投稿元:
レビューを見る
著者のおひとり、木伏さんと某研究会でお会いした。
とても面白い雰囲気を持っていらっしゃる方だったので、本書を買ってみた。
読んでみると、診断士資格を持っているけど、企業内診断士な私は、ひそかに知らないことがいっぱいだったりして・・・役に立ちました。
特に目からウロコだったのは、「足の裏の米粒」。
よく、診断士資格について言われる、「足の裏の米粒」の意味が、「とっても食えない」の意味だったとは!!
「気づかないうちに踏まれてしまうくらい取るに足らないる資格」という意味なのかと、真面目に思っていたワタシ。
※ 私自身は、診断士資格が「取るに足らない」資格だと決して思っていません。そういう風におっしゃる人が世の中にはいる、と思っていただけです。
確かに、この資格をとれば仕事が保証されている、という資格ではありませんが、ビジネスに関する広い教養を修得できる、良い資格だと思います。
新人診断士、ヒロシの診断士としての成長ストーリーにあわせて、ストーリー中に出てきた専門用語を解説していく、というスタイル。
読み始める前は、このスタイルは読みにくいかもなぁ、と想像してたけど、ストーリー展開も、解説も両方とても面白く書かれていて、読み進めるのに全く問題なしだった。
診断士受験生は、こういう本を読んでも、モチベーションがあがりそう。
【本書で印象的だった箇所(本文からの引用させていただきます)】
・ (SWOT分析に関する解説で)売れっ子コンサルタントは、自分の強みを最大限に発揮して活躍している。逆に、自分自身の強みもわからないようなコンサルタントには、怖くて仕事を依頼できない。
→ 温厚そうだった木伏さんがこの文章を書いたかと思うと、ハイ、その通りです。がんばります。という気になった・・・
・ (POSについて)単品管理による売れ筋・死に筋分析はメリットの典型例だが、実現はなかなか難しい。POSでできるのは、死に筋の排除であって、売れ筋をつくることはなかなかできないからだ。しかし、顕在化している売れ筋だけを並べていても、客には飽きられてしまう。
→ POS導入については、診断士試験の定番だけど、正直、「POSって、現場で使いこなしてるのかなあ」という疑問があった。この解説を読んで、やっぱり、と納得。
投稿元:
レビューを見る
内容(「BOOK」データベースより)
MC?米粒?カバン持ち?診断士のオモテとウラがわかる本。
目次
1 受験校合格祝賀会
2 実務補習
3 スプリングフォーラム
4 研究会
5 商工会セミナーの講師
6 出張相談
7 再生支援
8 顧問契約
9 診断士の飲み会
投稿元:
レビューを見る
中小企業診断士になろうと決めて、一番最初に読んだ本。中小企業診断士として独立して働きたいと思いが増して来た。中身の濃さはなんとも言えないけど、なにも知らない自分が読むにはちょうどよかったな。