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頼るものもなくなり、誰も助けてくれず、何の助けも借りず、自分で全てを背負って過去に決着をつけようとする男の話。
暗い。重い。
人間の弱さや醜さをドロドロに煮詰めたような話。
こういうダークな話大好きかも。
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最初はなかなか読み進めないんだけど、中盤から一気に読めちゃった。
展開が文章の感じとは違って、すごく面白い。
しばしこの人の本にハマりそうです。
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2013年8月
全体的に暗めの雰囲気。
でもどうなるんだろうという期待で読み進んだ。結果はちょっとあっけない感じだったかな。
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図書館で。
とりあえず暗い本でした。ミスティックリバーの方が面白かったなあ、うん。主人公が薬物中毒で根暗でいじけてて逆恨み野郎で人のいう事を聞かない人間なので読んでいてイライラしました。あの奥さんは何がよくて彼と結婚したんですかね〜。そして見捨てないのが謎だわ。そして娘が良い子すぎる。そんなよい妻子が居るのに一人いじけて悲劇のヒーローを気取る主人公。身近にいたら蹴飛ばしたいタイプです。
そして今川さんもブレるキャラです。幼少時のヒーローだったし、主人公にとっては高校時代のいざこざはあれずっとヒーローだったはず。助けてくれたのも彼だし。なのに他の二人には随分と極悪なことをしでかしていて唐突なギャップに違和感。そしてどうでも良いけど彼は自殺でよかったんじゃないかな、大体立証できなそうだし。主人公のチープな正義感が結局友人を破滅に導いた気がしなくもありません。
そして高校時代に女を取られたって…結婚して妻子が出来ても引きずるネタなんでしょうかねえ?女性は過去の彼氏とか切り捨てる気がしますが。いい加減吹っ切れろ。そんなことも思いました。
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法律事務所の所長である北見は、薬物治療の病院を抜け出し、2ヶ月ぶりに事務所に戻った。北見は弁護士ではない。司法試験に落ち、父親から受け継いだ事務所の事務員として、所長をしていた。2ヶ月間事務所を留守にしていたため、所属していた弁護士はすべて退所してしまっていた。
一人で事務所にいるときに幼馴染の奈津が尋ねてくる。奈津は今川と婚約していたという。奈津から聞いた言葉は、同じく幼馴染の今川が死んだということ。
北見たちは、子供のころ、近所の河原に放置されていた自動車の中でよくすごしていた。ある日、その自動車に放火され、今川に助けられたのだった。今川はこの事故で片腕をなくし、一人は死亡した。北見と島尾は助かったが、今でも今川に負い目を追っていた。
北見は今川の死亡した原因を探そうとするが、自分が殺してしまったのではないかと考えるようになる。
自分と今川と野関係、奈津と島尾それぞれの事情、北見の家族とのやりとり、北見の父親時代から親しかった刑事との関係、薬の売人。次第に、今川の死のいきさつがわかってくる。
堂場瞬一の刑事ものとは違った趣の小説でした。
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仲良し男子四人組が小学生の頃に起こった河原での悲劇的な事件。
そこから四人の関係は微妙に変化していく。
そして大人になった時に、新たな事件が発生する。
あの時の事件がなかったら…世の中にも少なからずあるであろう話にも思える。
2017.9.12
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薬物依存の治療から抜け出した弁護士事務所所長は入院中に幼なじみの親友の死を知る。自殺とされたその死に疑問を持ち自ら真実に迫ろうとする…。幼い頃の体験を人はどこまで引きずるのか。リセットボタンはないが、前進する為にはリセットする力を持つ事は必要な生きる術でもある。