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257 夢のスイッチ 渡邉美樹 2009 1216/2010 1101 209P
夢を持たなくたって生きていける
夢がないから 死んじゃったということは聞いたことがありません
夢がなくても 生きている人はたくさんいます
ただ一つ
夢を持つと今日が楽しくなる ということです
ワクワクすることをイメージする
知ることは 好きでいることの深さに及ばない
さらに好きでいることは それを楽しむことの奥深さには及ばない
夢にはお金がふくまれていてもいい
失敗や挫折は夢の入り口
4店舗目を出店したとき 1億円近い借金をしてオープンしたにも関わらず
赤字がかさむばかりで返済の目処はたたなくなり
愛想がよかった銀行の支店長は一転して会ってもくれなくなり
変わりに応対した 融資部長からは
「あなたは しょせん3店舗までの器だったんだ」
と言われた くやしくて 涙を流しました
そんな私に 取引のある酒屋さんが なんの保証もなく2000万円貸してくれた
「あなたは こんなところでつぶれる男じゃないよ」
そう言って手をさしのべてくれたのです
私はこの経験で「感謝」のより深い意味を知り たくさんの人の助けがあったからこそ
困難を切り抜けてこられたのだ と理解しています
失敗したときは
「ちょっと寄り道したけど その教訓を次に生かそう」
と考えれば 失敗が失敗でなくなります
「あやまちをごまかして改めないことを『本当のあやまち』というのです」(孔子)
強い思いがあれば人生は変えられる
変えられるモノは 「意思」です
今の自分に100点をつけてあげよう
大切なのは それぞれに良いところを知り
それを活かすこと 他人と比べる必要なんてない
みんなと違うからこそすばらしいのです
松下幸之助さん
学歴がなかったこと 体が弱かったこと 家が貧乏だったこと
学歴がなかったから 知識が少なかった でもだからこそ
誰に対しても聞く耳が持てたし 何事にも感心できた
体が弱かったからこそ 人の能力を信じて 人の能力を信じて
人に任せることができた
貧乏だったからこそ 一生懸命働こうと思ったし わずかな給料でも感謝できた
きみ自身と未来をかえることができるツール それが「夢」です
自分の未来にワクワクしよう
勇気を出して夢を宣言してみよう
そうはいっても やっぱり今はまだ自分の夢を宣言できない
という人は まずは夢に向かって進んでいる人を 見守り 励ましてみましょう
人はがんばっている人を見ると 自分もがんばってみたくなるものです
人を応援することで 自分自身にも エネルギーが湧いてきます
人を励ますことも 実は自分の夢を実現するためのコツです
宣言できた人は どんどん周りに経過を報告することです
前進している姿を多くの人に見せるのです
最高の今日を予習する
夢を叶えるためのちょっとしたコツ
「毎日 日記をつけて 一日を振り返りましょう」
夢が実現できるかどうかは 日々の習慣にかかっているのです
前日の夜に 一日を予習する
一日を生きる
その日の夜に一日を振り返る ことで 一日を3回生きることになります
事前のイメージは 現実に対応する「予行練習(予習)」です
現実がイメージに近づけば 練習通りに振る舞えばいい
もしイレギュラーな事態がおこっても 基本的な態度がきまっていれば
その一部を変化させればいい
もういいや を捨てる
数字の目標を決めたら あとは淡々と行動すればいい
何度もイメージを繰り返したステキな自分
そのときの自分の状態を数値化しましょう
それが決まれば そのために何をする必要があるかを考える
日割りで やることを決め あとは 淡々と実行していくだけ
実現までの過程では いろんな誘惑があると思います
時には意志の力を総動員して 抑制しなければならない時もあるでしょう
そんな時に使うのが 想像力
誘惑に負けそうな時は イメージした自分のことを考えてください
ステキな自分です 今我慢すれば ステキな自分に近づけるのです
こうなりたいな あんなことがしてみたいな と思ったら
まずはイメージすること できるだけ細部まで想像して欲しい
ゴールのイメージは 鮮明なカラーで
夢実現の3つのアイテム
スケジュール帳
夢カード(夢を書き込んだカード)
日記
何度も何度も イメージをくり返すから ひらめきが起こるのです
夢と現実とに差がうまれると グレーになります
そこを何度も何度もイメージし カラーの映像とするのです
問題は 解決法 解決策を考えることで すっきりする
毎日をリセットして 感謝して終える
自信には二通りあります
一つは
小さな経験を積み重ねることで得る自信
もう一つは
思いこみの自信
さして根拠がなくても 「自分にはきっとできる」と信じてチャレンジし
当然ながら厳しい現実にぶち当たるけど それをなんとかクリアし
