重松の良さが光る。
2023/11/19 07:58
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投稿者:どらやき - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきで、神尾さんの少年誌への掲載の苦労が垣間見られましたが、ストーリーは、伏線も回収され、終始漂う爽やかな雰囲気が良かったです。
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まさに予定調和の完結、ってカンジ。まつりが“プロレスをしてる自分”というものを自信もって受け入れられるようになるまでのプロセスとして、コミックス全4巻の分量を必要とすることは、きっと最初から決められていたんだろうな。個人的にも、この分量が適正だと思う。プロレス自体はよく知らないし、あまり興味もなかったけど、主人公の成長物語として見れば、普通に面白い作品だったんじゃないでしょうか。これが少女誌だったら、人気あれば、今度は成長物語でなく恋愛ものとか違った切り口で“この先”も続いていくんだろうけど…少年誌だと難しいだろうな。――つか、そもそも、はたしてこの漫画を少年誌で連載する必要があったのか? という疑問が完結した今となってもぬぐえません。だって明らかに少女マンガだしねコレ。作者も少女マンガ畑の出身だし、絵だってあからさまに少女マンガ。普通にマーガレットとかでも連載できただろうと思うけど…なんでよりにもよってジャンプだったんだろう?
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べったべたに完結編・・・きっちり回収しきって完結を迎えてくれたけど、大急ぎの巻は否めないかと。
まあ、恋愛少女マンガとしてはちょうどいい長さかと思いますが。プロレスモノなもっと少年マンガ寄りの展開を期待していた私には残念な部分も少なからず。もっと大風呂敷広げて戦っていってくれても良かったのに・・・少女マンガ的世界から出ないうちに終わっちゃった感じ。
プロレスには全く興味が無かったのですが、好意的に見れるようになったのは筆者の愛情の賜物だろう。
登場人物も皆いい子ばかりで爽やかな一品でした。