投稿元:
レビューを見る
新・御宿かわせみシリーズ。第3巻。
明石橋の殺人・俥宿の女房・花世の立春・糸屋の女たち・横浜不二山商会・抱卵の子。
ラストの花世と源太郎の会話がなんとも微笑ましい「俥宿の女房」、花世と源太郎が結婚する「花世の立春」、推理編とも言える「横浜不二山商会」「抱卵の子」など。
竹を割ったようだった花世がいじらしくも女らしいのがぐっと好印象の本作。源太郎もそんな花世に遅れまいと男気を上げるのが読者をくすぐる。
投稿元:
レビューを見る
再読。どうやら、続きが出ているらしい。それより、御宿かわせみの最後が、よく分かっていないのだけど。読み直す必要があるみたい。
投稿元:
レビューを見る
10月8日~11日
花嫁修業には目もくれなかった花世が源太郎と祝言をあげることに。源太郎も法律を学ぶ身で十分な収入がなく、不安を抱えていた―。表題作など全六篇。若い二人の門出を描く「明治のかわせみ」第三弾。
投稿元:
レビューを見る
「御宿かわせみ」は新シリーズになって、2、3冊読んだ。読んでいて、登場人物も殆どが馴染みの人々で、これはこれで面白いのだが、昔の「御宿かわせみ」ファンとしては、どうも物足りない。
やはり、それは東吾がいないせい、そして、なんといっても、畝源三郎がなくなってしまったせいなのだろう。
さらに、江戸の捕物帳が大好物のワタシにとって、時代の違いにも違和感を覚える。
ま、こんなことを言っても、「昔はよかった」、「あの頃は…」とグジグジという、老人の繰り言としか思われないのだろうが…。