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ここ数年読んだ馳星周作品の中で一番自分の求めてる馳星周らしい作品。
殺して殺して殺しまくる。
あとは軽井沢で暮らしてるだけあって詳しい。犬にも詳しい。
人には特に薦めないけど自分は好きです。
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なんだかんだ言っても新作出たら読んでしまうなー。という
馳作品。序盤~中盤にかけては馳作品にしては大人しいし、
展開的にもタメるなーと。作者も丸くなってきたのかなー...なんて
ある意味安心して読んでいたんですが...。
後半のブチ切れっぷりは...絶句。流石。
序盤でタメ込んでいた分を一気に吐き出すかのような殺戮の
オンパレード!! ヤクザもんだろうが、小悪党だろうが、チンピラだろうが
そして制服警官だろうが...バンバン死んでいく。躊躇なし。
軽井沢の雪の中の中の森が、まさに血で赤く染まっていくさまが
見えてくるようです。
全然...丸くなんてなってないのね。すみませんでした。
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話の大まかなところは馳さんの作品によくある設定ですが、なかなか疾走感がある作品であっという間に読み終えました。主人公も渋くて好きです。
ただ、話の終盤である決闘の部分がなかなか先に進まなくてちょっと焦れてしまいました。
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一気の読める娯楽作。馳星周ならではの作風は堪能できた。だが、独特の練られたストーリー性、そして読後のどうしようもない疲労感が味わえなかった。あの不夜城と比較してしまう。どうしたんだ馳星周という言う文章をここでも連ねる。
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設定のせいか、馳星周ワールドにしてはさらっとしている。
馳星周には、ドンパッチを食べるときのような刺激を求めてるので、ちょろっと物足りませんでした。
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この著者は久しぶり。文体がかなり変わっていた気がする。が、とても面白かった。ベタ過ぎるやくざ・刑事のバカバカしい話。だけど、駆け引きなどなく問答無用の暴力ぶりが妙に新鮮。初期の北方謙三作品を思わせる「勝手に体が動いてしまう・・」感は爽快ですらある。馳作品は単純な話がいい。続編に期待したい。
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・近所の市民センターでなんとなく借りる。馳星周って読んだことなかった。
・章ごとに何人もの登場人物の間で視点が変わる。どんどん脱落者が出ていくため、終盤は二つくらいの視点になっていく。その中でも主人公の田口のキャラクターに少し惹かれながら読む。後半登場する圧倒的な暴力描写の中でも、田口の感情を露にしないやり方がかえって静かに恐ろしい。
・だからって息子殺させちゃうのは心情的にな~。つまりは何人も殺しておいてまっとうな幸せや人間らしい感情を持つってことに作者はNoを突き付けてるわけなんだけど、やっぱ読んでて辛いよね。
・遠山の人物像が結構アホでぶっとんでて良かった。ハリウッド映画に出てくる悪役みたいで。
・それにしても馳星周はミニバン大嫌いなんだな。
・物語に関係ないけど、田口の家が当初2DKで7万つってたのがそのすぐ50ページくらい後で3DKで3万になってて、相当読む気失せた。編集者はちゃんと仕事してんのか?
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馳星周さんは不夜城を読んで大好きになった。
その後、若干インパクトは薄れつつも「弥勒世」や「煉獄の使徒」「エウスカディ」の社会派作品は好きだった。
しかしこの本は正直ハズレだった。
著者が愛する犬、これに尽きる。
やたらと犬が登場し活躍する。
なんか趣味をガンガン反映させた、暇つぶしに書いたんじゃあないかと邪推するような本だった。
あとには何も残っていない。
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暴力団の金を持ち逃げしたチンピラ。軽井沢の別荘に潜伏していることを嗅ぎ付けた組員。地元のヤクザも参戦し静かに軽井沢で別荘管理人として暮らす元組員田口を巻き込み争奪戦。警察官安田も早くからその動きを察知し捜査に乗り出す。逃げる田口に暴力団員。追いかける警察官。雪山で激しく銃声がなる。
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ベタな設定や救われないエンディングに、なんか昔に戻ったのかなあ、と。愛犬の設定だけは今の筆者なんだけど。
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☆$$面白くなかった。最近、特に著者のつまらなさが気になる。$$練りこんでる感が感じられない。今までが面白かっただけに、残念・・・。
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ヤクザだった過去を捨てて、軽井沢の別荘の管理人として、
つつましやかに生活する 田口健二。
金を持ち逃げした男が、軽井沢にやってきたことで、
過去が、一気に押し寄せる。
田口健二は、ケンとなり、ヤクザの抗争に
巻き込まれて行く。
田口の女と言われ、カメラマン紀子は 陵辱される。
ケンは、それを契機に凶暴化する。
疾風 というイヌが活躍する。
地元のヤクザ 遠山が、『純真』で、おもろい。
刑事 安田も しつこく、とぼけている。
ケン、遠山、安田のキャラクターは、浮き出ているが、
あとは、大雑把すぎて、物語が盛り上がらない。
ちょっと、散漫となる。
ヤマギシが重要な感じがするが。
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分かりやすく馳星周な小説でした。
単純に暴力的で、ただただ強い。
シンプルイズベスト。
一気に読み終えました。
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#読了。
かつて新宿で恐れられた田口健二は、ヤクザから足を洗い、軽井沢で別荘管理人として大人しく暮らしていた。暴力団の5億円を掠めた男が軽井沢に逃げ込む。その金を巡り、かつての仲間たちが田口に協力を依頼するが・・・
カメラマンの女性や子供との交流がもう少しあってもよかったのではとも思うが、そこも冷酷非情さを出しているのだろうか?馳ワールド全開だが、いくらなんでも殺しすぎでは・・・