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私を含め日本人は民度が低いのか。米国依存は、小泉・竹中の誘導?漫才師の太田某に煽られているバラエティ番組、田原総一郎がの文化人面、確かに民度低いかなぁ。
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必要に迫られて読んだお勉強本。
この本が売れていると言う事は、その必要に迫られた人が多いという話で、それはすごく良い事だと思う。もっと売れるといいと思う。
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091205 by BS book review 新書ランク3位
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じつは豊かな時代に民主主義は不要だった。日本の政治家は密室談合して地元に利益誘導すればよいだけだったからだ。しかし経済が収縮する時代は、民主主義が機能しないと、それはそのまま国土と人心の荒廃に直結する。そうして今回の政権交代が起こった。多くの国民は気づいていないがこれは革命だったのだ。だが、まだ油断は禁物だ―。日本を代表する危険な社会学者とマニフェスト起草に深く関わった民主党の頭脳が、この革命の中身と正体について徹底討論した。
福山 哲郎
1962年東京都生まれ。外務副大臣。参議院議員(京都、当選二回)。同志社大学法学部卒業、京都大学大学院法学研究科修士課程修了。
宮台 真司
1959年宮城県生まれ。京都府育ち。社会学者、映画批評家。首都大学東京教授。公共政策プラットフォーム研究評議員。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了(社会学博士)
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社会学者宮台真司と外務副大臣福山哲郎の対談集。
相変わらずのマスコミ批判は置いておくとして…
民主党政治に変わったことで日本がどう変わって行くのか。
民主党が手がける政策の根本的な意味などが割とよく分かるかと思います。
やはりテレビや新聞などの早さを売りにするメディアでは伝えきれないことがある。
新書っていうのも一つの情報発信メディアなのね、としみじみ思いました。
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鳩山首相は自信の政治資金問題で参院選まではとても持ちそうにないが、それで衆議院多数を持つ民主党の政権が終わるわけではない。
そういう点で、もう一度民主党のマニフェストについて再検討し、本当に不都合があるのであれば、次の機会にその修正を行動で示すことができる。
そういう点で、民主党のマニフェスト作成の責任者だった福山外務副大臣と宮台教授による対談形式でマニフェストの背景、狙いが掘り下げられており、ニュースショーの短い時間で且つ、頭の悪い人間による上っ面だけの解説だけではわからない点も理解できる点で民主党の支持者にも不支持者にもおすすめしたい。
政権が変わり、ゲームも変わった、あるいは変えようとしている。それにYesでもNoでもいう機会は来年夏にあるのだから、本書にあるように「お灸を据える」のではなく、政治参加としての投票行動として自分を意見を示そうではないですか。その判断リソースとして本書は大事な1冊になったと思う。
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本当に色々なことが良く見えている(だろう)人たちだと関心。
僕らのいる底辺のレベルアップは国力アップにはかかせないなぁ。
ということで、頑張ろう。
それと、2+2って大変なことになっているみたいね。
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宮台真司氏の本は初めてやったんやけど、興味深い意見やったし、歯に衣着せぬ言い方もよかった。毒舌という訳ではなく、変な遠慮はしないという言い方。他の本も読んでみたくなった。
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欧州ではリベラルと言えば国家による決定を懐疑して市民による決定を称揚します。米国ではリベラルといえば、市場による決定を懐疑して国家による決定を称揚します。つまり逆なのです。
ネガティブキャンペーンは危険。
政治というのは時間がかかる。民主主義のコストは時間と手続き。民主党が政権取ったんだから、4-8年政権やらせてあげて欲しい。そんなにすぐに結果は出ない。
民主党は自民党と違って、すぐにケータイでお互いに連絡を取り合える仲であるそうだ。
外交問題山積みだから、なんとかしてもらいたいものだ。
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寄り道読書を完了。「日本の難点」の応用編といったところ。宮台さんの議論は、説明の難しいものも社会学、政治学をはじめ考えのレファレンスを示してくれる点、勉強になる。また福山さんの発言も、現政権の外務副大臣であり、実際に起きている出来事とリンクして背景にある考え方を知ることができる。出版された当時の、民主党政権への期待感を受けてか明るいトーンで終わっているが、失望感が広がる今こそ、政権交代の意義をはかる評価軸を示してくれている点で有益な本。
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日本の政治の本質を捉え、タイトルで掲げるように自民党政権下の日本は民主主義とは呼べない「お任せ」政治だったこと、政権交代を機に日本に初めて民主主義が生まれようとしていることを訴えかけている。その上で、民主主義のコストや難しさに触れ、決して楽観できる先行きではない、むしろ困難な道ですらあると注意を促してもいる。これを読むと自民党→民主党の政権交代が革命だったと言われても納得できる。民主主義というものについて改めて考えさせられた一冊。
また、対談本ということもあり、同著者の『日本の難点』よりも内容が噛み砕かれており、とても読みやすかった。
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普天間にしろバラマキ批判にしろ、こういう風に説明、交渉していくべきだと対談の中で方針が出ているのに、結局、失敗してしまった。福山さんは内心悔しさや恥ずかしさで一杯だろう。
菅直人政権に活かして欲しい。
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対談本としては類を見ないレベルの高密度。
日本の難点よりは政治の背景部分が丁寧でわかりやすい。
これと対決するような本と合わせて読むとより政治の理解がより深まると思うのですが
そういった本,どなたかご存じないですか??
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社会学者・宮台真司氏と参院議員・福山哲郎氏の対談です。自民党を軸とした連立政権から民主党を軸とした連立政権へと、政権交代が起こったのが2009年9月。本書はそれからまだ間もない11月末に発行されています。政権交代の意味や、今後の展望と課題について、まだ興奮冷めやらぬ雰囲気を感じさせながら、具体的な議論が交わされています。語られる内容については、中立あるいは異なる立場のぶつかり合いというよりは、比較的近い立場に見える2人が、「こうだよね」「うん、そうだよね」というような確認をしていく作業に見えます。政治的議論ですからもちろん本書の議論に対しても賛否両論はあるでしょうが、主張が鮮明に提示されていて、色々と考えさせられることは確かです。
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『日本の難点』では「社会」に関する言及が多いですが、こちらは「国家」について述べるウエイトが大きくなっています。当時、外務副大臣であった福山哲郎氏との対談形式で、日本の現状について議論がなされています。全体を通して、福山氏が立場上言えないようなことを宮台氏が代わって意見しているといった印象がありました。
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宮台真司×福山哲郎(民主党)の対談書。
対談書って内容が薄く、結論もまとまってない印象があったけど、本書は秀逸でした。
あまりに民主党寄りで、あまりに前向きすぎる感が否めないけど、この本で、日本という国に可能性というか、希望が見えてきます。
対米,対アジア関係、マスゴミ、政治への参加主義、環境問題etc・・・・
・与党は実績で、野党はマニュフェストで勝負。
・現前性(生々しさ)が変われば、空気が変わる。
・「外から」要件と、「カオス」要件のロジック。
・フォアキャスティング的思考からバックキャスティング的思考へ
・リソースは変わらない、その組み換え。
なんか幻冬舎新書、質がイイネ!