投稿元:
レビューを見る
海と山に囲まれた、風光明媚な街、蝦蟇倉。この街ではなぜか年間平均十五件もの不可能犯罪が起こるという。自殺の名所に、怪しげな新興宗教や謎の相談屋。不可能犯罪専門の刑事や、とんでもない市長、そして無価値な置物を要求する脅迫者―。様々な不可思議に包まれた街・蝦蟇倉へようこそ!今注目の作家たちが、全員で作り上げた架空の街を舞台に描く、超豪華競作アンソロジー第一弾。
《ブックデータベース より》
①『弓投げの崖を見てはいけない』道尾秀介
弓投げの崖近くのトンネルで起こった車の事故で、かけがえのない家族を亡くした弓子。
傷心の彼女を言葉巧みに勧誘し入会を迫る新興宗教団体、心配して訪ねる刑事、そして…。
②『浜田少年ホントスカ』伊坂幸太郎
スーパーの無駄に広い駐車場の片隅で営まれる“相談屋”。
蝦蟇倉へやってきた僕は、何故かそこでアシスタントをする羽目に。
③『不可能犯罪係自身の事件』大山誠一郎
頻発する不可能犯罪に立ち向かうため、不可能犯罪係へ助言をしていた博士が、なんと殺人事件の容疑者に!?
10年前の未解決事件も絡んで、さらに事態はややこしくなって…。
④『大黒天』福田栄一
祖母の営む老舗和菓子屋から、財産価値は全くない大黒様の置物を奪われた。
ショックを受け、気落ちした彼女のためにも、大黒様を取り返さねば!と、姉と僕は立ちあがった。
⑤『Gカップ・フェイント』伯方雪日
新市長はおかしい!
自分の名を冠したホテルを建て、元レスラーの経歴を生かし、世界中から格闘家を集めて格闘大会を開くという。
だが大会当日市長の幼なじみが殺された。
《2009年2月3日 読了》
投稿元:
レビューを見る
今、注目の伊坂・道尾など70年代生まれの作家が、
蝦蟇倉市を舞台に、それぞれの作風で物語を披露している。
「不可能犯罪にあう=交通事故にあう」とう感覚の蝦蟇倉市民・・・住みたくない(笑)
作品ごとに個性的なキャラがいて、とても楽しめた。
特に伊坂幸太郎「浜田青年ホントスカ」は面白かった。
投稿元:
レビューを見る
伊坂幸太郎、大山誠一郎、伯方雪日、
福田栄一、道尾秀介の人気作家さん達による
企画ものの短編連作。
蝦蟇倉市という架空の街で起こる不思議で
不可能で不可能犯罪ばかりが起こるという設定。
読み終わってみれば、それぞれの事件同士が
少ーしリンクしてたりして面白く興味深いんですが
そのリンクや繋がり自体はさして重要ではなく、
最後に付け足ししたかの様な程度なのが、残念。
皆さん人気作家さんだし、仕方がないのかもですが...。
2巻の発行も今月に控えてるんで、もしかしたら更に
展開があったり、今作の仕掛けが潜んでるのかも...とは
期待しちゃいます。
ミステリ的には伯方作品が超バカバカしいトリックも
含め、ギリギリのラインで楽しめましたね。この高校生を
主人公にして別の作品を是非読ませて欲しいっす!
投稿元:
レビューを見る
海と山に囲まれた、風光明媚な街、蝦蟇倉。この街ではなぜか年間平均十五件もの不可能犯罪が起こるという。自殺の名所に、怪しげな新興宗教や謎の相談屋。不可能犯罪専門の刑事や、とんでもない市長、そして無価値な置物を要求する脅迫者―。様々な不可思議に包まれた街・蝦蟇倉へようこそ!今注目の作家たちが、全員で作り上げた架空の街を舞台に描く、超豪華競作アンソロジー第一弾。
投稿元:
レビューを見る
伊坂氏の短編に惹かれて。。。思ったほど引き込まれなかったけれど、2巻も読んでみたいです。道尾氏の話が一番面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
架空の街である蝦蟇倉市を舞台にしたアンソロジー。企画自体はおもしろいんだけど、全体的に小粒な印象。それでも、やっぱり道尾秀介は良いな。
投稿元:
レビューを見る
蝦蟇倉市事件1です。
この作品は、1と2があり11人の1970年代生まれの作家さんが蝦蟇倉市を舞台にしたミステリーをつなげていきます。
1は、道尾秀介さん・伊坂幸太郎さん・大山誠一郎さん・福田栄一さん・伯方雪日さんの5人のリレー!
