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「百瀬、こっちを向いて」に続く恋愛小説集第2弾。
待ってました!!中田さんの新刊☆☆
今回もミステリ要素もありながらの恋愛小説でした☆
個人的には『ラクガキをめぐる冒険』がお気に入り♪
今まで読んだなかで、一番のお気に入りの恋愛小説です。。。
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知らない作家さんやし、恋愛小説らしいし…と期待度は高くなかったのですが、何とも面白かった!
出てくる人物たちに好感が持てたし、流れる時間が好きな早さでした。
もう1冊単行本を出されているようです。読もう。
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ひとつの話かと思ってたけど、短編集でした。
内容はうむー。。5つめの吉祥寺の朝日奈くんはおもしろかったです。
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中田さんの可愛い恋愛小説第二段。
やたらめったら可愛い。
やはり、白鳥君と鷲津君の関係が最高。
「僕に近づかないでくれ」
「きみは相変わらずだな」
小山内さんももちろん可愛い。
猫の話で鷲津君が大好きになった。やられた。
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ひとつひとつの話を読み終わるごとに、その話を両の手のひらで、そっと、包み込みたくなる。そんな小説短編集。
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はあ不倫かよ…と思ったけど中田永一の恋愛小説はやっぱり一味違いますね。
面白かったです。
でも「交換日記はじめました!」が一番好き。
カップルを取り巻く人たちの可笑しさと優しさがいい。
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『百瀬こっちを向いて』の中田永一が贈る青春小説集第2弾!
一つの交換日記の中で繰り広げられる恋と、家族と偶然の出会いの話「交換日記始めました」一つの落書きがもとで始まる初恋、そして、落書き事件の真相とは、という話
「ラクガキをめぐる冒険」何でもできる友人の白鳥ツトムと、そのツトムが恋した小山内さんそして鷲津廉太郎の三角関係そして結末は、「三角関係は壊さないでおこう」
自分のおなかの音をコンプレックスにしている女の子高山さんその音に興味を持ち録音させてと迫る春日井くんそして高山さんがあこがれる寺島先輩、高山さんの恋の行方は、「うるさいおなか」そして表題作の「吉祥寺の朝比奈君」の5つの話が収録されています。切なくて悲しい恋の話ばかりです。読むことお勧めします。
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初ブクログ!!
小山内さんが可愛いくて好き。全体を通してふわふわしてるけど展開はシュールな感じでなかなか。
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『吉祥寺の朝日奈くん』
-中田永一-
○
5編の短編集。
5つとも何かしらの裏が隠されている。
・交換日記はじめました!
2人だけの秘密の日記のはずが巡りめぐっていろんな人の手に。
最初の相手が先生だったとは気付かなかった。
・ラクガキをめぐる冒険
机に落書きをされたこときっかけに学校にこなくなった同級生。その同級生のために深夜の学校に潜り込んだ2人。
事件の真相は主人公が思い描いていた様相とは違っていた。
一番最初の落書きがいじめられていた本人のだったなんて分かんないよ。
・三角関係はこわさないでおく
友人と同じ人を好きになり、その相手は自分のことを好きになった。
何かやっぱり三角関係って好きじゃない。
・うるさいおなか
お腹の音から芽生える恋なんてあるか!笑
・吉祥寺の朝日奈くん
旦那さんが哲雄先輩だということには途中で気付いたが、山田真野と出逢うところから計画されてたなんて緻密すぎる。
朝日奈くんの家で遠野と朝日奈くんの距離がほんの少し近付いている場面が好き。
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『百瀬こっちを向いて』の作者とういことで期待して読みましたが、期待以上でした。表題作の「吉祥寺の朝日奈くん」も良かったですが、「三角形はこわさないでおく」が好きです。
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甘い恋愛小説だけで終わらない。
色々な面が見える短編集。
「三角形はこわさないでおく」
特に好きな作品でした。
新作を待って待って
即購入する作家さんの1人です。
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人の縁が廻る短編集。『百瀬、こっちをむいて』以来の中田永一さんの単行本。楽しみに待ってました。どの話も途中で展開が変わってドキっとするけど、決してあざとくないのが好き。
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短編集だったのね。
なんだかしっくりこなかった。
ただ文字を追ってるだけになってしまったよー私はね。
読みきれず挫折。
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高校時代の交換日記が交番に届けられ家族の連絡ノートとなり
フリーマーケットで売買され再び男の手に戻ってくる
「交換日記はじめました!」
高校の地味な男子と連絡を取ろうと同級生に声をかけ
やっと見つけた彼の研究室で机ラクガキ事件の真相を聞く
「ラクガキをめぐる冒険」
クールな友達が捨て猫を巡ってクラスメイトに一目ぼれし
それを応援しつつも自分も彼女を好きになってしまう
「三角形はこわさないでおく」
頻繁に鳴るおなかの音を気にする女子高生が
その音を録音させてくれと男子に頼まれ困惑する
「うるさいおなか」
喫茶店の美人店員と図らずも不倫関係になってしまい
彼女の娘とともに休日を過ごすことになる
「吉祥寺の朝日奈くん」
装画・装丁:池田進吾(67)
前作に続いて恋愛の過程を瑞々しく描いた短編集。
「三角形はこわさないでおく」なんてこのまま少女漫画になりそう。
恋愛だけに焦点を置いているのではなくて
恋人同士の交換日記が人々の手を転々としたり
偶然ではなく仕組まれた恋愛関係だったりと巧みな伏線が楽しめます。
「ここにひとつの三角形がある。空気の抵抗をうけて、もっともうつくしくゆらめく形、三角形だ。三つの点にはそれぞれの悩みがあり、性格があり、人生があり、おもいやりがある。二辺の長さの和が、のこりのいっぺんの長さよりも大きければ、三角形はこわれない。いつまでもおたがいの視界にいて、つながり、声をかけ、わらいあっていける。」
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周囲から一歩引いて物事を眺めてしまう、そんな男女を主人公に描く、一風変わった趣のある恋愛短編集。1年半ぶり2作目の中田永一氏の単行本。心待ちにしてました。読んでいてちょっと心がちくちくするような、そんな短編集でした。
(2009年12月読了)