投稿元:
レビューを見る
健気な昴には幸せになって欲しかったから、このラストは昴にとって最高のハッピーエンド。
ビースト(昴)の能力を持った紫苑、最高の頭脳に最強の能力…もはや敵なし。
投稿元:
レビューを見る
…………????
意味がわからない。三冊かけてこの程度の話だったのかい? という印象。
えーと、これって、紫苑と昴が合体したってことでいいのかな? 紫苑を助けるためには合体するしかなかったって? いや、作品内的解説としては吸収したんだっけ?
ちょっと、興醒めかなぁ。
この作品に限ったことではなく、アイリス文庫はどこに行きたいのか。
BLくさい路線で腐女子を取り込みたいのか、それとも、乙女ゲーム路線で行きたいのか。他のレーベルが老舗で強いぶん、新しいレーベルは特徴がはっきりしていないと新規は掴みにくいと思うのだが……。
私としては、乙女ゲーム路線でいってもらいたい。
投稿元:
レビューを見る
希望を捨てきれないから、諦められない。
希望は、この世の何よりも、重く、人々に圧し掛かり、未来さえも押し潰す――――。
(P.156)
投稿元:
レビューを見る
2011年3月7日読了
綺麗にまとまったなーという終わり方でした。
展開的には、紫苑と昴は決してハッピーエンドではありえないことをさんざ示唆されていたので、最悪の事態を想定していたのですが、そうでもなかった…\(^o^)/
2人の幸せの形が、必ずしも一般の幸せとは限らないしね。あれはあれでいいんじゃないかなと思う。
ただ、あの2人はお互いの気持ちばかりで伝えあったりしないので、そこがもどかしいかなー。ちょっと独りよがりすぎなんじゃないだろうか(;一_一) 2人の経緯もあるし、特殊な環境でこの旅が終わっても昴に安全が保障されないということからすれば仕方のないことなのかなぁ?
あと、最後がすごく気になってるんだけど。
最初、昴が隠れていて、人目のない時に紫苑の前に姿を現すかと思ったんだけど…紫苑の中にいる状態なのかな?
1.紫苑と昴はどちらかしか表に出られない(インナーエリアでの会話は可)
2.紫苑と昴は普段は一体化しているが、分離が可能(ODの烏のような仕組み)
最初は1かなーと思ってたんだけど、電話はよくても槇村が聞いた声に説明がつかないので、やはり2なのかなーとか。ううーん、どちらでもいいんだけどね。
最終的に取り込む形で紫苑を救った昴は究極の依存、共にある存在となって良かったんだろうかなーとも思う。今後の昴の生活も紫苑の研究次第かな??
ODに関してノーコメントすぎるけど(笑)彼自身は孤独で可哀想な存在だなぁとしか思えないんだよなー(/_;) 誰か一人でも理解者がいれば、彼はあんな風にならなかったのかもしれない。