紙の本
図解思考は新たな知的生産の技術だ
2011/11/01 21:52
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JOEL - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆる知的生産の技術に類する本だ。これができれば、たしかに仕事のレベルが上がりそうだ。付加価値の高いアイデアもどんどん出ることだろう。
相手と話をしながら、あるいは会議に出席しながらメモを取る。これは誰しも日々している行為だ。著者は、それを文字による箇条書きではなく、ひたすら「図解」していくことを勧める。
基本的に”四角形と矢印”で表していく。いたってシンプルだ。著者は「理論」、「基本」、「応用」、「実践」の四段階に分けて、手ほどきしてくれる。
なるほどと思ったり、これならできそうだと乗り気になったり。一方で、うーん、すべてを図で表すのが本当に妥当なのか・・・、と考え込んだりもしてしまう。
著者の言うことに納得するかどうかは別にして、読み通せば、かなりの刺激を受ける。読み進めるうちに、手近にあるメモ帳を手にとって、明日の仕事の段取りを書き出したりしてしまった。自分の仕事の視野が随分狭いことに気づかされた。こういう人と出会うと、知的好奇心をくすぐられる。
読み終えた段階では、「図解思考」をすれば面白いだろうが、結局、手間が多くて、やらないのではないかという感想をもった。
ただ、感想止まりではつまらないので、翌日、早速仕事で試してみることにした。
さあ、会議が始まった。あれ、手が動かない。人の発言を聞いても、図が思い浮かばない・・・(汗)。やはり、自分には無理か。
ところが、帰りの電車の中で、今日の会議の展開が図解で浮かんできた。帰宅後、たまらず図で表してみた。これはいい会議のおさらいになった。翌日、同僚にも見せたら、会議の内容をうまく共有できた。
つまり、会議後に、議論の結果を整理するのに、「図解」は有効なのだった。会議の最中に、その場で図解式にメモを取るのは、かなり難易度が高い。というより、特技の部類に属するのではないか。
会議は、とりあえず箇条書きでメモしておいて、あとから図解していけば、頭の整理になるし、ほかの人と共通認識を持つのにも役に立つ。
図解式の妥当性は、自分としてはこのくらいだ。みなさんにとっては、「図解思考」は、どう感じられるだろうか? ぜひ試して、書評欄で教えて下さい。
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図解術の本は多数存在するが、実用上最も有用な一冊と感じる。
「なぜ図解が有効なのか」「基本的な図解パターン」「具体的な問題を図解する応用演習」がわかりやすく整理され、すぐにでも自分の課題に適用可能な構成となっている。
図解のメリットとしては主に以下の2点かと思う。
・問題を構造化し、関係性を明示できる。
・文字情報と視覚情報を併記することで、記憶の定着が
しやすくなる。
このようなメリットを感じてはいても、実際にメモをとるときには、どうしても箇条書きを多用してしまっていた。
それは、きれいな図解をしなくては、という脅迫観念があったからなように感じる。
本作にもあるように、まずは四角と線を使った簡単な図解からはじめ、段階的に自分なりの図解術をブラッシュアップしたいと思う。
この本はその際のレファレンスとして、大変有用な一冊である。
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この本は情報を集まって、どうやって頭の中に整理することを書いてある、今まで、何を覚えようとしても、メモか手帳を使いすぎで、このほんを読み終わったら、図で何が覚えることができる。。だろうか、最後の例題は全然分からなかった。。。。。
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図解メモは今後も実践していきたい。
【2010年1月24日購入】
【2013年4月27日ツタヤビジネスカレッジ】
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時間管理の仕方が一番参考になったかな??
なんか速読でちゃっちゃと読んでしまったからそんなに参考にはならなかったのかも…でもこういうのって実践でやるのが一番と思って,日々努力して図解思考目指しています。ロジカルシンキングにもなるしね
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一般的なロジカルシンキングやフレームワークの教科書ではなく、思考を見える化するための図解思考の教科書的な本。
四角と線を基本としてさまざまな事柄について、図解していく方法が書かれてある。
当然応用としてフレームワークなども多数出てくるが、まずは楽しく図解していこうよ。という内容として読んでいくと楽しいのでは?
1度読んだあとにボーっと眺めて、自分の思考を図解して。
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http://d.hatena.ne.jp/takehikom/20100111/1263157173
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ロジカルに説明する力の足りない自分にとって、この本に書かれている図解方法は力強いツールになると確信した。
早速試し中です。
使った感想は分かりやすい。あとは慣れてさくさく出来るように習慣化したいと思います。
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"言葉が通じない国でも図解思考の技術さえあれば大丈夫!?"
【選書理由】
実験・ゼミノートをわかりやすく書きたかったから。
【感想】
全て図解通訳すればいいというものじゃない。
中には文章で示した方がいいこともある。
ただ、図解をなめちゃいけない。記憶に残りやすいし。
自分の周りのものをアイコン化してみると、
この図解通訳はすぐ適用できます。
フレームワークやオススメ図書も載っているのでオススメ。
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実践してこその本。章末のまとめだけ読めば大丈夫。
ここであげられているフレームワークを基に応用を自分で作って行くことと、素早く引き出せるようになることが重要なポイント。
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内容は、無意識に行っていた図解表現を、会議や話の聞き取りメモにも応用できるのか。と気づかせてくれた程度。図解のテクニックというよりは、図解にするとこんなにメリットがありますよー。という意識付けするのに効果的な本。
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右脳に訴える図解メモ、実践的ですぐに役立つ内容。
わかりやすく説明する、わかりやすい資料をつくる、思考のトレーニングのための良書だと思います。
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これほど簡潔に、かつ理解しやすく書かれた図解法の解説書を私は知らない。「型にはめる」というのが何事でも基本。そこから離れて自分流を出すにもまず基本が大切と思う。
「守・破・離」の守を固めるにはこの本が一番では?と思う。
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ミーティング内容、アイデア思いつき等、シンプルな図解でメモることなど、とても参考になった。今後はできるだけ図解を使い、メモったり、説明したりしたい。
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図解の基礎から、様々なフレームワークでの使用までわかりやすく書かれており、最後のオススメ図解本で次の本探しまで出来ます。