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劇団主宰の弟が抱えた負債を泣き付かれ
「金を貸す代わりに劇団の収益からの返済が出来なければ劇団を潰せ」という厳しい条件を突きつけつつも
返済期限の2年間鉄血宰相として劇団をサポートすることになった兄。
東京へ芝居を見に行く往復の電車の中で一気読み。
すっごく面白かっただけに「え?ここで終わり?」ってぶった切り気分で
勢い付いて読んでた分消化不良。
続編(できればシリーズ化)とスピンオフ(劇団員や両親など)希望。
【購読・初読・'09.12/19読了】
またまた芝居上京の往復にて。
やはりスピード感がよい。
【再読・'10/2/27読了】
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新創刊のメディアワークス文庫。
「電撃文庫を読んで大人になった君たちへ」(確かこんな感じだったよね?)
このキャッチコピーを読んで、楽しみに待っていました。
まさに私が、電撃文庫を今まで読んできたし、そろそろ卒業かなとも思っていたので。
メディアワークス文庫はライトノベルの括りではないんですよね?
どういうカテゴリにすればいいかなぁ。
新創刊で楽しみってのもありましたが、私は有川先生のファンなので、結局はどこから出版されても買っていましたね。
今回は劇団のお話。
何でもいいから一回公演見たくなりました。
ていうかそこで終わるのかーッ!
続きが読みたいです!
2年後の結果を是非書いてください!!
あと、ラブが足りません(´・ω・`)
有川先生の活字でベタ甘が大好きなので、また読みたいです。
次回作に期待。
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新レーベル、メディアワークス文庫の第一弾
有川さんの作品の登場人物は本当に生き生きしている。
特に女の子は本当に魅力的、しかも身近にいてそうな感じが秀逸。
本当に身近にいたら、玉砕覚悟で突撃してしまいそう。
いや、そんな度胸は無いけどねw
気になったのは、地の文の主観が誰のものかわからなくなった所があった。
まぁ、読み込んだわけじゃないんで僕の読み方に問題があったからかもしれないけれど・・・
ともあれ、「俺も頑張らんなアカンな」って気持ちにさせてもらえました。
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本を買って読むのは久しぶり。だから期待しすぎちゃったのかなぁーー。
有川浩だし、三省堂のプッシュすごいし。
でも、読まないうちはずっと気になってただろうからこれでよし。
さらーっと読めちゃいました。って感じかなぁ。図書館戦争みたいに目が話せないって感じではない。
また今度読み直してちゃんと感想書こう。
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期待通りに有川作品。
「軽いから」というのは、常に有川作品自体につきまとう評価でしょう。
でも、私はだからこそ、有川作品が好き。重たくて、読んだ後に何日も滓のような塊ができる作品も好きだけど、そればっかりではつらい。
軽すぎずになくしてもかまわないようなハンカチ一枚を落としていくような、そんな作品が欲しいときだっていっぱいある。
なので、ちょっぴり自虐的な設定のお話。
きっと有川ファンは、「それでいいじゃん!」って言ってくれるわけで、そこには筆者のさりげない甘えが隠れていて、でもそれがとってもかわいらしくて、心が暖かくなるのです。
読んでいて、久しぶりに小劇場に足を運びたくなりました。
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演劇、とくに小劇場の世界ってほんとに狭いしアングラ感たっぷりで、ゆえに濃い!!
これにハマってしまうとなかなか抜けられないってのはヒジョーによくわかる。
そして何かを生み出す人に憧れたことがある人ならば、にわかに初心を思い出す。
シアターフラッグには、生まれ変わる時のエネルギーが詰まっていた。理知と感覚が相乗効果を生み出す好例。好きを仕事に、を貫くために必要なこと。
やっぱり本気でやるって大事だ。
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司さんはめっちゃタイプ(笑)
弟に甘いこともなんだかんだ面倒見がいいとこも経理の鬼なのも素敵。
下北サンデーズでも思ったけれど、一度劇を見てみたいなぁ。
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なにこの兄弟!(実際読後の第一声)
あいかわらず有川さんの話はかゆいところに手が届く…。しかし劇団経営のお話故になんだか自分的には萌えるに萌えられないというか…ごにょごにょ。兄か弟かっつったら間違いなく兄なんだけど。千歳ちゃんもかわいいし。あとがきで話ができるまでの経緯を読んで妙に納得したし。
メディアワークス文庫には今後も期待。お気に入りレーベルになりそうな予感がします。
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有川さんの作品だ、と勢いこんで買ったはいいものの、ちょっと肩透かしをくらった気分。
物語とキャラクターが上滑りしていて中途半端な印象。
せっかく魅力的なキャラばっかりなので、もっと掘り下げてもいいのに、ちょっともったいない。
司と巧と千歳、物語の焦点をどこに絞ろうか迷っているうちに物語が終わってしまったみたいな…
誰の視点なのかはっきりしない文も多いし。
続編が出るといーなと期待。
巧の脚本て、こんな感じなんだろうな。
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超赤字の劇団の主催であり、才能もそこそこある脚本家の春川巧は、小さい頃から典型的ないじめられっ子で劇団だけが唯一輝ける場所でもあった。心を開ける兄・司は父と同じように堕落した人生を歩むのではないかと心配し、巧が劇団シアターフラッグに所属し続けることに反対。300万を貸す代わりに、二年でそれを返せと宣告され、劇団はディープインパクト羽田千歳と鉄血宰相司を迎え、新たな節目を迎えようとしていた・・・。シアターフラッグは困難を乗り越え目標の300万を稼ぎ出せるのか?!
