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企業会計の基礎を本当に噛み砕いて説明した本。
簿記ではなく、会計的観点から企業をどう見るかをざっくり纏めてある。
資産、総資本、費用、収益を
木、水、火、金に喩えたり、
資産、資金源、費用、収益という言い方で説明したりするのは
逆に混乱を招くのではないかという懸念はあるが、
本当に必要なポイントを絞って、かなり易しくかいてあるので、
会計に苦手意識を持っている人には良い本。
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会計と言うととっつきにくいけれど、易しく書かれていたので、
非常に読みやすかったです。
簿記の勉強をしながら読んでいたのですが、
この本のおかげ(?)で、イメージしながら勉強することができた気がします。
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理解できない人のことをよく分かっている人の本だなぁと感じる。伊藤真を思い出す。もう少し,電車で読むのを躊躇しない表紙にしてほしい。
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題名のとおり本当にわかりやすい会計の本です。ポイントの説明が的を得ていると思う。従来の入門書よりもずっとわかりやすい。
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かなり分かりやすい。
会社の研修で会計のことやったけど、その先生も分かりやすくて、この本と同じことを言っていた。
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初めて読んだ、山田先生の本。
わかりやすくて,萌美ちゃんがかわいい(笑)これをきっかけに女子大生会計士シリーズを買いました!
でもさすがにこの本は初心者すぎたので、売ってしまいましたが(笑)本がどんどん増えてくのでねぇ…σ^_^;
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試験に向けて会計の基礎を学びなおすために。
基本がわかりやすい。難しい内容は何も書いてないためスラスラ読み進められる。ページ数の割に内容はちょっと薄めだが、それはわかりやすさと取っつきやすさの代償か。ゼロからでも読み進められるんじゃないでしょうか。
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新書?初版2004年 全213ページ
公認会計士の山田真哉先生の著書。言うまでもなく、ホントにわかりやすく会計などの説明をして下さるでお馴染み。竿だけ屋の本とかで有名ですよね。
さてさて。
読んでみるとまあ!なんてことでしょう(サザエぼいす)!わっかりやすい。さすが世界一のやさしさ。会計に明るくない人でも、これで一気に!一気に!もうぴっかぴか!LEDなみの!10万ルクスくらいの!そんな感じ。LEDと明るさは関係ないんですけどね(`・ω・´)シャキーン
なによりわかりづらい会計用語とか漠然とした会計のイメージをわかりやすいものに置き換えて説明してくれるのが素敵です。
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簿記でつまずきそうなところが、解りやすく書いてありました。
初めて勉強する人、少しかじったことのある人向けです。
途中、物語もあるので、息抜きにもなります。
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かなりシンプルでわかりやすい本であった。
少しとの足りない感じがしたが、復習や確認の意味ではいい本であった。
会計の勉強を始める人にはオススメ。
物語風になっていて、読みやすく理解しやすかった。
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私は簿記3級の勉強してて、最後まで解けるようになったけど、なんで賃借対照表の合計が合うのかはこの本を読むまで分からなかった。
簿記が会計の一部のであること、また簿記という仕組みの面白さを教えてくれる本(*≧∀≦*)
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悪くないです。興味の段階が後半に集中していたので、単純に本の作りとしての好み。ヴィレバンの株主優待でどの本を頼むか悩んでおり、こちらと佐伯さんの本とどちらかを選ぶとしたら私は佐伯さんの本にするな。単に決算書が読みたいだけなので。本のサイズもあちらの方が大きくて好き。私は監査する側で出張行ったりもしていたので、ナントナクは入ってるんだなあ。だからかもしれません。すっかり忘却の彼方ですが…。
賢者は賢しらにモノを語らない。
小難しげな事を書き散らしたくなるのはおバカな証拠。
日々反省だよ。こういう本作るのホント大変ですよね。
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最近は、副業や起業を勧める本も相当でてきていますね。でも、簿記や会計の知識って一般教養として知っておくべき事項のようです。実用書を読んでいると勧める人いますし、年長者に聞いても知っておくべきと数人から聞きました。そんな動機で本書を読み始めました。
こちらの本は、"会計を始めたばかりの人"や"決算書がひととおり読めるようになればいい"という人向きです。しかも平易かつ、わかりやすく書かれています。
会計の本ではありますが、"株を始める初心者向けに決算書が読める本"として売り出しともいいくらい、とても理解しやすかった。私も株の売買はやりますが、決算書もまともに読めていない事に反省しきりです。もっと前に読んでおけば良かったです。
本書では決算書を4つの箱に例え損益計算書と貸借対照表および実際の決算書を参考に話しを進めていきます。
実際の決算書を読み解く為に「女子大生会計士の事件簿」の登場人物によるストーリーが挿入されています。ストーリー自体は評価は別れると思いますが、現実世界で会社の状態を分析する上では参考になると思います。
著者の山田真哉さんは、公認会計士。『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』などのビジネス書を執筆の他、小説『女子大生会計士の事件簿』等多数執筆しています。
