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みんなのレビュー18件

みんなの評価3.3

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紙の本

最後の最後まで行き先がわからない佐藤正午ワールドの傑作。

2010/09/01 19:16

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 これはおもしろい!とにかくおもしろい。妻と旅行に来たバリ島で中
志郎という男は一人の女性と手と手が触れ合い、そのことによって、な
ぜか妻への情熱を取り戻す。結婚8年目、すっかり冷めたと思われた妻
への愛が突如甦ったのだ。その妻、中真智子と長年の間不倫関係にある
小説家津田伸一、彼がこの小説の主人公。津田は真智子から別れを告げ
られ、志郎とも出会う。そして、彼からバリ島で手を触れた相手の女性
についての話を聞くことになる。実は…彼女は…。

 なんだかわからないけど、おもしろいでしょう?ここから先の話をす
ると読む楽しみが半減するので止めておくが、これは「記憶」に関する
物語。そして「愛」についての物語だ。もちろん佐藤正午のこと、直球
勝負ではない。津田という小説家はけっこうヤなヤツだし、キーパーソ
ンとなる石橋って女もかなりヘン。出会い系にはまっている津田と女性
たちのやり取りが不思議な味つけになっていたりもする。

 そして、くねくねくねくねと話は進み、最後にとんでもないところに
たどり着く。佐藤正午という希代のストーリーテラーが紡ぐ物語の舟は、
最後の最後まで行く先がわからない。ここですよ、と降ろされた所はも
ちろん自分が望んでいた場所ではない。でも、その航路をたどってみて
フフフフフとほくそ笑んでみたりするのだ。
              
ブログ「声が聞こえたら、きっと探しに行くから」より

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2010/03/18 23:38

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2010/03/31 17:26

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2010/04/14 23:07

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2010/06/19 23:29

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2019/01/05 11:15

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