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子どもの頃、台風が近づくのに妙にワクワク感があったことを思い出した。
みやこしあきこさんの出世作。
ニッサン絵本大賞グランプリ作品。
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5歳4ヶ月の息子。がっかりしているシーンでは度々浮き輪が出てきているのに気がついたようです。海に行きたい思いの強さが伝わっていると良いのですが!
読み終わった後は、
「ここからは夢なのかもしれないね〜」
「夢で台風を追い払ったのかなぁ?」
と2人で考察していました。
最後は「晴れてよかった!」とスッキリした様子でした。
https://www.ehonlog.com/books/162
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福江島のb&bに泊まったときにおいてあった本。
独特の雰囲気が印象的だった。
台風が来る時のちょっとドキドキして、ちょっとこわい感じが、そのまま表現されている。
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こどもの目線で、子供の機微を詳細に描いている。
台風の日、こんな風に感じてたのかなと
自分の思いへも振り返ることができる。
風が怖くて、雨が不安な子供へ読み聞かせすると
少しほっとするかも。
君だけじゃないよ。
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注目しているみやこしさんの絵本。
モノクロの世界の中で唯一の青が効果的に生きている。台風が通り過ぎる夜の男の子のドキドキソワソワには、こちらも覚えがあって懐かしい。ページをめくる毎にちょこちょこ姿を見せるキジトラちゃんもお楽しみ。
小学生が主人公なので、もう少し息子が成長してからまた読もう。「台風一過の青空きれいだねぇ」と思わず呟いたら、3歳9ヶ月の息子も「うん」と素直に頷いていた。
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台風シーズンに備えて、図書館に台風コーナーが出来ています。白黒で台風の不気味さを感じさせて、そして最後の青が突き抜けるように爽やかに感じる絵本。娘も今年は台風の怖さを感じるのかなぁ。来たらイヤだけど。(4歳3か月)
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図書館本。台風シーズンに向けて。と思ったけど、物語でした。白黒の絵が台風の雰囲気を、醸し出していてこれはこれで良かったです。
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息子7歳12か月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り) ◯
ちょうど良いボリューム◯
その他
そうそう、台風明けの空って、こんな感じ!
小さい頃、ものすごい台風がきて避難しようとしていたときに、仕事から父が帰ってきて避難するのは中止。こどもごころにがっかりしたことを思い出しました。
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ページに触れた手が黒くなるような錯覚を覚えるほどの、鉛筆?墨色?一色の世界。からの、台風一過の青空!
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『第25回ニッサン童話と絵本のグランプリ絵本大賞』受賞作品のこの絵本は、「みやこしあきこ」さんのデビュー作(2009年)にして、今の彼女の作品に通じるものを感じさせられたのが印象的で、それは、一部の色以外、全てモノクロで描いている、木炭や鉛筆による細密さや、ブクログの画面では分からなかったが、実際に見てみるとリトグラフであることも分かり、この頃から、既に彼女の変わらぬ拘りがあったことを実感させられる。
まずは、絵本に興味を持たせる意味合いとして、重要な表紙だが、そこに描かれた、揺れるカーテンと、窓から浮き輪を抱えながら、とても気になる様子で外を眺めている少年を見るだけで、何が起ころうとしているのか、一目瞭然な絵は、充分にストーリーを語っているように思われて良いと思い、それに続く扉絵も少年が見ているのは一緒ながら、今度は、場面も視点も彼の内心の思いも異なっている点に、彼女の巧さを感じさせられたし、最初と最後の見返しそれぞれの絵の、通過前と通過後の驚くほどの雲の違いには、そこで飛んでいる鳥たちの心理描写まで雄弁に語っているように感じられた、不安感と開放感の対照性が、また印象に残る。
また、本編に於いても、ホームルームでの先生の話に、思わず顔を見合わせて難しい表情をする子どもたちや、後ろから、がっかりした様子の少年の肩に、そっと手を添えるお父さんと、その横で尻尾を逆立てて緊張感を顕わにする猫など、彼女の絵で表現された、丁寧で繊細な心理描写に惹き付けられ、ストーリーは進行していく。
そして、これは絵本作家の杉田豊さんの解説からの引用になるが、目線のアングルの秀逸さに、なるほどと思い、それは台風が近付いてくるにつれて現れる、下から煽るような視点に、如何にもな不安感があることと、その後の台風上陸での魚眼レンズで見たような湾曲した絵は、フニャフニャと歪んで見える道路からも感じさせる不安の極みであり、よくよく見ると、それぞれの家の窓には人影があり、この同じタイミングで動く関係性に、来るものが来たのだということを、さり気なく読み手に教えてくれているのが、また素晴らしい。
とは書きつつも、その不安を抱いたままでは終わらない想像力が、少年の負けん気の強さを表しているようで、私には好印象に思われて、ここからの展開には、それに怯みそうになっても前を見続ける、そんな躍動感溢れるタッチに、読み手も思わず高揚感漲るような気分となり、そのモノクロの果てに待っていたのは、色の爽やかな開放感と、最後の、どこか達観しながらも落ち着きを見せた、猫の絵による穏やかなひと時で、どこか印象に残る終わり方だった。
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ずっと白黒で進んでいく。
台風が去った後カーテンを開けた時のあの青空はハッとさせられる。
男の子の台風を正しく恐れている感じもとてもいい。
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台風がくるので、今日は下校にします〜この設定はないでしょう。台風ですよ!来るのは最低でも前日には分かっていますよね。しかし少年の気持や想像力の展開には素晴らしいものを感じました。また、絵については、ほとんどが白黒で描かれていますが、参りました。