少しずつお話同士につながりがあります。もうすこしリンクしてもおもろかったと思うんだけど・・・
道尾さんさすがなお話作りなんですが闇がまとわりつくような重さと暗さはやっぱ苦手だった^^;
伊坂さんやっぱ好き~!えぐいことをさらりと書けるのはさすがです。
大山さんは、殺しの方法が破綻してる気がしてちょい残念でした。
福田さんは、家族のつながり、姉弟の掛け合いがなんかいい感じでした。
伯方さんは、ちょっと展開が強引な気も・・・
全体を通してはおもろい企画でした!
さあ2も読もうっと(笑)
投稿元:
レビューを見る
道尾の1話目「弓投げの崖を見てはいけない」の結末がどうしても腑に落ちず、そのおかげで他の4作も読み込めませんでした。道尾さん、提示されているヒントだけから判断するのは難しいんじゃないでしょうか。ちなみに、P69の七時二十五分は六時五十八分の誤植です。いっそ七時二十五分だったら1人しかあり得ないんだけどなぁ…。
投稿元:
レビューを見る
蝦蟇倉市に起こる事件の数々を5人の作家が書き綴っている
道尾さんはさすがにうまい。末尾コメントを読み、何度も読み返してしまった。
伊坂さんも独自の力をフッと抜いたような作風はさすが。
他の三人は初めてだったが、最初に道尾・伊坂と続いた後ではちょっと物足りなさが否めない
投稿元:
レビューを見る
アンソロジーって今まであまり響くことがなかったんですが、これは面白かったー!個人的に、作家さん自身が楽しんで書いてるのが伝わってくる作品が大好きなのですが、これはまさにそういう一冊でした。アンソロジーだからこそ出来る実験的なアクションが活きてて、とても楽しめました。
伊坂ファンとしては、ついに他の作家さんともリンク!と興奮しました(笑
投稿元:
レビューを見る
豪華なアンソロですね…!
架空の町、蝦蟇倉市を舞台にした不可思議な事件の数々。
伊坂さんの「浜田少年ほんとすか」が好きだなあ。
投稿元:
レビューを見る
海と山に囲まれた、風光明媚な街、蝦蟇倉。
自殺の名所に、怪しげな新興宗教や謎の相談屋、不可能犯罪専門の刑事や、とんでもない市長、そして無価値な置物を要求する脅迫者―。
様々な不可思議に包まれた街・蝦蟇倉へようこそ!
今注目の作家たちが、全員で作り上げた架空の街を舞台に描く、超豪華競作アンソロジー第一弾。
作家さん方が架空の街「蝦蟇倉」を舞台に、楽しそうに作品を描いています。
投稿元:
レビューを見る
伊坂さんファンのため伊坂さんから読み始めたら、道尾さんを読まないと楽しめないところがあったので、順番通りに読めばよかった・・・。伏線が魅力のひとつなのにねぇ。でもお話は伊坂さんらしく個性的で軽妙で面白かったです。
ただ短編だったからちょっと物足りなくて☆3つにしました。
投稿元:
レビューを見る
「蝦蟇倉市事件1」 道尾秀介さん、伊坂幸太郎さん、大山誠一郎さん、福田栄一さん、伯方雪日さん アンソロジー
海と山に囲まれた、風光明媚な街、蝦蟇倉。この街ではなぜか年間平均十五件もの不可能犯罪が起こるという。自殺の名所に、怪しげな新興宗教や謎の相談屋。不可能犯罪専門の刑事や、とんでもない市長、そして無価値な置物を要求する脅迫者―。様々な不可思議に包まれた街・蝦蟇倉へようこそ!今注目の作家たちが、全員で作り上げた架空の街を舞台に描く、超豪華競作アンソロジー第一弾。 (「Book」データベースより)
5人の作家さんのアンソロジー。
蝦蟇倉市という一つの町を舞台に、いろんな作家さんがいろんな事件を書かれているのですが・・・・面白いのですが、いまひとつ繋がりが・・・・・
せっかくなので、町だけじゃなくて、いろんな繋がりがあるとさらに面白いと思うのですが・・・・
お初の作家さんが3名。大山さん、福田さん、伯方さん。
それぞれに個性があったような気がします(お初の作家さんはよくわかりませんが・・・・)
第2弾もでているようなので、図書館に入ったら読みたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
いやー道尾さん伊坂さんのつながりとかよかった。
やっぱうまい。
くぅ~っていう感じでした。
なんか描いてる人達がワクワクしてるのが伝わってくる感じで読んでるほうも面白かった。
早く、お母さん、二巻も読み終わってくれないかなー。