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「読みやすい」ということでしたが、神様の名前は訳せないんですよね。。。名前だから当たり前だけど。。。
読むのに少し苦労しました(;^_^A
これじゃあ、ほかの古事記は読めませんね
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某先生が古事記についてよくお話をされるので、興味本位で読んでみた。
なかなか易しいことばで詩みたいに綴られてて読みやすかった。
日本の神様適当だなあ(笑)
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2014.10.3 読了。『日本古典文学論』ガイダンスで、古事記を扱ったので手に取った。古事記の内容を簡単にさらうのに良い。「超訳」とあるように、原文に忠実ではない。一部日本書紀を参考にした部分もある。本書は著者が語った言葉を文字に起こして作ったそう。つまり、正確さには欠ける。それでも、現在古事記という物語が語りによって口承されるならば、このような形になることは十分ありえるだろう。なにより、内容を知りたくても難しいそうで敬遠していた人でも、予備知識なしで、古事記の世界の一端を感じることができる点が本書の1番の特徴である。日本昔話を見ているようで、平易で面白かった。色々な古事記関連の本を読んで、少しずつ古事記の内容を定着させようと思う。
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「古事記」の名前は知っているが読んだことがない。
興味はあるけれど古典苦手だし…
そんな人はとりあえずこれを読んでほしい。
詩のような文体で書かれたこの本。
さらっと読み流すだけでも楽しく、
初心者にうってつけといえる。
装丁も美しく1冊持っていて損はないはず。
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古事記や日本神話を知るとっかかりとしてピッタリな一冊。宗教学者であり、フリーランス神主、神道ソングライターでもある著者が、古事記をかみ砕いてわかりやすく壮大な物語に仕立てています。「マンガで読む~」的な本よりよっぽど読みやすくて良いわ。それこそ少年マンガやゲームの中に、日本神話をモチーフとしたキャラクターやアイテム、設定は数えきれないくらい出てくるけど、古事記はそうしたジャパニーズファンタジーの文字通り原点なわけで、ルーツを知りたくなる人も多いはず。でも古事記をそのまま読むのはかなりしんどいし…という場合もこれ一冊で解決です。この本を読んで、もっと知りたくなったら難しい書籍など読んでみたりと、好奇心を刺激される人も多いんじゃなかろうか。レイアウトや装丁も良いし、文字組などユーザビリティ、デザインにも優れていているのがまたうれしいですね。
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「古事記」の神話編を作者の語りおろしの形で現代語訳した本。叙事詩のようにすらすらと頭に入ってきて、物語を想像しながら気軽に読めた。
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「古事記」は、数年を置いて、たまに読むと楽しい。本書の前は、水木しげるの漫画だった。その前は井沢元彦、もっと前は高校時代か。
その中で、本書は、著者が二日間で口述したものを、ミシマ社の社長が筆記、編集したというちょっと異色の一冊(あとがきより)。まさに稗田阿礼と太安万侶による共同作業さながらに出来上がった作品。ゆえに逐語訳ではないけれど、かえってそれが、余計な解説を気にすることなく、口述のリズムに乗りながら、詩を愉しむかのようにすらすらと読めて非常に心地よかった。
情景が目に浮かぶなと感じたが、そこは多分に水木版『古代出雲』のお蔭か。本書を読みながらも、数々のシーンで水木しげるの描く神々の姿が蘇ってきた。『古代出雲』も良い本だったが断捨離で手放してしまったことが、ちょっと悔やまれる(いい本だから、高値が付くかと思ったら二束三文だったぞ、ブッ○オフ! 余談)。
とにかく、日本にとって大切な記紀神話が、西洋諸国における聖書や神話ほどに身近な存在になっていないのは非常に問題。それが天皇崇拝とか変な右寄りの思想に加担するとかの議論より前に、ベースとしてこうした話が創造されていたことは日本人として、よく知っておくべき。
古事記の神々の話を読めば、実に人間以上に人間臭く、光と闇、生と死、破壊と再生、男と女という普遍的なテーマが常に記されていて、しかもそれらのどちらが正しいとか間違ったとか、どちらが主従ということではなく、両者が表裏を織りなし、あらゆる事象や人間個人においてすら両面を備えているということを繰り返し教えてくれている気になる。前半、傍若無人ぶりをいかんなく発揮するスサノオ(本書では須佐之男)が、最後には詩を読むシーンなどは、壮大な長編スペクタクル映画のエンディングシーンのようで感動すら覚える。
「これをもって わが国は 歌ぶりの栄える 詩の国となった のである」
やまとしうるわし、だな~。
土着勢力を新勢力が平定していった物語を神の名を借りて正当化しているとか、この神話編の最後が初代天皇の神武天皇に繋がって終わることなんて、どうだっていい。人間の性として、時には善、時には悪、それが表になり裏になり歴史が紡がれてきた。それだけのこと。実に単純明快なことというのが、この「超訳」のリズムに乗って一望のもとに俯瞰できる面白い試みの一冊だった。