姉妹書の「世界一受けたい簿記三級の授業」から「世界一感動する会計の本です」の次に本書を読んで来ましたが一冊4時間程度で読了してしまいます。が、得るもの大きかったです。
友人からは「女子大生会計士の事件簿」も本書を片手に読むとより理解が深まると言われてます。なので次はそちらを読もうかなと思ってます。
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新装版世界一やさしい会計の本です
会計的センス=割り算を使う、大きな数字に着目する、お金の回転をイメージ
2017年6月17日記述
山田真哉氏による著作。
1976年6月16日生まれ。
公認会計士・税理士・作家。
兵庫県神戸市生まれ。
兵庫県立神戸高等学校、大阪大学文学部史学科卒業。
卒業後、受験予備校に就職するが退職し、公認会計士二次試験に合格。
多彩な才能を発揮し『女子大生会計士の事件簿』シリーズで小説家デビューした。
2005年に出版された、簿記・会計学を身近な話題から探究する『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』が、
161万部(2009年1月現在)を超える大ヒットとなり、一躍時の人となった。
本書は簿記、決算書を学ぶ前に会計の基本的な所を学ぶ為の本である。会計の世界観を示した本と言える。
はじめにでも書いているのだけど会計の世界の常識を知らないで
決算書を読むのは大変。
まともに決算書が読めないで、いきなり簿記を勉強するのは、かなり無謀な勉強法なのだと。
そういう意味で簿記などを勉強する前に読むべきだ。
2004年4月10日初版発行。
2009年10月20日最新2版発行。
本書は巻末に索引が付いている。
野口悠紀雄氏が指摘するように、索引をつけるのは編集の最後になり面倒な為
つけていない本が極めて多い。
しかし、本書には索引がある。
それは手抜きされていない本である証だ。
それだけでも評価、信頼に値する本であろう。
解説部分とミニ小説女子大生会計士の事件簿が掲載されている。
その中で印象深い文があったので紹介したい。
「決算書は、過去のものや同業他社のものと比較したり、業績予想と比べたりしないと意味がないの」
会計的センスを身につけるコツ
1割り算を使う
2大きな数字に着目する
3お金の回転をイメージする
決算書とは「会社の全体像」を表したもの
4つの箱
1資金源(資金調達ルート)目に見えない
2資産、財産(現在持っている財産)目に見える
3費用、出費(材料費、人件費、販売費)目に見えない
4収益、売上(収入)目に見えない
会社の会計の世界では、すべてのものが2面性を持っている。
つまり情報量が2倍となる。
収益ー費用=利益
利益とは会社の活動の結果を最も端的に表す数値
負債→他人からの資金調達。
いつか返さないといけない。
純資産→自力での資金調達。
ずっと返さなくていい。
自己資本比率・・会社の安定性(つぶれない力)がわかる。
純資産÷資金源=自己資本比率
企業活動では年1回、数字を確定させる。
それが決算期末である。その時、発表される企業情報のことを「決算書」と呼ぶ。3月決算企業なら3月末に決算書が発表される。
会社の存在意義は社会の役に立つかどうかという点にあり、その結果として「利益」がある。
収益が発生した時に、同時に費用も発生させるという原則(費���・収益対応の原則)
正確な利益を計算する為には、収益と費用とを対応させる必要があるからである。
売上があると現金が増える(会計では2面性を重視)
→収益と資産の両方が増える
企業の基本的な活動サイクル
投資→利益→投資
会社を見るに当たって重要なのは、「投資」と
その結果である「利益」をチェックすること
総資本利益率(ROA:rate of return on asset)
会社の収益性(儲ける力)がわかる
利益÷資産=総資本利益率
負債の良し悪しは、投資が成功するかどうか、
投資による利益が支払利息を上回るかどうかということによる
配当性向
・・会社が獲得した利益から株主に対して
分配金(いわゆる配当)が支払われる割合
配当÷利益=配当性向
(今年の売上高ー去年の売上高)÷去年の売上高=売上高増加率
(今年の利益ー去年の利益)÷去年の利益=利益増加率
増収増益 絶好調な会社
減収減益 絶不調な会社
増収減益 無駄が増えた会社
減収増益 リストラしている会社
決算書の見方
1過去との比較
2同業他社との比較
3業績予想との比較
減価償却とは、固定資産が消耗していくにつれて、
毎年資産の金額を減らして費用を発生させること。
元が取れるまで使用すれば、資産価値はゼロ(もしくは最低限の価値]になる。
リストラの4段階
1財務リストラ
2資産リストラ
3費用削減
4売上拡大
会計には2面性があるので情報が2つ必要
借金の返済
1借金の減少 2現金の減少
利息の支払い不要
1出費の減少
2現金の増加
現金は「何にでも使える」ので「資産」の中でも一番貴重な財産!
利益を増やすには?
収益、売上→増加
費用、出費→減少
貸借対照表 会社の全体的な状態(財政状態)がわかる 長期
資産、財産 資金源
損益計算書 会社の活動結果・成績(経営成績)がわかる 短期
費用、出費 収益、売上
損益計算書が「利益」中心なのに対して、
キャッシュ・フロー計算書はキャッシュ、つまり現金を中心につくられている。
営業活動によるキャッシュフロー
本業(営業活動)での現金の出入り
投資活動によるキャッシュフロー
ビル・土地の購入や株の売買といった投資活動での現金の出入り
財務活動によるキャッシュフロー
金の借り入れ・返済といった財務活動での現金の出入り
現金の増減額 上の3つの合計額
キャッシュフロー計算書の見方
営業活動によるキャシュフローがプラスなら大丈夫!
資金源の中身
負債・・他人からの資金調達
純資産・・自力での資金調達
利益発生による現金の増加
2つの借金
借入金・・銀行からお金を借りる
社債・・投資家からお金を借りる
(どちらも期限が来れば、利息をつけて返済するのは同じ)
税効果会計
企業会計と税務���計との違いを調整する会計テクニック
法人税等調整額が発生するのと同時に
繰延税金資産もしくは繰延税金負債が発生
税金の大半は利益の中から取られる。
だから利益がない状態、つまり赤字だと税金の大半を
払わなくてすむ
権利と義務
資産 会社の持つ財産や権利
負債 会社の資金源であり、支払い義務のあるもの
純資産 会社の資金源であり、支払い義務のないもの