投稿元:
レビューを見る
原始の人は、ある部分については、細部まで記憶しているが全体をあまり見ることができなかった。
現代の人は、その能力が退化する替わりに、抽象化・全体を見る能力がみについた。
写経・素読は、文章の「型」を覚えるトレーニング。
「型」を共有することで、共通言語でコミュニケーションが円滑に取れる。
1時間に1枚400文字×10枚=4000文字の原稿を書き上げる。【指標】
調べものは事前に済ませてから書き始める。書く思考が「調べる」行為で中断されるのを防止する。
借り物の言葉で書かないためにも必要。
脳は、1時間以上集中することが苦手。
短時間で達成感を感じて作業を行うことは、得意。
5分検索→書き込み55分=60分の繰り返し
検索力=雑学能力=適正な検索キーワードの抽出能力
「推論」「仮定」「アプローチ」「結論」しっかり構成を立てる。
読み手と前提条件から合致していない場合が多い。
それでは、相手に理解はされない。
文章表現を向上させるには、人生そのものを充実させる。
書くことが、わからない場合は、とにかく何でもいいから「書き始める」。
書き始めることで、新しい気づきが促される。
現代人は、インターネットによる情報入力過多。消化不良。
アウトプットしないとバランスが悪い。
事業を興すことでもっとも大切なことは、その事業活動で世の中の何が変わるかを意識すること。
社長になりたい。金持ちになりたいなど動機では長続きしない。
しかし、企業活動の源泉、資本があることが前提にはなる。
日本語脳と英語脳は、違う部分に格納される。
辞書を引く行為は、それぞれの部分を行き来することと同じ。
レスポンスが悪くなる。本来の脳の動きではない。
「リスニング」は、興味がある発話音を聞くこと。
興味をもって次に何が発話されるかを予測しながら聞くこと。
母国語なら、無意識に実行している行為。
対象への興味・愛着は、結果行動の質を高める。
すべてにおける因果関係。
感動したことを英語で書く習慣をつける。日記をつける。
英語は、「So What?」(だから、なんなんだ?)
を強く聞かれる文化圏。ロジカル体質になる習慣が身に着く。
投稿元:
レビューを見る
大好きな茂木さんの脳シリーズ。
今までのシリーズ3冊が具体的、実践的だったからこそ、今回はちょっと残念。
具体性に欠けていた気がします。
概念的なことが書かれているから、またいつか読み直すかも?っていう参考文献にはなるかもね。
投稿元:
レビューを見る
88ページのエピソードが意味不明。著者の住んでいた地域では、午前六時までにポストに郵便物を投函すると、投函日前日の消印が押される習慣があったらしい。そんなことってあったの?そんなことしたら消印の意味がないじゃん。おそらく20年以上前の話だろうから、世の中がおおらかだったからなのかもしれない。でも同じ頁に、朝の六時にバイクで郵便屋さんがポストの郵便物を集めに来てるって書いてあった。おおらかな時代に、郵便屋さんが朝の六時前からバイクで郵便集めに来るか?新聞配達じゃないだろうに。これは本当の話なのか?くさすつもりはない。本書は色々参考になった。特に「一晩原稿60枚!」は必ず明日から実行に移す!ただ、このエピソード、本当にこんな時代があったのか?あったのかも知れない。真偽を知りたい。ぜひ!
投稿元:
レビューを見る
茂木さんの最新本。話す・書くといったアウトプット能力をいかに高めるかが自らの課題であり、そのヒントとなればと購入。特に脳との関連に興味があったため。
随所にヒントとなる記述はあったものの期待が高かったが故にやや物足りなさを感じた。本の中にもアウトプットのやり方としてその旨の記載があったが一気に短時間で書いた印象。思いついたことをそのまま記述しているようで、あまり著者の主張が体系立って構成されていない。
ただ、読みやすい本であり、「何か一つでもヒントになれば」という程度で購入するのであれば、価値はあると思う。
なるほどなぁと思った箇所は。。。
投稿元:
レビューを見る
茂木ワールド全開!
分かりやすく的確な表現と内容で非常に読みやすい。
体験談をもとに組み立てられているのも分かりやすい理由の一つ。
それと著者の薦める和書・洋書も要チェックだ。
「ディテール脳」と「コンセプト脳」をバランス良く操ることができるよう日々精進すべし。天才になるために…
投稿元:
レビューを見る
「人の心を動かすのは、文体ではなく『熱』である」というのが少し衝撃だった。いわゆる文法を気にしすぎて筆が進まなかった自分に勇気をくれた。また、「英語のシャワーを浴びる」という感覚に出会えたことは良かったと思う。
投稿元:
レビューを見る
茂木さんの本は読みやすく、やる気が出ます。その理由が分かった気がします。答えは本の中に書いてありました。
日本語力の向上、英語習得の有用な方法を、脳科学の観点と茂木さんの体験から解説した本です。
言語を中心に書かれていますが、学ぶこと全てに当てはまることが多いです。茂木さんならではの造語も分かりやすく、行動に移してみよう、という気になります。
茂木さんが使って見て実際に良かった素材も惜しげもなく公開されています。
投稿元:
レビューを見る
一日中勉強したり,研究に没頭したりすると
頭がぼーっとする.なんでだろう?
日頃感じていたそんな疑問に対して,
この本から答えを見つけられたように思います.
ハウツー本として役に立ったというよりも,
茂木さんの考えていることや
経験してきたことが知れて面白かったです.
最初のほうで述べられていた「コンセプト脳」と「ディテール脳」について,
後半ほとんど触れられていなかったのが個人的には少し残念でした.
もう少し突っ込んで,学習と絡めた話を読みたかったです.