参院選後、三原順子が池上彰に神武天皇の実在を問われたり、天皇の生前退位の意向の話が出るのとは無関係に図書館に予約を入れていたものだったが、まぁ、なんとなくこんなタイミングで読めたのは面白かったかな。
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日本の始まりについて書かれた著名な書物の一つである古事記の神代部分を、できるだけ雰囲気を感じれるようにと、他にない試みで作られた本です。どのように作られているかは本書を読んでいただくとして、そのおかげで古事記の面白さに気づかせてくれる内容になっていると思います。断片的に知っている日本の神話を時系列的に把握できたことも大きかったです。もちろん古事記のきちんとした訳本が多数あり、それらを読んでも良いのですが。それにはない(と思う)ほど一気に引き込まれて読んでしまいました。日本の神話を読み物としてというよりも、読み聞かせられているような安心感と好奇心で感じること。さらに古事記を知りたくなる。そういう本です。
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すぐに読み終えることができるけど、こんなに分かり易く古事記(上巻)が書いてある本はないだろう。天つ神と国つ神、日本そして天皇家の誕生がよく分かる。古事記を現代訳したものではなく、筆者が語り部のように口述したものをテープに起こしたもの。それがかえって物語らしさを生んでいる。古事記を詳しく知りたい人もこの本を最初に読むと理解が早いし、普通の人にはこれだけでも常識的には十分だと思う。
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本当にすぐに読めてしまうし、超絶分かりやすい。現代語訳ではなく、筆者が語り部のように語ってそれを書き取る形式で書かれたというだけあって臨場感が凄い。神様の名前が多いけど神話の世界は楽しいですね(笑)
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「超訳」ってなに、という話は、あとがきにある。
出版社の編集者が録音機を構える中、著者が横になって、参考文献もなにも持たずに、脳裏に思い出される古事記の物語を諄々と語る。
その間、2日。
2日間で本一冊か-、お手軽でいいなーと思ったのは措いといて^^;(もちろん古事記への愛着とそれだけの蓄積があって初めてできることだが)、要するにそれまで口伝でしかなかったものを語り部・稗田阿礼が語り、編集者・太安万侶が文章に起こしたという構図を再現してみよう、というのが意図なのである。
だからこれは、いわゆる「古事記の現代語訳」ではない。
一読、その意図はまんまと当たっていると思う。これまで何度か読んで、正直あんまりアタマに入らなかった古事記の世界が、新たな息吹とともに眼前に繰り広げられる思いがする。イザナギとイザナミの愛と憎しみ、スサノオの乱逆と改心、山幸彦・海幸彦の確執と和解、などなど。
本ではなくて、著者が本当に眼前で語ってくれたら、きっともっと面白いのだろう。
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朗々と語り聴かせてくれるタイプの古事記 普通に読んでるだけなのにオーディオブック聴いているみたいな感じ
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古事記の内容が超訳としてですけど分かりやすく書かれていて、スラスラと読めました。出てくる人が多くてウッとなりましたが案外主要な人物は少なかったので一日で読めます。個人的には須佐之男が好きです。
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お伊勢参りを直前に控え、7年間程も眠っていた本を、思い出した様に本棚から引っ張り出す。
著者・鎌田氏の口述を、本書の版元であるミシマ社代表・三島邦弘氏が記された。
この手法は正に、稗田阿礼が語り、太安万呂が文字に起こした、それと同様である。
鎌田氏が幼い頃より自ずと感じ取っていた神力や八百万の神の存在は、これまで彼を操る様に書かせ、語らせた。
本書には、その幽玄な趣が存分に閉じ込められている。
選ばれし者が著した書である。
現代の有識者達も、日本最古の書に対し、あらゆる接近法を試みてきた。
同じく、アウトプットの方法も様々である。
(因みに「中田敦彦のYouTube大学」全4回に渡る古事記シリーズは、本当に素晴らしいのです!
私が初めて触れた、破茶滅茶に面白い古事記でした…。)
しかし、その中でも本書は最も神秘的且つ詩的である。
鎌田氏が仰る、かつての「国民総詩人の国」もここに蘇っていた。
神々に手を合わせる際の心持ちも、読後では幾分変わろう。
そして、ミシマ社の方々は今尚、この通り書き手と二人三脚で丁寧に本を作り続けていらっしゃる。
その姿勢を貫いて、もう15年になるそうだ。
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スサノオノミコトが思っていたよりひどい。ということを、古事記を読むたびに思っている気がする。今回はオーディオブックで聞いたわけだけど。
著者自身による朗読だけれど、プロ裸足のレベルの朗読だ。驚いた。