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カメラ撮影にはまったく無頓着の私ですが、毎年訪れる京都の町を、やはり少しでも美しくカメラに収めたい、という気持ちもあり、読んでみました。
京都在住のカメラマン親子による本。
いろいろと撮影法について説明はされていますが、ビギナーの私は、どうしても著者が撮影した印象的な京都の写真の数々にばかり目を奪われてしまいます。
ただ、雪や雨の時の撮影法など、わかっているといないとで、全く写真の出来が違ってしまうため、頭の隅に留めておければ、と撮影法も学びました。
ただ、シャッタースピードを調節したりなど、やっぱり初心者には高度そうです。
降っている雪を写し撮るには、絞りを開放気味に、シャッター速度を1/125秒以上に、暗い時間帯ならISO感度を上げて、マニュアルフォーカスで奥の建物にピントを合わせて撮るのが良いそうです。
うーん、難しそう。
やはり、美しい写真撮影は、専門家に任せることとして、京都の写真集として、愛でて楽しみました。
すばらしい写真に注を付け、どのような意図をもって、どのように撮影したのか、説明されているところが、とても親切に感じました。
各地域別に写真家のための撮影エリアガイドも掲載されており、京都の名所チェックにも役立ちます。