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非常に使える転職ガイドブック。通常自分が派遣会社のコーディネーターとして求職者の方にお伝えしていることが書いてある。
【共感フレーズ】
希望職種が袋小路化する人。行き詰ってしまうタイプで多いのは1つの業界にこだわり過ぎてしまう人。自分の適性やスキルを十分理解して上であれば問題ないのですが、漠然としたあこがれだけで業界を絞るのは自分の可能性を狭めかねません。また、これまで働いてきた業界も絞りたいという人も多いですが、業界が違っても培ったスキルを活かせるケースは多くあります。
もう1つはこれまでの業務経験から「この業界は辛い」という思いが先行し、「これまで働いてきた業界以外を志望します」等、一部の業界を敬遠するパターンです。その業界ではなく、「飛び込み型の営業」「ルーティーンワーク」など、断片的な働き方を敬遠している人が多く見受けられます。
このように行き詰った人は、視野が狭くなり周囲の意見も聞けなくなるでしょう。
転職の成功=転職後の成功ではない。希望ではないところに内定してもイキイキ働ける人もいれば、希望したところにいったが憧れと現実にギャップを感じる人もいる。
企業からのNG理由に多いのが「意欲が感じられない」というもの。面接への準備不足から、企業のことを知らずに臨んだことが敗因になるケースがある。
企業が見てるポイントは3つ。経歴から即戦力になるかどうか、面談全体から社風に合うコミュニケーションスタイルをしているかどうか、そして転職理由や志望動機から意欲を判断する。
【仕事に使えるフレーズ】
・景気のよい時代、書類通過率は2~3割、現在は1割程度。つまり10人応募して面接に行けるのは1名です。面接通過率は2割程度とみられています。
・半年以上の離職期間は転職市場では致命的。不景気な時期は「安定」イメージに強い企業に応募が殺到し、競争率が上がります。結果、安定を求めて活動を始めたにもかかわらず、不安定な生活を余儀なくされるリスクが高いといえます。
・やりたいことを「固有名詞」でとらえないのがポイントです。未経験でアパレル・バイヤー等、単なるあこがれを「やりたいこと」にしてしまうと袋小路化します。やりたいことを「状態」で考えるのがポイントです。「どんな状態でいたいのか」「どういう状況なら仕事を頑張れるのか」という角度で考えると本当にやりたいことが見えてきます。
・転職に求められるスキルには「テクニカルスキル」「ポータブルスキル」と言われるものに大別されます。テクニカルスキルとは、専門知識・技術のことで、業務経験や資格など、書類に書きやすいものなので、特に書類選考で重要になるところです。業界・職種ともに未経験の場合は、テクニカルスキルがゼロリセットされるので、書類選考の段階で相当不利になります。
ポータブルスキルとは、業界・時代・職種に関わらず、持ち運び可能なスキルのことを言います。大きく3つに分類されます。まずヒューマン(対人)、セルフコントロール(対自分)、タスクマネジメント(対仕事)。コミュニケーシ��ン能力、協調性、粘り強さ、仕事のスピード感、正確性等。面接ではポータブルスキルが重要市される。
・自己分析がこれまでの経験の羅列で終わっているのは失敗。経験からウリを抽出する作業が必要。具体的なエピソード、それをおこなった理由等を添えるのがコツ。
・面接は自分を理解してもらう場ではなく、自分が企業に必要とされる人材であることをプレゼンする場。話の流れは、経歴→転職理由→志望動機とするのが自然。圧迫面接は面接官の不慣れさが起因していることが多いので、怒らずに軽くかわすこと。
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まずまずといった内容でしょう。
現代はエージェントの考え方はどうだろうか?
とも感じられる。業界を知っているとなるほどと思わせるが
素晴らしい!とまでは行かなかった。。。
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32頁
「偶然発見」という幸福
39頁
一つの企業での勤続年数が短い人に対して企業側が求める問い
「業務上の苦難に対し、どう向き合い、どう対処し、どう乗り越えたか」
41頁
「ニーズを訊き、理解を得ながら意向も通す」
意識的にトレーニングする
62頁
自分のアピールポイントは「相手に合わせて」選択する
64頁
求人票を分解する
<職務環境編>
「どこで(組織)」
「何を(職務)」
「どのように」
<仕事編>
「誰に(顧客特性)」
「何を(商品・サービスの特性)」
「どのように」
96頁
職務経歴を時系列でまとめるメリット:
成長過程を示すことができる
自己PRに何を書くか:
経歴書には書きにくいけど面接では聞いてほしいこと「撒き餌」
108頁
「派遣の人は残業がキライ?」と敬遠
→業務に対する真剣な姿勢
残業も責任ある仕事もOKということをどう伝えるか
164頁
化粧直しは社外で済ませてから
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買い手市場な現況下でいかに転職を成功させるかを教授してくれる。就活とあんま変わらない気がするけど、自分の職務経歴と志望先をうまく擦り合わせなきゃいけないんだね。就活と違うのはなんで今の職場を離れたいのか真剣に考察するところ。
猛烈に転職したくなって、転職活動してみようかなと思ってるタイミングで買ってみた。