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嫌いじゃないけど、外国人との恋愛話ってなんでこういう展開になりがちなんだろう。永遠に会えない、的な。
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キュレーター経験者のマハさんならではの物語なのでしょう。
読んでいる間、深紅のイメージが常にありました。
主人公も、紅梅も、ステキな女性です。
これからどうなるんだろう。
幸せになってほしい。
「#9」という題名も、納得。
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偶然出会った一人の中国人を追いかけて上海へ。そこで数々の絵画と人々に出会い、幸せな日々を過ごすはずだった。
しかし、上海での日々は苦しい愛と権力と別れ、さまざまな思いが交差するものとなる。
切なさの先にあるものを求めて、一気に読んでしまった。
2012.6.20
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中国、上海は憧れの土地です。キラキラの夜景・ネオンと雑多でゴチャゴチャした街並み。そんな土地での恋物語ということでワクワクしながら読みました。王剣との華やかなシンデレラストーリーと、#9との出会い。ハーレクイン小説のような甘いだけではない素敵なラブストーリーで、とても良かったです。
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アートと文学の融合する作品を描く作家は複数いるけれど、有名なのは原田マハさんだ。『楽園のカンヴァス』が代表作ではあるけれど、本作はアートと愛の話という点は共通している。
大人の恋愛は落ち着いていてそして少し哀しい。
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今年読んだ中で、というよりも、今までで一番大切な本になりました。
染みる本。原田マハさん、いいなぁ。
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図書館で適当に選んで借りました。
恋愛小説は自分あまり好みじゃないんだよなあ…と思いながら読み出し、30分ぐらいで簡単に読み終えてしまいました。やっぱり好みじゃないな。なんか少女漫画かレディコミみたいだなあと言う感想です。
金持ちで紳士な東洋人にも審美眼は確かだけれども主体性の無い主人公にも興味無いな~と思いながら読み進めたのでなんかありがちな薄い話だなあと思いました。これで中国最新アート市場の話とか、貧富の差とかを書かれていたならもう少し興味を持ったのでしょうが。まあそれをメインで書いたら恋愛小説じゃなくなってしまいますしね。それにしても主人公の真紅さんがあんな不確定なメモ一つで異国に飛べるぐらいの決断力があるならもっと早くキャッチセールス店を辞められたんじゃない?とか思ってしまいました。後、#9さんのどこが良かったんだろう…
と言う訳で私には合いませんでしたが雰囲気とか好きな方は好きだろうな、と思いました。
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身を置く場所を変えることで劇的な変化がある。上海に行くことを決意して、実践して最初に描かれている主人公からは想像できないような人物へと変貌していきます。 「女性のロマン」みたいな文体だったので王剣との恋も仕事も順調にいって終わりなんだろうなと思っていました・・・が
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平凡な生活だったのが、王剣と運命的な出会いによって、中国でお姫様のような生活をする。そこで中国美術の才能が一気に開花する。そこに恋愛が絡まって話が進んでいく。王剣の愛はダメになるが、#9との愛情も芽生えてくる。
ゆくゆくは、有名な中国美術商となっていく。
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装丁綺麗だなーと思って読んでみたら、素敵なお話でした。
出逢ったあたりの王剣にはびっくりさせられました。あんなことしちゃうんだ…(゚ロ゚)
原田さんの本は、読みやすくて好きです。
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読み進めながら、次々と良い意味で期待を裏切られます。
怒涛のごとく上海を駆け回ります。
行ったことはありませんが、なんとなく空気感が伝わってきました。
美術品のウンチクはさすがです。
原田さん、ますます大好きな作家さんになりました。
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某大手ディベロッパーに勤める南は、会社が上海で建設している高層ビルの中に作る予定の美術館の準備を任されることになる。社長から或るギャラリーの女性オーナー真紅を紹介された南は、真紅が私物として持っている一枚の絵に心惹かれる。
その絵「#9」の来歴を真紅は誰にも決して語らなかったが、この絵と彼女の出会いはまさに運命的だった。
著しく変化していく上海を舞台に、ドラマチックな恋愛と、異邦で出会う人々との交流と衝突、そして人生の挫折と再生が描かれている。
原田マハと言えば、今では「楽園のカンヴァス」がキュレーター作家としての代表作となるかと思うが、個人的にはこの小説の方が彼女の真骨頂だと感じた。
彼女自身の経験(作品に出てくるディベロッパー社長のモデルが、あの森ビルの社長であることを疑う人は誰もいるまい)を活かした舞台設定と、キュレーター本領発揮というべき美術に対する瑞々しく多彩な表現、そして何よりも、ロマンチックで優しく、読む人を前向きにさせてくれるストーリー。
かなり女性向きな内容だとは思うが、アート好きな人なら読んで間違いのない一冊。
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何故王剣の目に真紅が留まったのか、偶然なのか、ちょっと出来すぎな感じはあるが、内容はテンポが良く、引き込まれるように一気に読めた。
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著者自身がキュレータだったので(今も?)、その経験ををいかした美術小説! 絵画の描写はプロからの目線だな〜と思わせる真に迫ったもの。アート界についても分かりやすく、けれど詳しく書かれていて、へぇ〜。と楽しめました。まぁ、面白かったけど、ちょっと少女マンガ感が強かったので、☆-1。
原田マハさんの美術小説だと、『楽園のキャンバス』の方が、「アート」の世界にドッブリ浸かっていて好きだな〜。
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彼女の本は、絵が目に浮かぶ。
そのアートの世界に惹き込まれる。
そんなに強烈な絵に出会いたい。
絵の具の匂いまで、届いてくるような。
ありえそうな、ありえなそうな。
だけど、こんなに豊かな感性の触れ合いが存在するのなら、
と信じたいような気持ちになった。