少しずつ根拠のある 本当の自信が身についていきます
あきらめなければ終わらない
心の中の魔法の扉
なんでも「~で良かった」で終わらせること
思考にプラス癖をつけるのです
自分を見てあげること
落ちこみそうだな というのは 風邪をひきそうだな と同じ様なこと
落ちこむまえに 落ちこみそうな状態に気づき対応する
気持 顔の表情などでチェック
自分にあるもの を数える ポジティブな気持にする
心を常にリセットすること
日記を付けることで その日一日を振り返り 反省することで
一日を完全にリセットしています
会いたい人に会おう
本当に会いたい人とは
会うべき時に 必然的に会えるモノ
全体の雰囲気は 細部によって成り立っています
清潔さは 各部 それぞれがキレイだから でるのです
身だしなみには 人格が表れます
夢は「叶える」ことではなく「追いかける」ことで輝くものです
夢を叶えようと必死に努力する中で 心が磨かれ 成長することに価値があります
人生はプロセスことが全て
プロセスの中にこそ 真実があるのです
大切なのは 過去でも未来でもなく
今 この瞬間を生きているきみ自身です
100分の1でもいいから 人の幸せを願う
善友(ぜんう)
正しい道理を教え 導いてくれる人のこと
助け合い 励まし合っていく仲間をさす言葉です
夢七カ条
1強く思うことを夢とする
1思い浮かべる時 心が温かくなるような事を夢とする
1夢に日付を入れる
1夢へのプロセスの中で 反省と計画修正をくり返す
1強くイメージし続ける
1絶対にあきらめない
1運をよくする
運をよくするには
「ここに神様がいる」と思う事です
周りにだれもいなくても 神様はそこにいて きみを見て 応援しています
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渡邊美樹さんは普段の語り口も素晴らしく説得力があり、思いやりに溢れていますが、著書もそんな感じです。熱い人だけど、決して勘違いな人じゃない。実力と、キレイな意志を持った人だなあと思います。
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夢見る良さを熱く語っている本。
夢を実現するには、なるべる詳細にイメージすることが大切だと学べた。
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「会いたい人に会いなさい。会うべき時に会いなさい。会いたくない人には無理して会うのはやめることだ。人間は孤独の中でしか成長しないのだから。」この一節が、とても印象的であった。
自分がワクワクする夢をたくさん想い描いていきたい!
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読みやすくて読後の爽快感がある。夢は自分の中で大切に育てていこうと改めて思った。今後、行動できる今の環境に感謝。
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言わずと知れたワタミ会長の著作です☆
完全なバリバリ自己啓発本ですが、本書に書かれている夢手帳は自分に響くものがありますた。
総じて感じた感想は、ワクワクした将来のイメージをどれだけ具体的に描けるかが、自己の継続力に表れると思いますた。
どこにでもあるビジネス自己啓発本と同じだろという意見もあると思いますが、、、
僕はかなり実践の価値がある一冊だと思います☆
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新しい氣づきを得たくて読書。
政治家になってしまった著者。結果、影が薄くなってしまったような氣がする。まだ政治家としての成果を出していないので今後に期待したいところだ。
夢と目標は違う。
夢はワクワクするもの。カラーでイメージする。達成から逆算して行動や過程を考える。
今、ワクワクするものって何だろう。意外と多い。
今年後半は、古典を読みたい。
未完成になっているまる現マップを完成させる。
読書時間:約40分
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和民の渡邉氏の本。「夢なんか追わなくてもいい─」という帯のキャッチに惹かれて購入。といっても書かれているのは夢を叶えるための方法だったりする。
この本を読んでしっくり来たのが,「夢」といった瞬間にすごい何かを想像しないといけないような気がしてしまうんだけど,そうではなくて,はじめは満足できないようなことからスタートすれば十分だということ。本で夢を語る人は壮大なことを成し遂げたからすごいのであって,小さなところから育てていけばいい(そして都知事になるとか…)。
そして,読んでいて励まされてくる読後感もなかなかいい一冊だ。