の要望によりマスコミに報道され、無線で実況されるジャックの状況は、消防・警察だけでなく、無線を傍受する人々にも詳らかにされていく。そして犯人の要求により、救急車ノンストップで都内の病院を走り回らされる。
 果たして犯人の目的は何か?そして、救急車は無事に解放されるのか?

 救命救急の啓発的な意味合いも含まれている印象を受ける。動機は分かりやすいものだけれど、その状況を生み出す救急のことはあまり知らないことを自覚させられた。
 最近、福島第一原発で話題の第三消防方面本部消防救助機動部隊(NBC災害対応部隊)も後半に活躍する。

 ちなみに、タイトルのロード&ゴーとは、迅速な車内収容と高度な医療機関への搬送の宣言のことらしい。

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2009/10/22 14:05

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2009/10/27 09:44

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2009/11/21 21:29

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2009/11/15 15:26

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2009/11/20 10:24

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2009/11/26 16:44

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2009/12/07 21:02

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2009/12/17 09:00

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2010/01/16 16:22

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2010/01/04 21:29

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2010/01/04 22:13

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2010/01/10 00:58

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2010/01/20 19:59

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