紙の本
学園物になるのかな
2012/02/19 12:28
10人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
話の入り口は借金のカタに親に売られて性の奴隷にさせられてしまう・・となんともこれからドロドロのお話になるのかと思いきや、途中から全寮制の高校に入ってしまうので学園物のような内容です。
鬼畜の父親に育てられても根は優しい一輝と親に売られても一生懸命生きていこうとする春也。
とっても純愛なお話でした。良かったです。
電子書籍
実は純愛。
2013/10/08 01:55
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
始まりこそはショッキング(BL界ではわりとよくあることですが)でしたが、少しずつ2人の関係が進んでいくところが珍しくもあったし、身体から始まったけれど普通の恋人同士のようでなんだか新鮮でした。
身体だけの関係もこうして少しずつ進んでいくところにリアリティがあって、そして心が追いついていく課程が最初から最後まで通して楽しめました。
普段は可愛くて健気な受を好きになる傾向の私ですが、このお話に関しては独占欲が強くて父親に捕らわれながらも受の春也を守りとおした一輝にメロメロです。
とても一途で純愛で、読み終わって、久しぶりにじんわりとした幸福感を味わいました。
電子書籍
屈折と青春
2019/08/24 13:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かなぶん - この投稿者のレビュー一覧を見る
単に明るくハッピーなお話より、ダークめな部分を含むお話の方が好きな私には
ツボでした。
強制身売り、獣姦、脂ぎったおっさん、など嫌な展開から始まり、
高校生、寮で同室、ジェラシーなどの萌え展開、
終盤ではすっかり大人になってからの主人公たち。
盛り沢山で大満足でした。
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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
とんでもない始まり方で、いったいどうなっていくのだろう?と、恐ろしくなりました。
綿貫と、春也の母が、吐きそうになるくらいの酷いキャラと、いくつか綿貫関係で、えげつい場面があった他は、基本的に、純愛で、楽しく読めました。高校生時代が、友達にも恵まれ、読んでても、一番面白かったかな。
紙の本
ひどい描写もあるがハッピーエンドに満足しました
2016/04/08 16:09
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投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
BLで受けがひどい目にあうのはテンプレだし、お金持ちにおもちゃにされるのも読んだことがあるが、この話はひどい境遇にある攻めと受けが手を取り合って幸せになる部分が面白かった。一輝の賢さや意外と頑張り屋さんなところに好感を持った。
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夜光さんなので怯えて読んでたらそうでもなかった。これ好き。剥いたシーン詳しく!と真面目に思った……犬とか乱交とかはゲームで慣れたのでさほど気にならず。攻かわゆす
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借金のカタに、異常なサディストの屋敷に売られた受け。
そこで息子の性処理の相手をしろと言われる。
高校を出たらその務めからは開放されるが、それまではつまり奴隷。
絶望の中、選択肢のない彼は、それを受け入れるしかない。
自慰もまだ知らない受け、最初こそイヤで辛くて体調を崩すほどの
苦しみがあったけれど、攻めが受けを気遣うようになってくる。
表にはっきりは出さないけれど、攻めの優しさに気が付く受け。
父がその気になれば、何をされるかわからないからと、自分の側に
常に置くことで受けを守る攻め。全寮制の高校に入学し、彼らの
距離はどんどん縮まっていく。
受けは「自分は奴隷だから期待してはいけない」と思い続け
攻めは「こいつを好き勝手できるのは決して好意からではない」と
お互いが自分を“穢くて相手とは結ばれない”と、思っている。
それでも、体を重ね、親の存在を感じない学園生活の中で、最早
恋人同然の存在になっていく。好きだけどそれを言えない。切ない。
夜光さんも言ってましたが、純愛モノと言えると思います。
彼らはやはり1度は離れてしまうのだけれど、やはり心から想うのは
お互いだけ。ハッピーエンドではありますが、それまでの道のりを
見て欲しいなあと思います。ろくでもない親の元に生まれた2人は
それゆえに、強く結ばれたんだと感じます。
獣姦表現があります(受けへの・・・ではありません)。
苦手な方は、購入にご注意下さい。
