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ストロベリーナイトからのシリーズものです。相変わらずの軽いノリで、いわゆる「本格派」なものが好きなら、これもダメでしょう。著者も最初からシリーズ化で行くことを想定してたようですが、ストロベリーナイトみたいな作品をもう1本、って感じで出て来た感はあります。姫シリーズはもういいかなー。
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面白かった。このテの小説にしては軽めのノリで進んでいく、とっつきやすい印象。こういうの好きです。多少グロいシーンが出てくるので苦手な方は注意。
内容が面白いというより(いや、内容も十分面白かったけれど)、登場人物のキャラが立ってて好きです。良いキャラばっかりだ。姫川好きだなあ、日下も好きだなあ。
前作は未読なのでいずれ読みたい。
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姫川シリーズ第2弾。こちらも一気に読んでしまった。キャラクターの個性があって、ストーリーともども頭の中で状況を描けるくらい。第1弾よりはましだけれど、こちらも描写が生々しい!
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ストロベリーナイト(http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=5313)
に続く、姫川玲子が活躍の刑事もの。
ストロベリーナイトでは、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体だったのが、本書では、放置車両に残された血塗れの左手首から始まる。クセ者揃いの刑事たちの丁々発止も相変わらず。
タイトルの意味は、「ケイジって人の名前?」ってなもんで、解説を読むまでさっぱりだったが、読んだ後もよくわからなかった。
(2009/11/23)
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気軽に読めるミステリー。
ストロベリーナイトほどのエグい描写はあまりなく
前作よりキャラがわかりやすくなっていい感じ。
シリーズモノの宿命か、前作を読んでいないとわからないエピソードもあり。
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ストロベリーナイトに続く姫川シリーズ。事件はストロベリーと比べて派手さ?はないけど、登場人物のことを感じるいい作品でした。
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本屋に平積みされてたので買ってみました。そういえばシリーズ前作?のストロベリーナイトは以前に借りて読んだ気がする。
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文庫で中古で購入
ストロベリーナイトシリーズバンザイ
ヒトリシズカを先に読んでしまった・・
次はシンメトリー!
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「ストロベリーナイト」からのシリーズ2作目。
正直、前作は世間で言われるほどには僕にハマらなかったので今回は期待薄で読んだけど、予想外にも結構引き込まれた。
前作「ストロベリーナイト」ではスピード感や謎解きとしてのミステリー、そして姫川玲子を取り巻くキャラクターなどは面白かったんだが、肝心の主人公である姫川玲子がイマイチな気がしていて。。。
…その要因の一つに「ジウ」の門倉美咲の同じく背の高い美人刑事って設定に拒否反応があったのも事実だったけど、刑事になるきっかけや事件への解決方法がなんかありきたりというか、ご都合主義というかで。。。
そんな思いもあって、文庫本の発売直後に思わず買ってしまった割にはなかなか読むのが後回しになっていた。
だけど、前作みたいなインパクトの強い事件性は影を潜めつつ、事件を取り巻く人間ドラマ(特に親と子)に焦点があてらて、姫川玲子自身の父親とのエピソードや犯人への想いなど、主人公へのマイナスイメージも払拭されて良い作品だったと思う。
サブキャラクター達については前作同様に面白、今回はやっぱり捜査方法では玲子と正反対であり、比較対象となる日下が垣間見せる人間臭さや事件への関わり方はピカイチ!
…ただ、ひとつだけマイナスポイントを付けるとすると、進展しない菊田との微妙な関係についてを無理やり入れる必要があったのかどうか。。。
まぁ、シリーズものとして今後の展開へのエッセンスなんだろうけど、ちょっと余計な要素にも思えた。
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姫川玲子シリーズ第二弾作品
第一弾は読んでないです!
ミステリーのネタは途中から分かっちゃうから微妙かな。
しかし軽快に進むストーリーは漫画読んでる感じで読めるので良い感じ。
キャラクター物として読めば面白い作品です。
テーマの父性に関しては。。。
父じゃないからさっぱりわからんです。
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初めて誉田哲也さんの作品を読みました。
警察物ということで、以前読んだ日明恩の作品に雰囲気が似ています。
私としてはどちらも好みです。
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姫川シリーズ第二弾。
ストロベーリナイト、ジウに比べ、かっとびさはないが、登場人物の設定もしっかりしてきて、地に足が着いた(?)良作。
保険金目当てに、自殺に見せかけ他人の人生に背乗りした主人公が、その関連の被害者の息子を守るために殺人を犯すという「父性」を主題とした作品。
今回が落ち着いた作風なので、次回作は再びかっとびのでは。
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警視庁の花形、捜査一課殺人班に27歳で主任としてとりたてられた姫川玲子警部補シリーズの第2段。
前作、ストロベリーナイトの事件で、心に深く傷を負った玲子。休む間もなく、事件は起こる。
河原に止められた車から、血まみれの左手が発見される。
近くのガレージに多量の血痕が見つかり、被害者の姿はない。死体なき殺人事件か。
今回のテーマは「父性」。
父として子を思う気持ちに打たれます。様々な人物の「父性」があるのですが、玲子の父の姿に涙が出そうになりました。
他にも「容疑者Xの献身」を思わせる衝撃の、「自分を犠牲にしても誰かを守る」姿に、苦しくなりました。
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ラストはやっぱり途中で読めちゃうんだけどわかっていつつ読んでも面白い。でも面白いけど、あまりインパクトは残らない・・・かな。
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誉田さんにしては、ずいぶん地味、というか堅実っぽい作品を書いたなぁという感じがします。イヤ別に、いつもの誉田節も大好きですけれど。
私の誉田本の読み方は、登場人物の誰とも心を沿わせず、ジェットコースターのように進むストトーリーを楽しむ、というものだったのですが、今回の作品については、色々と、心情的に感じる部分があって、ちょっと驚いた。
最後にどうもやりきれない感じがしてさ…。
早い段階から、犯行の構造がわかってしまうので、謎ときとして読む小説ではありません。