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こういう本が出るのを待望しておりました!
Windowsマシンでコンパイルする方法まで書いてあったのは驚きでした。さて、追試をどうしたものか、、、
(2009/11/21)
ParaViewでどんなことが出来そうなのか、表題の「はじめて」の通り、はじめたばかりの人にとって、ざっくりと総覧的に理解できそうな内容でした。が、メニューを和訳してくれているだけで、だいたいは知っていたことばかり、特に目新しい項目はなかったという印象。これまで英語の意味がごく一部不明だった点で助けられたという面はありましたが。
Windowsマシンでコンパイルする方法についてかなりの紙面がさいてあって、これをやりたいという人にとっては、お役立ち情報だったかもしれない。自分は興味がないので、追試していないが。
Pythonスクリプトの説明もあって、このやり方で、ちょっぴり展望が拓けたので、そのうちやってみたいとは思っているのだが。。。
(2010/2/5)
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現時点では,唯一日本語でParaViewについて書かれた書籍である。それだけで希少価値が高い。内容は,ヘルプに書かれている内容の方が詳しいだろう。しかし,日本語で各種フィルタの説明やPythonスクリプトの簡単な使い方について書かれている。フィルタは種類が多く,どれがどのような機能をもっているか把握するだけでも時間がかる。簡易ながらそれらを網羅的に説明しているため短時間でおおまかなフィルタと機能の対応を理解できる。英語が苦手な人にとっては多少は有益だろう。
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ParaViewという、シミュレーション結果などを可視化するのに利用できるかなり高機能な定番フリーソフトの入門書。この本は少し古いバージョン向けで、ParaView最新のバージョンには対応しないし、本書も既に改訂版が出ています。タイトルの通りParaviewにはじめて接する人向けなんですが、そもそもこのような本を手に取ってみようと言う人はある程度知識がある人なはずで、そんな人にとってはあまりにも初歩的な情報が多すぎる気もする。もちろん同種の日本語の本が他にあまりないという点で意味があるとは思いますが、ほとんどヘルプの日本語訳のような内容。何から何までコピペ的に掲載せずに、もう少し内容を厳選して「ParaViewでこんなことをするにはこうする」というような実例や実践的な点を強調する内容だったら面白いと思う。