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楡周平の企業モノは池井戸潤のそれとは違う興奮があるよね。スキームがコロコロ転がって周りのものを取り込んで増幅していくようなダイナミズムね。大学生2年とか3年くらいのときに出会いたかったなぁと切に感じる。
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ビジネスモデルの提案としてはおもしろいが飛び抜けたものでもない。$$小説としては盛り上がりに欠け単調。楡周平らしさもない。$$
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相変わらずの壮大なテーマで自動車メーカーの環境問題解決案として自社製品が排出する温室効果ガスを自社で回収する環境保全の提言。絵里香の社長への意見具申から副社長まで昇格するが、男性が主人公の奮闘パターンよりはインパクトが弱い。何れにせよ企業系の楡作品は、「企業は人を幸せにする」が基本で着眼点もなかなかである。