投稿元:
レビューを見る
逆境こそが学びのチャンス
明日からの習慣にしたいことを列挙しておく
【読書力】
・難しい本を読む
・興味がない分野の本でも一冊読みとおしてみる
・憧れの作家を持つ
・読書で自分の古典を見つける
【文章力】
・圧倒的な量を書いて練習する。練習すれば必ず上達する
・1時間に400字詰め原稿用紙10枚を書きあげる練習をする
・それを50回繰り返す
・最初の5分で検索し、残り25分で一心不乱に書きあげる
・「早すぎる自伝」を書く
・「本当にそうか?」「別の視点もあるのではないか」と囁く
・言葉を充実させたいなら、人生を充実させる
・好きな作家の文章を自筆で書き写してみる
・書くことで脳が整理され、アイディアが見つかる
【話す力】
・周辺視野に目を配る
・パーティーでは意識して自分の専門外の話をする(社交)
・自分と世界に向けた問いを持つ
・ビジョンを言葉で放つ
【リーディング力】
・原書を辞書なしで読み進める
・自分の興味、特技、関心事を英語学習に活かす
【リスニング力】
・興味のあるものを聴く
・you tube、ustreamで生の現場に自分を慣らす
・聴いたあとに自分は何を発言しようか、という心構えで聴く
【スピーキング力】
・自分の声を録音して聴く
・くだらないことを英語で話してみる
【ライティング力】
・感動したことを英語で書く
・最低限の文法さえ守っていればいい
・「Shimbashi is office worker's paradise.」「So what?」
「So I frequent the place」「So what?」これを続けて書いていく
・ブログを英語で書く
投稿元:
レビューを見る
学習法としては、茂木先生らしく”脳”を主体に書かれていて非常に読みやすかった。
しかし、若干茂木先生だからできるんじゃない?一般人には難しいんでは・・・って内容もあった。
投稿元:
レビューを見る
タイトルどおり、読む、書く、話すについての茂木さんの方法が具体的にかかれてあり、参考になる。後半の英語に関する考察もいい。
投稿元:
レビューを見る
最近ではバラエティでもおなじみな茂木健一郎氏の本。
Japanese sectionとEnglish sectionに分かれているけど、日本語と英語それぞれでの読み、書き、話す、英語では聴くも、での頭の使い方を解説。
茂木氏は反速読派のようだ。書くのと同じスピードで読んだほうがいいと主張する。また、やさしい本よりも難しい本を読む方が脳のためにはいいとのこと。筋力トレーニングの負荷みたいなものだろうか。脳も超回復とかするのかな?
他の勉強本の著者との共通点はインプットだけでなくアウトプットも出したほうがよいとのこと。
投稿元:
レビューを見る
何度も読まないと頭に入り込まないかと思って読み直している。話すことが苦手なので、そこを先生に習っているつもりで。
投稿元:
レビューを見る
238 読む書く話す 脳活用術 茂木健一郎 2010 0129/2010 0914 245P
ディテール脳
物事の詳細を把握する能力
コンセプト脳
全体像の概要を俯瞰する能力
天才は この二つの脳を 同時にもっている
言葉の上級者は 部分と全体 両方をもっている
欲しい脳があれば
1日16時間 ずっと その課題をやっていればいい
難しい本を読むというのは 脳に負荷をかけること
脳を鍛えるには 難しい本を 適度に読むことが必要
脳は 大きな目標を一度に達成するよりも
目標を細切れにして 階段を一段ずつ上っていくことで成長します
少しずつでも 続けることが大事
同じ本をくり返し読む
ディテール脳を鍛えるためには
1読書に熱中する体験を積み重ねていくこと
2書くスピードに近い速度で読むこと
3同じテキストをくり返し読むこと
どこで役に立つかわからないのが 教養
島田雅彦 夏目漱石
語彙の豊富さ 圧倒的な量をかきこなす
文章は 練習すれば するだけ 必ず上達するモノです
圧倒的な量を 書いて練習する
1時間に 400字原稿用紙 10枚を 書き上げる練習をする
新聞や雑誌の記事を書くつもりで 自分なりにテーマについて書いてみたり
自分で小説や随筆を書いてみるのもよいでしょう
とにかく量とスピードを重視した練習をして下さい
人の心を動かすのは 文体ではなく「熱」である
調べ物は 事前に済ませてから書き始める
文書は 書き手の人生をそのまま表します
言葉を充実させたいのであれば 人生を充実させなくてはなりません
文章表現そのものを 底上げしたいのであれば
人生そのものを引き上げなくては ならないからです
好きな作家の文章を自筆で書き写して 脳を鍛える
自分の内面にあるものは出力してみないとわからない
脳はそういうつくりになっています
人間は無意識の中には あまりにも膨大な情報があるので
それらすべてに意識がアクセスすることはできないのです
しかし 書いているうちに次第に 頭の情報が処理されていき
今もっとも必要なアイデアは何なのかということが 自ずと判明してくる
その処理に必要なのが 書くという動作なのです。
とにかく出力し続けるということが 大切です
話す力
脳は ノイズや ゆらぎを非常に大事にして働いています
人生の「不確実性」としてのゆらぎの最たる例が 会話です
人としての興味が 話すエネルギーになる
自分の頭の中を整理するためにも 積極的に人と話すことが有効な手段なのです
会話とは 「共有したい 分かち合いたい」という願うところからきています
理性と感情で判断してこそ 言葉が熱を帯びる
英語習得
英語のエピ���ードを 丸々覚えてみる
体験を言葉にして覚える
要するに 英作文とは「So what?」 の世界
だから 何なのか
投稿元:
レビューを見る
短いですがこちらに書きました↓
http://esk.blog9.fc2.com/blog-entry-944.html
PHPさんのこれまでのシリーズの中で一番好きかもです。