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フィアンセがいる主人公、フェリシアが王様のカシムにさらわれてしまう所から始まる。
気が強く、腕がたつフェリシア、不器用なカシム。
なかなか好きな、お話でした。
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すごい面白かったー!カシムくんのあの斜め向きな積極性がすごい良かった。不器用ちゃんは無条件で応援したくなる。最後の喜劇は素敵すぎww2巻は絶対買う。
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“たった一人の人間だけが自分の運命の相手だなどと、どうしてそんなふうに言い切ることができるのだろう。
それとも一般的には、みなそういうふうに考えるものなのだろうか?
(そんなのどうやって探すんだ?世の中には星の数ほど人がいるのに…)
そしてなぜ自分のもとにはそれがないのだろう。
答えの出ない問いに首をひねりながら、カシムは丸まって眠る妹の上に毛布をかけてやる。
「……」
ついでだ。ついで。
考えると、フェリシアをふり返り――頑なな背中に近づかないように腕だけをのばして、彼女の腰にかかっていた毛布を肩まで引き上げた。”
アラビアンチック。
語句の意味が度々わからなかったり。
ルシュドの苦労人っぷりったらない。
“「カシム…」
いつの間に来ていたのか、彼が横に立っている。
「死ぬなよ、フェリシア」
目の前の敵に向かいながら、彼は横顔で言った。
「こんなとこでおまえに死なれたら、俺は一生自分を許せなくなる」
「死なないわよ。そんなのごめんだもの」
手短に答え、ちょっと考えて付け足す。
「…あんたも死なないでね」
「俺は自業自得だ」
吐き捨てるような言葉尻に、刃のぶつかる音が重なった。”
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風都ノリさんのイラストに惹かれて購入。
イメージ的にはカシムはアラビアのあたりの国で、フェリシアはチベットあたりの村だったんですけど、あとがきには、ヨーロッパ国(ドラクエの平民のイメージ)だそうです。そういえば名前がフェリシアでしたね。
結婚式当日にさらわれたら、そりゃ怒るでしょうって思いながら、カシムももっとうまくできないのかなぁ。ものすごく自信満々にフェリシアに贈り物を山と持ってきてたしなめられたり、空回りしてるところ、かわいいんですけど、いらんこと言ってるところをフェリシアに聞かれたりと、うまくいきません。
フェリシアの元婚約者であるエルベルトは、3日しか一緒にいなかったのに、そこまで思えるものなのか、ちょっと疑い半分でしたが、今のところはいい人でした。エルベルトが敵に回らないのであれば、フェリシアがカシムを好きなら不本意ながら力になるって展開になるのかな?
カシムの毒殺未遂事件から事態は急展開しますけど、最後にエルベルトと共に村に帰ろうとしたフェリシアがカシムの元に駆けつけるシーンは、ちょっと理解しづらかったです。エルベルトや村の人々の立場は???
怪しい前王妃もまだ出てきていないし、次巻に期待です。
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ひずきさんのヒロインは芯がしっかりしていて
元気をもらえるから好きだなぁ
カシムがイイ男すぎて…次巻がたのしみ!
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シリーズ1
若き王にさらわれた、
山の民の首長の娘
脱走しようと奮闘するけれど…
高飛車でヤな奴のはずの若き王の
不器用な優しさに触れるうちに…
とにかく活発勝ち気な主人公が
イキイキしてていいね~
女の扱いが慣れない王さまも
読んでて楽し(^o^)
続きを買ってあるから、
早速読まなくちゃ♪