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サンティアゴ巡礼って何?という人にもわかりやすく、カラー写真豊富で楽しめる1冊。フランス側ヴェズレーからピレネーを超えスペインに入り、終着点サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの名所が紹介されている。監修が日本カミーノ・デ・サンティアゴ(サンティアゴ巡礼)友の会で、巻末には日程別おすすめルートや荷物の準備・宿泊等の巡礼のための情報も載っていて、読んでいるだけで行ってみたいという気にさせられる。友の会発行の公式ガイドブックは『聖地サンティアゴ巡礼 世界遺産を歩く旅』(ダイアモンド社)
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日本と違う巡礼のあり方。昼には、到着。ワインを飲み、語らい、調子が悪い時は、タクシーを使う。荷物も持ちたくないなら、送って貰う。修行のような巡礼もありだが、こんな巡礼イイ。誰でも行ける。いや、誰でもは、無理か。
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スペインの世界遺産、カミーノ・デ・サンディアゴの巡礼の本はいくつもあれど、旅行記的なものが多い中、これは、旅行記であり、体験記であり、写真集であり、how to本でもあります。
写真がどれも美しく、巡礼路に沿った教会・聖堂・寺院・修道院等がそれぞれに個性を放っているのが素晴らしく、巡礼者たちの写真もとても雰囲気が出ています。
後半には実際に巡礼に行った方々の旅行記があり、徒歩あり、自転車あり、バスあり、何年かかけて数回に分けての徒歩あり、と色々な巡礼スタイルが紹介されていて、体験のおすそ分けをもらった気分です。
長距離を黙々と進む中、人は自分と向き合い、一期一会を楽しみ、様々な価値観を知り、この旅により、自身が何らかの成長をされているようです。
これを経験したら自分の中でも何かが変わったり、捨てたり、生まれたりするのだろうか。
過酷だと思うけれど、時間と環境が許せば、いつか自分も挑戦してみたい旅です。
2019/02/18
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ちょっとデータは古いが、痒いところに手が届いた。来年挑戦してみたいと夢想しているが、どうなることやら。とりあえず英会話聞きながら1日20キロを1週間続けてみないことには話にならないか…。その上で、省力化考えぜひ実現させるぞ!