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面白かった~
ミステリの本筋とは関係ないかも、だけど、また双子の入れ替え\(^∀^)/
この人の双子の入れ替え、好きかもしれない・・・vあとちょっと病んでそうなとこもw←
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クセになってきました。
今回の薀蓄はいい感じです!
そしてどうしようもなく湊さんが好きなんだ…
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前回の責任を問われ閑職に回された警察官僚・湊俊介が、トイレ全身ブリーチ死体の謎に迫ったり目を背けたりっていうお話。
いつもの2人が引くほどのキャラ湊俊介にツボったw
中身の半分以上がウンチクや戯言や掛け合いっていうキャラ物小説になっていて、それはそれで面白かったからいいんだけど、本筋の内容があまり濃くなかったのがちょっと残念かな
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今回は本ネタ(と言うのだろうか…)が多くて、一人で吹き出したりニヤニヤしたり忙しかった。
京極本はダメよ湊さん…!
湊さんがメインで、彼が好きなわたしにはたまらんかったです。まぁ、いろんな面が見れたわけなんですが…。やっぱりかわいいと思う。むしろ好感度アップです。
美樹の出番が少なかった、と言えるのかどうか悩むところ…←
今回の蘊蓄は進化論の話だったのですが、これもなかな興味深かったです。
なんでこの人の書く蘊蓄はこんなにおもしろいの…!
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本好きなら、そしてミステリ好きなら是非読むべき。
本に関する語りの部分で笑いすぎて息ができなくなりそうでした。
シリーズ中、意外なエピソードも満載です。
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前作が微妙だったので購入を迷ったのですが、リベンジを期待して購入。
テンポもよく、薀蓄も面白く、楽しめました。
前面に出てここないと思っていた湊さんがメインとは意外でしたが、これまでの感じではインテリの良くあるお偉いさんって印象しかなかったんですが、面白い過去もあり、性格も一筋縄ではいかず、なかなかのキャラクターで話を運んでくれました。
出てこないといえば、今回は表立って美樹が出てきませんが、いたるところに美樹要素が散りばめられていて・・・っていうか、ほんとうはどっちだったんでしょうか。
ということで、次作も期待~今作でストック切れらしいので、先の刊行になるのかな?
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今回の視点は、探偵でも警察でもバイトさんでも死神でもなく
ちらちらと出てくる警視正。
ひたすらに灰汁の強い、強すぎる面々において
ちらっと出てくるにもかなり個性の強い人でしたが
さてどうなるのやら…と思ってみれば、すごかった。
最初の頃は、それでも『ちょっと変な人』程度の認識でしたが
段々と…恐ろしく『大人』だな、と。
最後の方の女性に対する怒りはよく分かるのですが
この人大人としてどうよ?! と言いたくなります(笑)
しかしいつもながら、吐く内容は分かりやすく正論です。
人に自分を委ねてはいけませんし、軸を動かしてもいけません。
それをした時点で、それは『自分』ではなくなり、ただの生き物と化します。
とはいえ、反論できない時点で、相手の言い分を認めている事になりますが。
今回の謎としては、結局本人なのか違うのか、入れ替わったのか。
そして鞄の中身?
女子高生並ですね…w
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___貴方の存在において、貴方の魂と精神は必要なんですか?
