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大好きな単行本の文庫化でとても嬉しくてすぐに予約購入しました。
単行本に未収録の短編二編を加え逆に一編を省いた作品集。
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短編集。
長編で出したものの、元になったのでは?というようなお話も。
表紙の中村明日美子もいい。
大槻ケンヂのこの世界観で、もっと長編が読みたい。
「オモイデ教」とか、あの辺の感じの。
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彼の作品は二度目。
この小説は短編の内容が折り重なってできた本。
さまざまなことをテーマにし、不気味さと、曖昧さがよかった。
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モラトリアムからの卒業。そんな気がした。
いつまでも否定だけではいけない。
受け入れて、進んでいく・・・大人へと。
だけど大事なものは忘れちゃいけない。
私の生き方はROCKなんか~?って。
格好わるくてもやりたいこと。
それが出来る大人になりたいな。
温かく、包まれるようなお話。
らも様宛
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グミチョコ以外での、オーケンの小説読了。
表題作の「ロコ!思うままに」がとにかく良い。
弱気な主人公が自分が迷いながらもモラトリアムからの脱却を図る一生懸命さがたまらない。
同名の曲(というかこちらが元)の特撮「ロコ!思うままに」も良いです。
http://www.youtube.com/watch?v=aO4hc-ASndk
オーケンの小説は、オーケン自身の半生の切り売りみたく思える。
良い意味で。
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タイトルに惹かれて衝動買いしてしまった作品。
大槻ケンヂ氏について全く知らずに買ったんだけど、
読み終わるころにはとっても大好きになってしまっていた!
Happy endingでないはずなのに、すごいすっきりした気分で読み終われる作品ばかりだった。
1番お気に入りのお話は、"モモの愛が綿いっぱい"
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大槻氏の小説に手を出したのはこれが初めてです。
いいなあって思う作品他にも色々とありましたが、やはりロコが自分の人生を自分で切り開いていくこの表題作に一番感動しました。お化け屋敷を抜けてから感じる自由の喜びと恐怖がよく書かれているなぁと思います。同じタイトル曲を聴きながら読むと感動倍増です。
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この人すごいな、って思う。
サブカル的知識の量、
音楽への熱さ、
作者の濃さがそのまま文字になり、
小説ができましたっていうような。
発想とか台詞のセンスに脱帽ってか脱力。
大槻ケンヂさん、今更にすごく好きだ。
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12月10日読了。大槻ケンヂの短編小説集。自身が後書きで「お気に入りの作品集」と書いているとおり、馬鹿馬鹿しいが時に自分の若い頃を思い出して身悶えさせられたり、ホロリとさせられたりする。ダメバンドマンを描いた半自伝的な短編も多いのはこの人ならではか。B級映画への愛情やホラー・SF・オカルトの香り漂う話も多く、この人やっぱ文章うまいなあー。
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オーケンさんの短編集。
ヌイグルマーとか
赤ちゃん人間。
オーケンさんの小説のスピンオフのようなお話がちらほら*
切なくて残虐なんだけど、
ユーモラスと不器用な人間の一生懸命生きる美しさみたいなのがつまってる。
オーケンさんの作品、オーケンさんの登場人物への愛や、いろんな自分の趣味、興味への愛がいっぱいつまっててそれが飾り気なくまっすぐ伝わってくるのが好き。
ほんとおっもしろいなあ◎
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お化け屋敷で「イエスさま」としゃべる人形たちに育てられた「ロコ!思うままに」。
亡くした子どもと、クレーンゲームでとったぶさいくな人形に宿った魂との「モモの愛が綿いっぱい」。
ロックで日本縦断ツアーにでかけた男の子たちが女の子二人に出会い、一人は死んで一人は去って、故郷の女の子が履いていた靴がちらちら影を射す「ドクター・マーチン・レッド・ブーツ」。
あの明智探偵と怪人二十面相の奥さんとの関係の真相を語る手紙「怪人明智時代」。
事故で人らしきもの、を殺してしまった女の子たちがあれは人ではなくてキテーちゃんだったからいいんだって話になる「キテーちゃん」。
別本『ステーシー』のステーシー大量発生のいきさつ「ステーシー異聞 ゾンビ・リバー」。
自分を持たない少女と生きる価値もないようなオッサンの不適切な関係が生み出す「アイドル」。
潜水伏龍部隊、ただただ海の底で一人静かに孤独と闘う中でロックのテンポに出会った少年兵「イマジン特攻隊」。
エアギターでもロックを語れ!「天国のロックバス ロコ!もう一度思うままに」。天国のロックバスの運転手は、中島らもさんだったのでしょう。
全ての物語においてぶれることなく表現されるロック&ロール!
(実は今まで大槻ケンヂは小説家だと思ってました。)
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ゆきねぇに薦められた大槻ケンヂ「ロコ!思うままに」。ロックだったー!
いまいちピンとこない短編も実は多かったんだけど、表題作「ロコ!思うままに」と「神様のチョイスはKISS」と「天国のロックバス」が、ど直球のロックンロール文学って感じで、よかった。
なんか背中押された感じがする。
沸き上がるぜ、マグマ!
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青春時代にはずいぶん大槻さんにお世話になったので、この作品にも賞賛の意を示すレビューを書かなくてはと思いながら、作者単位で作品を評価するのは果たして誠実だろうかと考えさせられた一冊です。
どういう動機があったのか自分でも甚だ不可解なのですが、はじめての東京旅行にもっていった一冊でもあります。
上野公園のベンチで、多摩川沿いの土手で読みました。
申し訳ないことですが、それしか覚えておりません。
なので、浅野いにおさんの表紙を褒めておきます。
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オーケンの小説はもう何冊も読んだが、大方ロック、少女系SFのどちらかに区別できる。ロックの方はメッセージ性が強い。誰だって自分の闇の中でもがいている。もっとがむしゃらに、光に向かって叫び、自分を変えて欲しいとオーケンの願いのようなものを真っすぐに感じる。恐らく彼はロックを伝えることに大きな使命感をもっているのだと思う。救われた少年少女も多いのでは。SF系の方は奇書でホラーだけど、個人的にはこちらの世界感に浸る方が好き。本書のお気に入りはロコもう一度。ベタベタクサクサな内容だけど、逆にそれが胸にぐっときた。
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いにおの表紙は星5つ。
オーケンの小説どれも大好きだけれど、これは、う~ん。
ネタつきた? ってかんじ。