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話す力をどのようにすれば向上できるか。
その実践方法が豊富に書かれている。
個人的には、
アクショントーク
ぐーすーひー
○○は3つです
あいこさん
この4つが参考になりました。
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題名の通り、話すことの力をわかりやすく、簡単に実行できるをコンセプトにした本。内容は確かに簡単で実践しやすいが、ノウハウの域を出ない。
考える力や書く力と違って実際にできるかどうかは、人前で話し、失敗する繰返しをしないといけないと思う。
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このSeriesを部内の基本書にしようかなと思案中。特に「考える」「書く」「聴く(聞くだったかな?」はまだ読んでないけど。
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内容が少ない。
1冊で十分の内容を引きのばして5冊のシリーズ化にし、
収集欲をかきたて買わせるための売り方が気にくわない。
ダイヤモンド社も落ちたものだ。
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言いたい事を効果的に伝える話し方について解説した本。
下記の4つの観点に留意しながら話す事で「話す力」が身に付くという。
内容は勿論役に立つが、面白いと感じたのは本書の売り方。
他のシリーズ(考える力、聞く力etc.)と関係付けつつ、義務感・苦手意識を刺激しながら購買動機を促す仕組み。
出版元の本業(人材育成、研修)にも繋げる事を考えた売り方は良く出来てるなぁと関心した。
しかし、話す力が聞く力と考える力とで密接に結び付いているというのは同意。
以下、内容のメモ。
大まかな体系図を頭に入れる事で、自分に何が足りないか把握し続けられるように。
1、アクティブトーキング
・顔、体全体を使う
・笑顔と視線、身ぶり手振り
・ペーシング(相手に動作と感情を合わせる)
2、ドラマチックトーク
・メリハリをつける
・声の大小、高低、緩急、滑舌
・沈黙(話を振り、自分は黙る)
3、リスナーウォッチング
・相手の反応を見る→読み取る→対応する
・「ここまで気になる事は?」「ここからが重要です」
4、セリフ・シナリオ
・具体的に、数字で、一言で語る
・「です」「ます」で話を止める
・「~は3つ」
・結論→理由→具体例→再度結論
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結論から、そして具体的に伝える。
伝わらない原因は、伝え方が悪いか、理解しても納得できないのか、そもそも信頼関係がなければ、伝わるものもつたわらない。
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話す力を体系的にまとめた良書。特に若い社員への研修向け。上級者はチェックリスト代わりに使える。他のシリーズ本との併用をオススメする。
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ビジネス面でのコミュニケーションに役立つ能力のひとつ、「話す力」の基本スキルをシンプルに教えてくれる本です。「1対1でも何を話していいかわからない」「話せるけどわかりにくい」といった初心者の方から、「相手の反応に合わせて話し方を変えられる」中級者を経て、そして「相手を共感・納得させられる」上級者にとってのおさらいまで、ほぼオールレンジの指南書でした。文字はかなり少なく、すいすい読めていってしまう快感もあいまって、楽しく学べると思います(ただ、話しが得意ではない理由が、緊張やあがり症であった場合は、本書の範囲ではなく、また別の処方箋を頼る必要があります)。
本書では、話す力の大筋に沿って、「シンプルしかけ」という簡単に行えるスキルもいくつか収録されています。これがなかなかおもしろかったので、少しだけご紹介します。
まずは、「イー10秒」という技。口角を横に広げて「イー!」と10秒続ける、これを何度か繰り返すと、商談でいい笑顔を使えますよ、というスキルです。よくしゃべったり笑ったりしていないと、顔の筋肉ってうまく動かなくなりますから、こういうストレッチ的な動作で、表情筋がほぐれるのでしょう。
つぎに、「うなっぴー」を探せ、というスキルを。相手の反応を見ながら話をすることは、話すスキルのなかでもまあまあレベルの高いところにあたるそうです。ただ、3,4人以上だとかの複数人を相手にして話すときには、聞き手の態度はそれぞれなので反応を読み取るにしてもばらばらな情報が入ってきて、話の仕方に困ったりしてしまう。そういうときは「うなっぴー」を探しましょう、とありました。たとえば5人を相手に話すとき、5人を順々に見ながら話をしていく。そのなかで、こちらの話に頷いたりしっかり聞いてくれているのがわかるような人がいると、その人を的にして話すとよいそう。
「うなっぴー」を探すには3つの利点があります。1つは、うなっぴーを探すことで全員を見渡せる。2つ目に、うなっぴーが見つかったときに自分の話を聞いてくれている人がいるとわかり安心が得られる。3つ目に、うなっぴーに的を絞り語りかけるように話すことで、より説得力のある話ができるのでした。
複数人の聞き手の中から頷いたり納得している風に話を聞いてくれる人を見つけたら、その人メインに話す方向へとシフトすることで、話すリズムが取れるともあります。これは「みんなに公平に」という気持ちでいると逆に要領を得ない話しぶりになるので、こういうふうに気をつけようというスキルですね(余談ですが、僕はこのうなっぴーにあたるらしく、講演や講習、講義でよく先生や講師と見つめ合っているタイプです。壇上に立つ人たちはこういう技術を知っているものなんですね。無意識的なものもあったかもしれませんけども。)
最後にもうひとつ。相手がこちらの話を聞いて「納得」してもらうことって、話をする目的の大事なひとつですが、相手が「納得」するためには、その話をする「理由」がはっきりわからないといけない。そのうえで、その効果やメリットがイメージできて、「その結果どうなるのか」もわかることが必要だとありました。そ���ための口ぐせとして「具体的に言うと~」を身に付け、そこから話を繋げていくことも、「シンプルしかけ」のひとつでした。
そのほか「シンプルしかけ」以外でのトピックを。お釈迦様の言った「人を見て法を説く」は「相手に合わせて話し方を変える」ことですが、上級テクニックまでになるとそういった工夫が必要だと書かれています。また、最上級テクニックは「沈黙を使う」ですが、これは話す力に自信があって場数を踏んでいて余裕がないとなかなか使えないかもしれないです。
トピックとしておもしろかったのは、ボディラングエッジのところで紹介されている「ケネディ・チョップ」です。頭上から手刀を振り下ろすジェスチャーで話をするケネディ大統領のVTRを見たことがある人はいらっしゃると思いますが、あの動作を「ケネディ・チョップ」と呼ぶそうです。ケネディ大統領はこのジェスチャーで、自分の強い思いを聴き手に伝えていた、とあります。たしかに、あのジェスチャーには断固とした強さが感じられます。
と、だいぶ偏った感想になりました。「です、ます」で短く区切る話し方のよさも書かれていましたが、これって文章を書くときでもそうだったりしますよね。あらためて噛みしめておこうと思います。