貴方は」
からかうように美樹は笑った。
「本当にこの世界に適合しているんですか?」
その瞬間。
死神の呪詛が、湊の魂を刈り取った。
前作で真樹の暴挙によって、降格された湊が主人公。
彼の過去などから、現在の人格や価値観が形成された背景や
また双子・高槻との接触により新たな一面が見えた。
だれか心の友になってあげて…!笑
怖い・普通じゃないと疎外されていた湊が、少しながら
やはり普通じゃない立花家と高槻に近づけたのではないかと思う。
双子の入れ替わりで最後に結局あれは誰なのか?という疑問が
浮上しているが、個人的には二人が好きなときに入れ替わって
いるのではないかと思った。
そして事件については死体を見つける前から、犯人が分かるって
相変わらず反則だと思った(笑)
死とは外なる理由による淘汰、そして内なる自己愛の欠如。
自らを愛せないものはこの世を生き抜くことはできない。
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THANATOSシリーズ第5作。
今回はミステリ部分はそれほど(重要)でもない。
物語の展開が面白すぎる。
前4作よりもさらにサブカルネタ寄りな会話によって、これまでちょっと面白いけど嫌なやつだと(少なくとも私には)思われていた湊俊介が、ちょっと嫌なやつだけど凄く面白いやつに変貌を遂げた。部下である高槻に気を遣って仲良くなろうとするし、女性関係が明らかになってくるし。
相変わらずの作者独特のミステリ倫理が冴え渡る佳作。
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THANATOSシリーズ5作目。
前作の事件のせいで閑職に回された湊警視正が主人公。コネを作りに出かけた財閥の館で殺人事件に遭遇する。
いちおう事件は起こるもののミステリ部分はかなり薄味で、キャラ小説全開という感じ。単発でこの本だけ読んでもわけがわからないだろうが、個人的にはこれくらいはじけた方が好きかも。高槻の”こんなこともあろうかと”装備には笑った。
進化論に関しては、私は利己的遺伝子あたりで知識の更新が止まっていたので、リドレーの『赤の女王』というのは知らなかった。
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前作ではとんだ役回りをさせられた警察官僚の「湊」警視正による、
湊の物語。シリーズ中、一番カオスな印象です。屋敷においての
連続殺人事件なんぞミステリらしく起きるのですが、その真相や
解決や探偵役など...全てがもう定石無視の暴走ミステリ。
とにかくこの湊のイカれっぷりと立花オトートの「真樹」くん
の悪魔っぷりと、むしろこっちが本編とも思える小ネタが
大爆発。お魚ネタは今回はやや控えめな分、書物オタクが
狂喜しそうなネタ増量。ドイツの「こち亀」っていい表現w。
今作でシリーズが終わるとも思えないのでまだこの
妙な楽しみは継続出来そうでニンマリです。
しかし、湊はバリバリの素人童貞であって欲しかったなーw。
チッ(舌打ち)w。
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双子ミステリ、『THANATOS』シリーズの第5作目。今回は双子と関わったばかりに“レース”から脱落し、しなくてもいい苦労をしている悲運の?警察官僚、湊俊介が主人公。
受験戦争や役人の出世競争を、進化論における『赤の女王仮説』になぞらえた作者氏の目の付け所が非常にいいと感じました。「その場にとどまり続けるためには、全力で走り続けなければいけない」。相対評価で脱落者のみがふるい落とされてゆく様は、正に生物界の捕食者と被捕食者における『進化のレース』そのものです。
お堅い警察組織の人間でありながら文学作品(幻想文学、詩)を愛し、今作では真樹にはおちょくられ、高槻に説教され続ける湊のキャラも最高。特に何度も真樹に『素人童貞』よばわりされてその度にムキになって否定する様は、30代半ばのオッサンなのに可愛らしくすらありますw
ミステリとしても申し分無い完成度。個人的にはシリーズ中一番の作品だと思います。面白かったです。
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ネタバレあります
○感想
ヘブライ語自動筆記はさすがに…(笑)
視力に関しては共感しました。読書中毒者にとって一番恐ろしいのは視力低下です。
そして例の早口言葉を今日聞き、青ざめました。
あれを13秒フラットで言えるとかありえないと思います。
あと、人類みんな叙述トリックはちょっと納得。汀さんの「生きていたら」が火の鳥レベルなのには愕然としました。
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シリーズ5作目ともなると、あの長々続くうんちくが苦じゃなくなってくる。
それどころか、楽しくなってくる。ってか中毒?
別世界を覗いているような。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-545.html
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メフィスト賞に応募したというラストの1作。
いきなり4作申し込んだのか。すごいなぁ……。
変だ変だと思っていた湊さんが想像以上におかしい人だったという作品。本格ミステリというか、喜劇的なミステリだ。ハイテンションで面白かった。