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紙の本

行政にはコスト意識は必要ないのか

2009/10/16 11:36

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:イヌちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

公会計をめぐってはこうした議論が沢山ある。
 ある人は、「政府には課税権、通貨発行権があるから収入の外的制約はなく、たとえ政府債務が巨額になっても償還は滞りなく行える」という。まるでいくら使ってもいい!!といっているようだ。
 また、ある人は、「コスト意識が生まれるのは、企業の場合、費用と収益が結びついており、かつ、仕事の成果が利益という貨幣単位で算定できるからで、行政に複式簿記を導入してもコスト意識は生まれない」というと同時に「公益の達成は最低限のコストでなされるべきだ」ともいう。費用と収益が結びつかないのであれば、費用は収益に制約されず、「コスト」の概念が成り立たない。それなのにどうして「最低限のコスト」を把握することができるのだろうか?
 これは、行政が行う予算決算システムには「コスト意識をもつ仕組みがない」からであり、「役所にはコスト意識がない」といわれる理由の一つである。
 だが、発生主義会計を用いれば「コスト意識」を生むことができ、これを合成の組織に埋め込む必要がある。
 しかし、行政の成果は不可測であるため、たとえ人が通らない橋であっても、その橋が必要ならば造らなければならない。となると、やはり一般的な本に著されている「コスト意識」では当てはまらない。
 この本は明確にその見解を述べている。
複式簿記、発生主義会計を用いた場合の行政のコストの把握の仕方などが、わかりやすく著されている。
 是非ともこの本を読んで現場の職員は「コスト意識」をもつべきだと思う。また、納税者も自分達の税金がどのような意識の下で使われているか及び使われるべきかを考えて欲しい。

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紙の本

予算決算帳簿から発生主義会計が理解できる唯一の書

2009/10/13 14:36

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mineo - この投稿者のレビュー一覧を見る

 役所の会計は、単式簿記で、現金出納帳だとか馬鹿にされますが、そうではないんですねー。予算決算帳簿は複式簿記の省略形式と見ることもできる組織的なものだということ、債権債務の発生時と現金収支の2時点で記録する仕組みで、企業会計とは根本的に違うということ、債権債務はむしろ民間より早い段階からを把握、管理しているということ等が述べられています。
 つまり、役所の会計は、認識基準としては既に発生主義情報を持っており、違うのは会計の対象範囲だということです。
 したがって、現金主義から発生主義に切り換えるということは、そんなにむつかしいことではなく、今まで収支ベースで捉えていた決算を発生ベースで捉える、数字の拾い方を変えるだけだということです。そして会計の対象範囲を非資金にまで拡げるために発生主義会計に特有の項目を追加すれば発生主義公会計が完成するということです。それが、予算決算帳簿との関係で説明してあり、予算決算帳簿から発生主義会計が理解できる唯一の書ではないでしょうか。
 したがって、複式簿記の考え方の導入についても、非現実的な簿記の教科書どおりの説明ではなく、実際に役に立つ複式簿記化モデルが提言されています。財務情報の見方についても、行政の実態に即した新しい捉え方が提言されています。公務員が発生主義会計を理解するのにピッタリの1冊です。

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2009/11/29 08:38

投稿元:ブクログ

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