好きな作家さんだし、ストーリーもテンポよくて好き。だけど何かが足りない。それは何かなと考えて思い当たったのは、入り込めないということでした。登場人物にお気に入りがいない。強いて言えば牧子さんが好きだけど、そこまで共感できるほど出番も少ないし。主役もイマイチ誰なのか分からないほどに薄く、ラストも想像できる形ではあるけれどきちんと終わって欲しかった。もったいないなぁというのが正直な感想です。ただ話自体は珍しいし、劇団への興味は湧く。続編が読みたくなってしまうのは仕方ないのかなぁ。
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やっぱり面白い!!
有川先生の作品としてはラブこめ度はかなり低い
ラブコメが苦手な方でも安心して読める作品ですね
劇団の裏側のお話ですが、劇団に関する知識がなくてもすんなりと読めます
司兄ちゃんが素敵です!!
弟に劇団を辞めさせようとしているのだけど、結局応援してしまっている。
ブラコン兄ちゃんです
2年間で300万の借金を兄に帰す為に奮闘する弟・巧主催の『シアターフラッグ』の続きが気になります!
ぜひ、続編が読みたいです!!(とくに2年後、劇団がどうなっているのかが気になる…)
千歳、司、巧の三角関係(いや、牧子たちを絡めると複雑な関係だな…)がどのような形になるのかも気になるな~
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続きが観たいようなこのままで良いような
有川さんにしてはは社会切りがさほどではなく感じたけど、それでも演劇界への刺しっぷりが清々しい(笑)
世界を創る人たちの中で唯一作らない兄の視点が見事。社会、経済活動の輪、表現する事、身近な距離感のまま同じ土俵で描かれることはそういやあんま見た事なかったなと思った
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有川浩の新刊
小劇団物はかくあれど、作者が劇団にかかわっていないで書かれるのは珍しいんじゃないだろうか
(後書きを読んで納得したけども)
主人公兄弟の兄貴があまりに少女マンガの王子役っぽいところが気になったが(スーパーマン過ぎる)それ以外は非常に読みやすいし面白い。劇の内容に踏み込みすぎずに書ききってる。
恋愛物になりそうなところを良く踏ん張ったという感じ。続編とかいらないよー
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1日で読んでしまった。やっぱりおもしろいぞ、有川浩。
ただ、兄のほうの設定とか言葉遣いとか、どっかでみたことあるような、ワンパターンな気がしなくもない。
でも、おもしろかったからいいんだけど。
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シアターフラッグの存亡を賭けた2年間で300万円の大勝負!
ひとつのものを一緒につくりだそうとする劇団員たちの熱っぽさ、ダメなままで甘えることを許さない爽やかな厳しさ。
有川さんの作品らしい、意気があがる、わくわくしてサックリ読めるお話でした。
ラブコメ要素はないのは寂しいですが、一方通行な恋の矢印がちらほら。先が読みたいような気がしないでもないが、このまま妄想を含ませたまま終わりの方向でお願いしたい。…続きが出たら買ってしまうとは思うけど。
私は兄さんは別に鉄血でないと思う。血の通った正しさだと思うし、むしろ団員たちが甘すぎじゃないの?と。それは、私が夢を追う人じゃないからなのか…。
とりあえず、そんな兄ちゃんが好き。あと、有川さんの話は女性陣がいいです。母と牧子が男前的なかっこよさ!あんまりでてないけど、リアリストがチラッと見えるゆかりも好きだなぁ。
気になるのは、モノローグが突然入ったうえに誰のものかはっきりしない箇所があること。有川作品の特性で状況的にこのひとだろうなとわかるけど、図書館戦争のように勢いでがーっといけるものでないのでちょっと善処が必要な気はします。
「軽い、薄っぺらい」というシアターフラッグに対する評価はそのまま有川浩の作品(及びライトノベル)に対する凝り固まったネガティブな評価のひとつ。私はそういった有川さんの小説は大好きですが、そういった評価に見事に風穴を開けたんじゃないかな?
面白いものは面白い。それでいいんだと思うのです。