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犬とかあったシーンはさすがに驚きました(笑)
2人の傍にいるのが当たり前のような感じが可愛かった。
ちょっと年月の流れとかうーん、って思ったりしたけど、2人が幸せなら良しって事で。
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受けが(だって俺…便器じゃん…)と卑屈。でもそういう子好き。
少しづつ段階をふんでく体の関係もよかった。
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エロ切なくて良かった。前半トンデモ親父と冷めた中に純粋さを失ってない攻めの展開に食い付けたけど、最後の方は割りと普通だったなぁと。
変態な親のせいで監禁されてるわけでもないのに牢獄にいるような閉塞感がうまかったです。守ろうとしている攻めもいい感じだったし。春也も囚われていたけど、息子である一輝はそれ以上に囚われててそれでも足掻いてたんじゃないかと切なかった。便○は…言葉のダメージを改めて感じた。
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両親の借金の形に大富豪の家に売られて…みたいな古風で王道な導入部分で不安になり、「息子の便器になりなさい」という台詞で、痛い話だといやだなあ…と心配に。
やたらダークなお話かと思いましたが、かなり序盤から流れはまったく異なった方向に。
恋あり悩みあり、思春期の少年達のスクールライフが中心です。全寮制の男子校の雰囲気が初々しくて読み手を飽きさせません。仲間たちとの生き生きとした会話も楽しいし、ラブホのエピもよかった。
売られた春也は、素直で可愛くて健気。相手を思いやるいい子です。対する大富豪の息子一輝は不器用でエロいことばっかり考えてるヤツですが、男らしいし、いざとなると大事な春也を守ることができる頼りになる攻。
この二人が、たどたどしく体を繋ぎ心を寄せ合っていく過程は、もう甘酸っぱすぎてたまりませんでした。
さらに「こいつは俺のなんだから」っていう、一輝の台詞に一発KO。嫉妬や独占欲がいっぱいで、ドキドキした。しかも、その後がファーストキスって。
体から始まった関係だけど、二人の気持ちはどこまでも純愛です。
そういうのって、ほんとに萌えの極致!すごく愛し合っているのに、恋人同士になれない現実や心の壁があって、二人は10年以上かけてその障害を乗り越えていきます。泣かずに読め、という方が間違ってるくらい。涙腺にきましたよ。
10数年の間に、相手を思いやり好きな人のために人間として成長していく姿も感動的でした。特に一輝は、アブノーマルな父親に似ることなく安堵。春也を守りきっていて、清々しいです。
好き、と言う簡単な言葉をもらうことにこだわり続けた春也と、言うことができなかった一輝の心情は本当にピュアで、泣けました。
夜光花センセ流のひとくせある、王道ものです。
一読をオススメします。
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話の設定は重いのに、なにか惹かれるストーリーでした。中学生~社会人までの二人の積み重ねていくところがよかった。最後の母親とのやりとりが後味を悪くしているので、ラストにもう一度幸せエピソードがほしかったというのが欲張りな感想かなと思う。
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借金の肩に売られた様な春也…最初の頃はご奉仕させられて可哀想な境遇だったけど、それは一輝自身が子供で、親の与えられたものを摂取していたに過ぎないんだろうねぇ…高圧的で人間味の欠片もない父親の元から二人で旅立つ様が見たいぞ!! と願いながら読み、誰がどう言う愛を乞うんだろう、と思いつつ読んだが、最後に春也が自分を売っ払った親からの愛を最後まで乞うていたんだ、と言うのが切ない。あとがきで編集さんが題名案を出していたと知ったが、この題名に相応しいお話だった。編集さんのセンスにも唸る。
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【あらすじより】
「これから6年間、息子の性欲処理の相手をしなさい」。両親の借金の形に、13歳で大富豪・綿貫家に売られた氷野春也。同い年の一輝は、人に命令し慣れた態度で春也を物扱い。口と手で一方的に行為を強要してくる。ところが、全寮制の高校で同室になって以来、なぜか春也にキスや愛撫をするように…。一輝の態度が変わったのは一体なぜ?理由がわからないまま、契約終了を告げる卒業の日が迫り―。
【感想】
一輝が父親に似なくてよかった・・。
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攻め一輝の父親のひどさ!
それだけなら絶対受け付けない話なのですが、不器用な一輝の愛情がわかるので良かったです。